Interstage Portalworks 管理者ガイド
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付録B Portalworksサーバの動作方式> B.2 動作方式の設定

B.2.2 一般利用者の作業

Applet方式を選択した場合、運用管理者は、利用者に以下の作業を指示/指導する必要があります。

JRE1.3のインストール

Sun MicroSystems社のホームページなどから国際化版JRE1.3をダウンロードし、使用するパソコンにセットアップします。セットアップ方法については、Sun MicroSystems社のダウンロード用Webページの情報を参照してください。

JRE1.4はサポートしていません。

Applet-Proxyの証明書登録

PortalworksセットアップインストールCD-ROMのAppletのフォルダをクライアントの任意の場所に複写し、クライアント上から以下のファイルを実行して証明書をインストールします。

InsertCert.bat

インストールするパソコンの環境からバッチファイルを生成し、その中から証明書の登録を行うバッチファイルです。この際にJRE1.3の実行フォルダにPATHが張られていることを確認してください。

例)C:\Program Files\JavaSoft\JRE\1.3.1\bin

Trust this certificate? [no]:

上記の表示がされたら"Yes"を入力して改行してください。実行結果として、登録されたリストが表示されます。

image
このInsertCert.batを実行する際に以下の場合に証明書がインストールできない場合があります。

  • すでに使用されている証明書のキーストアファイル名が変更されていた場合
  • すでに使用されている証明書のキーストアファイルのパスワードが変更されていた場合

この場合は同一フォルダ内に生成されるinsert.batというファイル内に記述されている
keytool -import -v -alias pwCA -file pwCA.cer -keypass pwadmin -keystore cacerts -storepass changeit -storetype jks
という行と
keytool -list -keypass pwadmin -keystore cacerts -storepass changeit -storetype jksという行の
-keystore cacerts
-storepass changeit

これらの部分をご使用になられる環境に応じてキーストアとパスワードを修正し再度install.batを実行してください。

WebブラウザのProxy設定

利用者がProxyサーバを設定していない場合、WebブラウザのProxyサーバに設定します。ただし、自分専用にPACファイルを用意し、個人で利用している場合には、そのファイルを更新する必要があります。更新方法については、“B.2.1 運用管理者の作業”「◆PACファイルの作成と配置」の手順2を参照してください。

利用者がProxyサーバを設定していない場合、Webサーバ(HTTP)上へ配置した「proxy.pac」を、以下のようにWebブラウザのProxyサーバに設定を行います。

Applet方式でのPortalworksへのログオン

Applet方式を利用する場合、PortalworksへログオンするためのURLは、通常と異なり以下となります。

http://Portalworksサーバ名/portalworks/proxy

(通常は、最後が「director」です。)

http://pwserver.fujitsu.com/portalworks/proxy


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