Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第2部 Servlet/JSP編> 第7章 Webアプリケーションの開発> 7.5 Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)> 7.5.3 Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)のタグの詳細

7.5.3.4 フィルタクラス

 フィルタ機能を利用するには、“フィルタクラスの定義”と“フィルタクラスを適用する対象の定義”をします。ここでは、フィルタクラスの定義について説明します。
 フィルタクラスは、filterタグで定義します。
 設定したフィルタの初期値はjavax.servlet.FilterConfig.getInitParameter() メソッドで取り出すことができます。

■記述形式

------------------------------------------------------------------------------------
    <filter>
      <filter-name>name</filter-name>
      <filter-class>class</filter-class>
      <init-param>
        <param-name>name</param-name>
        <param-value>value</param-value>
      </init-param>
    </filter>
------------------------------------------------------------------------------------

■タグの内容

タグ名

説明

タグの
省略

複数の
指定

filter-name

フィルタクラスの別名です。
この名前を使用してfilter-mappingで定義したサーブレット名やURIパターンとマッチングされます。
名前を省略した場合はエラーにはなりませんが、本filterタグの定義は無効となります。

×

×

filter-class

マッピングするフィルタクラスの完全なクラス名を指定します。

×

×

init-param

初期化パラメタとして名前と値のペアをセットします。
パラメタが複数ある場合、パラメタごとに別々の<init-param>タグを使用します。

param-name

フィルタクラスの初期化パラメタの名前をセットします。
<init-param>タグを使用する場合、必須です。

×

×

param-value

フィルタクラスの初期化パラメタの値をセットします。
<init-param>タグを使用する場合、必須です。

×

×

■記述例

 “フィルタクラスを適用する対象”の記述例を参照してください。


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