Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第2部 Servlet/JSP編> 第7章 Webアプリケーションの開発> 7.4 Webアプリケーションの開発上の注意事項

7.4.4 HTTPエラーステータスコードに対するエラーページの指定について

 ここでは、HTTPエラーステータスコードに対するエラーページの指定箇所と使用されるエラーページについて説明します。

■HTTPエラーステータスコードに対するエラーページの指定箇所について

 HTTPエラーステータスコードに対するエラーページの指定箇所を以下に示します。

 どの指定箇所で指定したエラーページが使用されるかは、問題の発生箇所により異なります。必要に応じてエラーページの表示内容を変更または統一してください。

◆Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)

 <error-page>タグで指定します。指定方法については“Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)”を参照してください。
 本エラーページはWebアプリケーションで発生したHTTPエラーステータスコードに対して有効です。
 本エラーページが使用される場合、HTTPステータスコードは変更されません。例えばExceptionに対するerror-pageを設定した場合、HTTPステータスコードは、500となります。
 なお、Webブラウザにレスポンスヘッダが送信済みの場合は、送信済みの情報は取り戻すことはできないので、送信済みのHTTPステータスコードになります。

◆Webサーバの環境設定

 以下の場合は、Servletサービスに制御が渡らないためWebサーバの環境設定で指定したエラーページが使用されます。

■例

 以下のHTTPエラーステータスコードを例に、各指定箇所で指定したエラーページが使用される場合の説明をします。

◆HTTPエラーステータスコード 404(Not Found)

◆HTTPエラーステータスコード 500(Internal Server Error)


 Webブラウザの種類や設定によっては意図したエラーページが表示されず、Webブラウザで用意されたエラーページが表示されることがあります。
  例:Microsoft(R) Internet Explorer 5.x, 6.0
   「ツール」→「インターネット オプション」→「詳細設定」→「HTTP エラー メッセージを簡易表示する」が有効 (デフォルト値)の場合。


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