Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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2.1.2 4層モデル
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上図は4層モデルを示しています。これは大/中規模システムを構築するユーザ向けのモデルです。
このモデルでは、各層における役割分担が明確になります。通常クライアント層はWebのブラウザになります。プレゼンテーション層では、クライアントに対するビューの提供とクライアントからの要求をビジネスロジック層に引き渡す役割を担います。ビジネスロジック層では、プレゼンテーション層からの要求に応じてEIS層にあるリソースとのやり取りなどの固有ビジネスロジックを実行し、その結果をプレゼンテーション層に戻します。EIS層にはユーザの資産であるDBや既存システムが存在し、ビジネスロジック層からの利用を考慮して既存資産との接続を可能にするためのドライバプログラムなどの部品が提供されます。
4層モデルでは、各層で個別の機能に特化した開発が行いやすく、開発効率/保守性が高くなり再利用性の高い部品開発も容易になります。
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