Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第1部 J2EE共通編> 第2章 J2EEアプリケーションの設計> 2.2 J2EEアプリケーションが運用される環境(IJServer)

2.2.4 起動/停止の実行クラス

 IJServerの起動時や停止時に任意のJavaアプリケーションを呼び出すことができます。
 IJServerの起動時に呼び出すJavaアプリケーションを起動時実行クラスと呼び、IJServerの停止時に呼び出すJavaアプリケーションを停止時実行クラスと呼びます。
 実行クラスでは、IJServerやJava VMプロセス単位で一度だけ行う初期化や終了処理を実装することにより、以下のような処理に利用することができます。

 実行クラスを呼び出す契機は以下のとおりです。

■実行クラスの作成方法

 実行クラスを作成するために、特別なクラスやインタフェースを用意する必要はありません。
 以下の2つの条件を満たすJavaアプリケーションを作成してください。

 以下に、単純な実行クラスの例を示します。

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  package test;
  public class UserStartup{
    public static void main(String args[]){
      if(args.length == 1){
        System.out.println(args[0]);
      }
      //ユーザ実装をここに記述
    }
  }
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■実行クラスの登録方法

 実行クラスの登録は、以下に示す2つの設定をInterstage管理コンソールで行います。詳細はInterstage管理コンソールのヘルプを参照してください。

  1. 実行クラスの設定
    実行クラスの設定情報を登録します。
  2. クラスパスの設定
    実行クラスをワークユニットのクラスパスに設定します。


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