SafeCLUSTER/HA for Oracle 導入運用ガイド V1.1L21

C.3 cloramente − 保守モード設定

実行ユーザ

Administratorsグループのユーザ

形式

%HAORACLE_PATH%\cloramente {-r リソースID|-n リソース名} -m {Y|N}

機能説明

HAOracle にて管理しているリソースの保守モードの設定を行います。

オプション

-r リソースID設定を行うリソースID を指定します。

-n リソース名設定を行うリソース名を指定します。

-m Y保守モードに移行します。
クラスタサービス運用中に本コマンドを実行した場合は、指定したリソースの監視モニタを停止します。クラスタサービス停止中に本コマンドを実行した場合は、クラスタサービス起動時にOracleインスタンスやリスナー、HAOracleの監視モニタ の起動を行いません。

-m N保守モードを解除します。
クラスタサービス運用中に本コマンドを実行した場合は、指定したリソースの監視モニタを起動し、Oracleインスタンスやリスナーの監視を行います。クラスタサービス停止中に本コマンドを実行した場合は、クラスタサービス起動時に通常どおり、Oracleインスタンスやリスナー、HAOracleの監視モニタ の起動を行うようになります。

注意事項

本コマンドを実行したノード上でのみ、有効になります。

本コマンドにて、保守モードに移行しても、クラスタサービスを構成するHAOracle 管理外の他のリソースに異常が発生した場合は、フェイルオーバ等が発生する場合があります。