Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第5部 JMS編> 第20章 Interstage JMSの環境設定

20.2 JMSアプリケーション運用マシンの環境設定

 ここでは、JMSアプリケーションの運用を行うマシンの環境設定について説明します。

 ユーザがJMSアプリケーションを運用するためには、次の定義が必要です。


 JMSアプリケーションの運用に必要なパス/クラスファイルが以下の環境変数に設定されていることを確認してください。(インストールパスはデフォルト)

注1)JDKが複数インストールされている場合は、使用するJDKのパスが有効になるよう設定してください。
注2)Windows(R) 9x、Windows(R) Meの場合は、インストール後の作業として、システム環境変数にPATH変数の設定を行う必要があります。
注3)JDK1.3を使用する場合は、以下のクラスファイルを設定します。
  ODjava2.jar
注4)Interstageのクライアント機能がインストールされている場合は、以下のクラスファイルを設定します。
  C:\Interstage\ODWIN\etc\Class\esnotifyjava4.jar
注5)JDK1.3を使用する場合は、以下のクラスファイルを設定します。
  esnotifyjava2.jar
注6)グローバルトランザクション機能を使用する時に必要となります。
注7)Interstageのクライアント機能がインストールされている場合は、データベース連携サービスがインストールされたホストから取り出す必要があります。
注8)LD_LIBRARY_PATH に /opt/FSUNod/lib/nt を指定しないでください。指定した場合にはJMSは動作しません。
注9)LD_LIBRARY_PATH に /opt/FJSVod/lib/nt を指定しないでください。指定した場合にはJMSは動作しません。

 使用するORBとしてCORBAサービス(ObjectDirector)が環境設定ファイルで指定されていることを確認してください。

 使用するORBを記述したテキストファイル(ファイル名:orb.properties)を作成し、Javaのシステムプロパティ“java.home”に設定されているディレクトリ配下のlibに格納してください。

 以下にorb.propertiesファイルの設定例を示します。

org.omg.CORBA.ORBClass=com.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.ORB
org.omg.CORBA.ORBSingletonClass=com.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.SingletonORB
javax.rmi.CORBA.StubClass=com.fujitsu.ObjectDirector.rmi.CORBA.StubDelegateImpl
javax.rmi.CORBA.UtilClass=com.fujitsu.ObjectDirector.rmi.CORBA.UtilDelegateImpl
javax.rmi.CORBA.PortableRemoteObjectClass=com.fujitsu.ObjectDirector.rmi.CORBA.PortableRemoteObjectDelegateImpl


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