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2019年 7月 現在

FUJITSU Software
Symfoware Server Mirroring Controller V11.1.2

本商品は、Symfoware Server Enterprise Extended Edition、Symfoware Server Enterprise Edition(以下、Symfoware Server 基本製品という)のオプション製品です。本商品を利用することで、データベースミラーリングによる確実なデータ保護と業務継続ができます。秒オーダーのデータベース切替えを行うことができます。

購入について

適応機種 概要

  • サーバ
    SPARC Servers / SPARC Enterprise Mシリーズ / SPARC Enterprise Tシリーズ

適応OS 概要

  • サーバ
    Solaris 11(64bit) / Solaris 10(64bit)

機能説明

1. セールスポイント

・システムの完全な二重化による独立した環境を作ることで、運用システムの障害時に高速かつデータロストゼロの業務継続が実現できます。


2. 機能詳細

ハードウェアを共有しない完全な二重化により、運用システムの障害時にデータロストゼロの高速な業務再開を実現します。
同一センタ内の正副のデータベースサーバの構成とし、正サーバの更新データは副サーバにリアルタイム・ロストゼロで保証します。障害検出時は、正副を逆転させ、オンライン業務を速やかに継続します。
ストレージのリモートコピー機能を利用したデータベースのミラーリングに加え、通常のネットワーク(TCP/IP)を利用してのデータベースのミラーリングも実現できます。

[確実な業務継続]
・正サーバに書き込まれたデータはリアルタイムに副サーバに書き込まれます。そのため、通常のファイル転送方式と比較して、データロストは発生せず、確実にデータベースの複製を作成できます。
・データベース環境が独立しているため、データベース環境を配置する資源(ディスク、ネットワーク、ファイルシステム)の切替えが不要であり、クラスタ運用時より高速に正副のサーバが切り替わります。切替時間は、資源数に依存せず一定です。
・データベース環境が独立しているため、異常発生サーバの問題を引き継ぐことがなく、確実な業務継続を実現します。
・異常時のサーバの切替えには、自動切替えと手動による強制切替えがあります。自動切替えは、モニターの監視によって異常を検知し、異常監視のポリシーによって自動的にサーバを切り替えます。
・異常発生サーバは、業務継続サーバとは切り離して復旧します。復旧作業中も業務運用中に発生するデータベース更新ログを蓄え、サーバ復旧完了後に更新ログを反映し、データベースを最新化します。復旧完了したサーバを組み込むことで、副サーバとして通常運用します。

[迅速な業務再開]
・アプリケーションからみたサービスレベルでの異常を検知し、データベースアクセスをコントロールします。Symfoware Serverのコネクション自動制御機能と連携したデータベースアクセスの場合には、異常時のサーバの切替えを意識する必要なく利用者業務を継続できます。
・サーバの異常時は、ハードウェアの完全停止を待たずに高速にサーバを切り替えます。

[業務負荷分散]
・常に最新かつ同一のデータベースを保持する2台のサーバを構築することで、1台目のサーバでオンライン業務を実行しながら、2台目のサーバを最新のデータベースを持つ情報系データベースサーバとして活用することが可能になります。
これにより、従来はレスポンス悪化の懸念からオンライン業務との同時実行が難しく、別システムを構築して行っていたオンラインデータ参照業務や帳票出力、データウェアハウス作成などのバッチ業務を副サーバで実行することが可能になります。

[Linkexpress Replication optionとの連携]
・データベースのレプリケーションを実現するソフトウェア「Linkexpress Replication option」(対応するSymfoware Server基本製品に標準搭載)と連携することができます。
連携することで、DBミラーリングシステムの副系ノードのデータベースから、他のサブシステムのデータベースへレプリケーションを行います。
これにより、正系ノードの業務アプリケーションに影響を与えず、レプリケーションによってデータを活用させることができます。


3. 利用による効果

・運用システムの障害時に高速かつデータロストゼロの業務継続が実現できます。

・副サーバをデータベースの参照業務で活用できます。

システム/機能構成図

システム構成図
システム構成図

新規機能

V11.1.1からV11.1.2の機能強化項目は以下のとおりです。

以下のSymfoware Server 基本製品に対応します。
・Symfoware Server Enterprise Extended Edition V11.1.2

標準添付品

  • オンラインマニュアル

    ・Symfoware Server基本製品を参照してください。

商品体系

Symfoware Server Mirroring Controller プロセッサライセンス (1年間24時間サポート付) V11

本商品のライセンス製品には、初年度の「SupportDesk Standard」がバンドルされています。

購入方法

1. メディアパックに関する留意事項

・本製品のパッケージは、Symfoware Server Enterprise Extended EditionまたはSymfoware Server Enterprise Editionのメディアパックに含まれています。ただし、メディアパックには使用権は添付されておりませんので、別途、必要数分のライセンスを購入する必要があります。

・各メディアパックの構成

各メディアパックの構成

2. ライセンスに関する留意事項

・本製品は、プロセッサライセンス形態を採用しています。
購入にあたっては、正サーバ側のみにライセンスが必要です。

[プロセッサライセンス]
プロセッサライセンスは、本商品をインストールするサーバに搭載されているプロセッサ数に応じて必要となるライセンスです。
・シングルコアプロセッサの場合は、1プロセッサ(CODモデルの場合はCPU RTUライセンスを持つ1稼働CPU)あたり1本の購入が必要です。
・マルチコアプロセッサの場合は、コアの総数(CODモデルの場合はCPU RTUライセンスを持つ稼働CPU上のコアの総数)に特定の係数を乗じた数(小数点以下端数切上げ)分のライセンスの購入が必要です。

マルチコアプロセッサにおける係数については、「関連URL」に記載の「FUJITSU Software(ライセンス) 」内、「富士通製ミドルウェアのライセンス体系について」を参照ください。

・Symfoware Server基本製品がプロセッサライセンスでもクライアントライセンスでも組み合わせ可能です。

・ライセンス購入例

ライセンス購入例

3. ダウングレード使用について

本商品のライセンスを購入することにより、本製品の旧バージョンを使用する権利を得ることができます(以降、「ダウングレード使用」と呼びます)。
「ダウングレード使用」を適用する際には、旧バージョン商品のインストール媒体をお客様が既に購入されていることが前提となります。
購入が必要なライセンス数については、本商品のライセンス購入方法に従ってカウントします。
なお、本商品と旧バージョン商品を同時に使用することはできません。
また、本商品の次バージョン以降を使用する権利はありません。

「ダウングレード使用」可能な旧バージョン商品は、以下の通りです。
- Symfoware Server Mirroring Controller V9/V10


4. バージョンアップ時の購入方法

[V9/V10からのバージョンアップについて]
V9/V10の本商品をお持ちの場合は、有償サポート・サービス「SupportDesk」のサービスの一環として、新バージョンを提供いたします。(お客様からのご要求が必要です。)
「SupportDesk」を導入されていない場合は、新バージョン商品を改めてご購入頂く必要があります(価格の優遇はございません)のでご注意ください。

関連ソフト

1. 必須ソフトウェア

Symfoware Server Enteprise Extended Edition V11.1.2


2. ストレージのリモートコピー機能を利用する場合

・ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 13.0以降

動作保証周辺機器

関連ハードウェア

ストレージのリモートコピー機能を利用する場合
・REC(Remote Equivalent Copy)機能を装備したETERNUSディスクアレイ

留意事項

1. Symfoware Server基本製品との組合わせについて

本製品は、同一バージョンレベルのSymfoware Server基本製品が必要です。


2. 本製品利用時の留意事項

本製品利用時には、以下の運用を行うことはできません。
・ロードシェア運用
・フェイルオーバ運用
本製品利用時には、高性能かつ高信頼なシステム運用を実現するためには、データベース二重化機能で必要なディスク資源についても、負荷分散や危険分散の考慮を行ってください。


3. Oracle Solaris 11.4利用時の留意事項

Oracle Solaris 11.4を利用する場合、以下の留意事項があります。
・OSパッチ SRU3(SRU18111)以降を適用してください。
・non-global zoneへのインストールにはpackage/svr4パッケージインストールが必要(solaris-large-serverインストール済時を除く)です。


4. 仮想化環境で利用する場合の留意事項

Oracle VM Server for SPARCまたはOracle Solaris 10/11 ゾーンを利用する場合、以下の留意事項があります。
-以下の機能は、利用できません。
・DR機能
・FT機能
・HA機能(データベース二重化機能を利用する場合)
・レプリケーション
- 以下の機能は、データベースが停止している場合に利用可能です。
・ライブマイグレーション機能
・クローニング機能


5. 前版との差異

V11.1.2より、以下のOSはサポート対象外となります。
- Solaris 9

関連URL

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