Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第3部 EJB編> 第14章 EJBアプリケーションの呼出し方法> 14.5 トランザクションを使用する場合

14.5.3 トランザクション使用時の注意事項

 Session BeanからDB連携を行う場合、Session Beanの属性(STATEFUL、STATELESS)により注意すべき事項について説明します。

■ STATEFUL の場合

 1対1の対話の状態が保持される STATEFULの場合、ビジネスメソッドを越えてトランザクションの処理ができます。1トランザクション内で、複数メソッドの処理ができます。


 Entity Beanを使用する場合、EJBサービスが提供するトランザクション機能でトランザクションを開始していないと正しく動作しません。

■ STATELESS の場合

 1対1の対話の状態が保持されないSTATELESSの場合、いったんビジネスメソッドを抜けると、そのトランザクションを引き継いで処理を行うことができません。ビジネスメソッドを抜ける前にトランザクションが完結するようにしてください。
 1メソッドを1トランザクションで処理します。ビジネスメソッドを抜けたときにトランザクションが完結していない場合、トランザクションは自動的にロールバックされます。


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