Interstage Portalworks 管理者ガイド
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第1章 Portalworksの運用管理> 1.4 運用管理の前に

1.4.5 オペレーティングシステム環境の設定

サーバメモリの最適化

Windows(R) 2000 Serverまたは、Windows Server(TM) 2003の場合、標準設定ではメモリとディスクアクセスが多いプロセスにあまりCPU時間を与えていません。

したがって、サーバメモリ最適化に関する設定を行うことを推奨します。

Windows(R) 2000 Serverの場合

Windows(R) 2000 Serverの場合、以下の手順でサーバメモリ最適化に関する設定を行います。

操作

  1. コントロールパネルから[ネットワークとダイヤルアップ接続]アイコンをダブルクリックします。
  2. [ネットワークとダイヤルアップ接続]の[ローカル エリア接続]を右クリックして[プロパティ]を選択します。
    ⇒ [ローカル エリア接続のプロパティ]ウィンドウが表示されます。
  3. [チェックマークがオンになっているコンポーネントがこの接続で使用されます]で[Microsoftネットワーク用ファイルとプリンタ共有]アイコンを選択し、[プロパティ]をクリックします。
    ⇒ [Microsoftネットワーク用ファイルとプリンタ共有のプロパティ]ウィンドウが表示されます。
  4. [Microsoftネットワーク用ファイルとプリンタ共有のプロパティ]ウィンドウの[サーバの最適化]で、「ネットワークアプリケーションのデータスループットを最大にする」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

Windows Server(TM) 2003の場合

Windows Server(TM) 2003の場合、以下の手順でサーバメモリ最適化に関する設定を行います。

操作

  1. [コントロールパネル]から[ネットワーク接続][ローカル エリア接続]アイコンをダブルクリックします。
    ⇒ [ローカル エリア接続の状態]ウィンドウが表示されます。
  2. [ローカル エリア接続の状態]ウィンドウで[プロパティ]ボタンをクリックします。
    ⇒ [ローカル エリア接続のプロパティ]ウィンドウが表示されます。
  3. [この接続は次の項目を使用します]で[Microsoftネットワーク用ファイルとプリンタ共有]アイコンを選択し、[プロパティ]をクリックします。
    ⇒ [Microsoftネットワーク用ファイルとプリンタ共有のプロパティ]ウィンドウが表示されます。
  4. [Microsoftネットワーク用ファイルとプリンタ共有のプロパティ]ウィンドウの[サーバの最適化]で、「ネットワークアプリケーションのデータスループットを最大にする」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

[Microsoftネットワーク用ファイルとプリンタ共有のプロパティ]ウィンドウの表示例を以下に示します。
image


タイムゾーンとロケールの設定

Solaris OE/Linuxの場合、タイムゾーンとロケールを設定してください。

環境変数TZ(タイムゾーン)を設定してください。タイムゾーンを設定しない場合、時刻が正しく表示・記録されないことがあります。

環境変数LANG、LC_ALL(ロケール)に“ja_JP.eucJP”を設定してください。ロケールを設定しない場合、コマンド使用時に文字化けが発生することがあります。

タイムゾーンとロケールの設定方法については、Solaris OE/Linuxのマニュアルを参照してください。


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