SafeCLUSTER/HA for Oracle 導入運用ガイド V1.1L21
目次 前ページ

付録E 環境定義ワークシート

Oracleのインストール、データベース作成、Net8の設定時には、HAOracleの環境定義に必要となる情報を設定します。それらの情報は、以下のワークシートに記入し、HAOracleの環境定義に役立ててください。

FJSVclora.ini のキー

Oracleの情報

Oracleのインストール時に設定する情報で、HAOracleの環境定義に必要な情報は以下の二つです。
ORACLE_HOME:Oracleをインストールするディレクトリです。
(c:\orant、c:\oracle\ora81、etc.)
ORACLE_HOME_NAME:ORACLE_HOME の名前です。
(DEFAULT_HOME の場合未記入、OraHome81、etc.)

ACTIVE_HOME_PATH

ORACLE_HOME

ACTIVE_HOME_NAME

ORACLE_HOME_NAME

WAIT_HOME_PATH

ORACLE_HOME

WAIT_HOME_NAME

ORACLE_HOME_NAME

データベース作成時に設定する情報で、HAOracleの環境定義に必要な情報は以下の三つです。
SID:データベースのORACLE_SIDです。
初期化ファイル名:初期化パラメタファイルという場合もあります。フルパスで指定する必要があります。なお、デフォルトの初期化ファイル名は、パスかファイル名がSIDによって変更されるので注意してください。
(c:\oracle\admin\ORCL\pfile\init.ora、c:\orant\database\initORCL.ora、etc.)
Internal パスワード:Internalユーザのパスワードです。ただしOracleのバージョンによっては、設定しないものもあります。またOracle9i ではではsysユーザのパスワードを設定してください。。

ORACLE_SID

SID

ACTIVE_INITFILE

初期化ファイル名

WAIT_INITFILE

初期化ファイル名

ACTIVE_PASSWD

internalパスワード

WAIT_PASSWD

internalパスワード

Oracle Netの設定時に設定する情報で、HAOracle の環境定義に必要な情報は以下の二つです。
リスナー名:リスナーの名前です。listener.oraファイルに設定する情報です。
(Listener、Listener1、etc.)
ネット・サービス名:接続文字列という場合もあります。tnsnames.oraファイルに設定する情報です。

ORALSNR

リスナー名

ORACON

ネット・サービス名

ACTIVE_〜は、運用側の設定です。WAIT_〜は待機側の設定です。ただしできるだけ同じ設定とすることを推奨しています。


目次 前ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2004