Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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4.10 名前変換機能
アプリケーションで指定するJNDIの名前と、運用環境の実名をマッピングする機能です。JNDIの名前と、運用環境の実名が異なる場合でも、名前変換機能を使用することでアプリケーションソースのJNDIの名前を変更することなく対応することができます。
- Webアプリケーション、EJBアプリケーションの場合、
名前変換は、モジュールごとに、Interstage管理コンソールの[ワークユニット] > “ワークユニット名” > “モジュール名” > [名前変換]タブで設定します。詳細は、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。
なお、interstage.xmlファイルを直接編集することもできます。interstage.xmlファイルは、以下に格納されます。interstage.xmlファイルの詳細は、“interstage.xmlファイル”を参照してください。
なお、ワークユニットが起動している状態で定義を変更した場合は、下記の操作により定義内容が有効になります。
- ワークユニットを再起動する
- Interstage管理コンソールの[ワークユニット] > “ワークユニット名” > [アプリケーション状態/配備解除]タブで配備モジュールを選択して再活性ボタンを押下する
- J2EE共通ディレクトリ\ijserver\[IJServer名]\apps\[モジュール名]\META-INF\interstage.xml
(J2EE共通ディレクトリのデフォルトは、C:\Interstage\J2EE\var\deployment です。)
- /opt/FJSVj2ee/var/deployment/ijserver/[IJServer名]/apps/[モジュール名]/META-INF/interstage.xml
- J2EEアプリケーションクライアントの場合、
名前変換ファイルを以下のディレクトリに配置し、環境プロパティでファイル名を指定します。名前変換ファイルの詳細は、“名前変換ファイル”を参照してください。
- C:\Interstage\J2EE\etc
- /etc/opt/FJSVj2ee/etc
new javax.naming.InitialContext(Hashtable environment)の引数environment、またはアプリケーション起動時のコマンドラインでの引数(-D)で、システム名(環境プロパティ:com.fujitsu.interstage.isas.SystemName)を指定する場合は、名前変換ファイルは以下に配置する必要があります。
/var/opt/FJSVisas/system/システム名/FJSVj2ee/etc/
- /etc/opt/FJSVj2ee/etc
deployment descriptorファイルに参照するオブジェクトの情報を記述しない場合、名前変換機能は使用できません。
- 4.10.1 名前変換ファイル
- 4.10.2 interstage.xmlファイル
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