Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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21.1 設計方法
JMSの利用目的に応じて次のように設計します。
- メッセージが宛先に到達すると、自動で処理したい場合
Message Listenerを使用します。
- Publish/Subscribeメッセージングモデルにおいて、受信を行うJMSアプリケーションが停止中に配信されたメッセージを受信したい場合
Durable Subscription機能を使用します。
- メッセージの欠落を防止したい場合
メッセージの不揮発化機能とローカルトランザクション機能を使用します。
- メッセージの処理とデータベースの処理を一貫して保証したい場合
グローバルトランザクション機能を使用します。
- 受信アプリケーションが興味のある情報のみを取得したい場合
メッセージセレクタ機能を使用します。
- 資源削減のため、送信拠点/受信拠点毎にチャネルを作成しない場合
メッセージセレクタ機能を使用します。
- 送信拠点/受信拠点が頻繁に変更されるシステム形態であり、その変更の度にイベントサービスの環境変更をしたくない場合
メッセージセレクタ機能を使用します。
- Point-To-Pointメッセージングモデルにおいて、キューに蓄積されているメッセージを参照したい場合
キューブラウザ機能を使用します。
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