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2016年 10月 現在

FUJITSU Software
Symfoware Server Lite Edition V12.1.0

本商品は、企業や社会システムの根幹である業務システムを安定稼働させることにフォーカスし、お客様に揺るぎない「高信頼」、「高性能」、「安心」を提供するリレーショナルデータベースです。
本Editionは、PostgreSQLをベースに富士通の独自技術であるスマートソフトウェアテクノロジーを搭載し、導入・運用のしやすさを追求したデータベースです。中小規模向けに型決めしたデータベースを最適化しているため、技術者不在のシステムでもミスがないスマートなオペレーションで導入・運用できます。
V12では、Openインターフェースを採用しています。
Openインターフェース:PostgreSQLをベースにしたインターフェースです。
NativeインターフェースとOpenインターフェースで利用できる機能は、機能説明の「Symfoware Server V12の機能差について」を参照してください。

購入について

留意すべきこと

適応機種 概要

  • サーバ
    SPARC Servers / SPARC Enterprise Mシリーズ / SPARC Enterprise Tシリーズ

  • クライアント
    SPARC Servers / SPARC Enterprise Mシリーズ / SPARC Enterprise Tシリーズ / PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY / マルチベンダーサーバ・クライアント

適応OS 概要

  • サーバ
    Solaris 11(64bit) / Solaris 10(64bit)

  • クライアント
    Solaris 11(64bit) / Solaris 10(64bit) / Windows Server 2012 R2(64-bit) / Windows Server 2012(64-bit) / Windows Server 2008 R2(64-bit) / Windows Server 2008(64-bit) / Windows Server 2008 / Windows Server 2003 x64 Editions / Windows Server 2003 / Windows 8.1(64-bit) / Windows 8.1 / Windows 8(64-bit) / Windows 8 / Windows 7(64-bit) / Windows 7 / Windows Vista / Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 6 (for x86) / Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 5 (for x86)

機能説明

1. セールスポイント

・OpenインターフェースであるPostgreSQLの活用により、中小規模システムやパッケージでデータベースを低コストに利用できます。

・パッケージとの連携:スマート技術の強化によりデータベースの導入、運用が簡単かつ安心して利用できます。

・エコシステムへの対応:様々な動作環境やツールと連携させ、デファクトな他社製品を導入しているお客様向けにデータベースを入れ替えるだけで使えます。

・Oracleのアプリケーションとの互換性向上により、移行工数を従来比1/8(*)に削減できます。
(*)パッケージのデータベース移行実績より

・中小規模顧客で必要となるセキュリティ機能を標準装備することにより、データベースを安心、安全に運用できます。

・.Net Flamework4.5、JDBC4.0、Webアプリケーションの開発環境(PHP、Perlなど)に対応します。さらに、アプリケーション開発・チューニングが簡単にでき、開発生産を向上ることができます。


2. 機能詳細

[オープン性の強化]
・PostgreSQLインターフェースの採用
PostgreSQLをベースにしたオープンなインターフェースを採用しています。PostgreSQLに準拠したSQL、API、コマンドおよびGUIによりデータベースにアクセスすることができます。
・エコシステムへの対応
PostgreSQLインターフェースの活用により、企業内外のさまざまな動作環境やツールと連携できます。これにより、企業内外の業務システムのデータベースを入れ替えるだけで、今までの動作環境やツールが使えます。
・Oracle互換性の強化
Oracleデータベースとの互換性を向上するため、PostgreSQLインターフェースに以下のSQL機能を追加します。これらのSQL機能により、Oracleデータベースからの移行性が向上できます。例えば、Javaストアドプロシージャは、共通変数を多用する大規模構成のPL/SQLパッケージの移行性が向上します。
- NCHAR型、各国語文字列定数
- 外部結合演算子
- DUAL表
- 関数(SUBSTR、NVL、DECODE)
- ビルトインパッケージ(UTL_FILE、DBMS_OUTPUT、DBMS_SQL)
- 一括INSERT
- DECLARE STATEMENT
- トリガ定義のREPLACE句やDO句
- Javaストアドプロシージャ

[データベース操作支援ツール]
・スマートセットアップ
インストール時に、データベースシステムの構築に必要な動作環境の作成および運用パラメーターの設定など、Symfowareシステムの環境セットアップを自動的に行います。これにより、製品インストール後、すぐにSymfowareの機能を利用することができます。
・動作環境構築や運用を支援するツール
使用するサーバのプラットフォームに関係なく、WebブラウザのGUI操作で、簡単にセットアップ時の動作環境の構築や動作パラメーターの設定を行うことができます。なお、スマートテクノロジーによりデータベースのバックアップ、リカバリー、状態監視といったデータベース運用操作が簡単にできます。
・データベースの構築を支援するツール
データベースの構築をメニューから容易に行うことができます。また、データベースの内容確認やメンテナンスをはじめ、データ内容の更新、削除や追加、データベースの検索までGUIで操作できます。

[高性能なデータベース処理]
・PCIe Flashの活用によりデータアクセスを高速化
高性能の記憶媒体「PCIe Flash」の活用により、データアクセスの高速化が可能となります。

[高信頼なシステム運用]
・安定稼働を実現するクラスタ運用
Symfoware は、クラスタリング・ソフトウェアと組合わせて安定稼働を実現します。
スタンバイ機能により、サーバに異常が発生した場合でも、別のサーバへの切替えで業務を継続できるので、障害に対する速やかな再稼働が実現できます。運用形態は、1対1運用待機をサポートします。

[ネットワークコンピューティング技術への対応]
・Openネットワークでの情報流通
Javaプログラムから、データベースをアクセスするためのAPI「JDBC 4.0」に完全に対応しており、JDBC APIを経由してデータベースサーバに接続する機能を提供します。
また、パソコン上の他ソフトベンダ製のパッケージを含むさまざまなツールと連携するための、.NET Data ProviderやODBCなどの標準的な連携インターフェースを提供します。
Visual Studioと連携してデータベースサーバの資源にアクセスするアプリケーション作成や環境構築ができます。

[セキュリティ]
・暗号化機能によりデータの漏洩を防止
暗号化機能を標準搭載しました。AES(Advanced Enryption Standard)アルゴリズム、鍵長256ビットを採用し、格納データ・通信データを様々な脅威から守ります。

[Symfoware Server V12の機能差について]
・Symfoware Server V12の各エディションおよびインターフェースごとの機能差を以下に示します。
インターフェースを選択するポイントは、以下のとおりです。
Openインターフェースを選択する場合
−今まで使っていたアプリケーションやツールをそのまま利用したい
−他社データベースから移行したい
Nativeインターフェースを選択する場合
−高信頼かつ高性能なシステムを構築したい
インストールする前には、使用するインターフェース(NativeインターフェースまたはOpenインターフェース)を決めておいてください。インストール後は、使用するインターフェースの変更はできません。

Symfoware Server V12の機能差一覧(その1)

Symfoware Server V12の機能差一覧(その1)

Symfoware Server V12の機能差一覧(その2)

Symfoware Server V12の機能差一覧(その2)

3. 利用による効果

・データベースを再構築することなくデータを修復できるため、短時間で業務を再開できます。

・スマートテクノロジーにより、導入・運用が簡単にできます。

・表の領域不足時に備えた動的容量拡張が用意されており、性能面、領域管理面からも管理し易くなっています。

システム/機能構成図

システム構成図

新規機能

V12.0.0からV12.1.0の機能強化項目は、以下のとおりです。

1. Oracleデータベースとの互換性の強化

・Javaストアドプロシージャのサポート
Javaアプリケーションを関数として定義し、データベースサーバ上で動作させることができます。
また、Java実行基盤が実装されているため、Javaアプリケーションの安定稼動ができます。

・SQLの拡張
Oracleとの互換性を向上させるため、PostgreSQLインターフェースに以下のSQL機能を追加します。
- 一括INSERT
- DECLARE STATEMENT
- トリガ定義のREPLACE句やDO句


2. 性能チューニング支援

・性能情報の拡充
チューニングやモニタリング時に採取する性能情報として、トランザクションログ、SQL実行回数情報に関する以下の情報が取得できます。これにより、データベースの状況変化を監視することができます。
- 軽量ロック情報、ラッチ情報、WAL情報、SQL実行回数情報

・HINT句のサポート
最適なデータベースアクセスのための実行計画をSQL文に指定できます


3. 新OS対応

以下のOSに対応します。
[クライアント]
Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)

標準添付品

  • オンラインマニュアル

    ・Symfoware Server マニュアルの読み方
    ・Symfoware Server 解説書
    ・Symfoware Server 導入ガイド(サーバ編)
    ・Symfoware Server 導入ガイド(クライアント編)
    ・Symfoware Server 運用ガイド
    ・Symfoware Server クラスタ運用ガイド
    ・Symfoware Server アプリケーション開発ガイド
    ・Symfoware Server リファレンス
    ・Symfoware Server Java APIリファレンス
    ・Symfoware Server 用語集
    ・Symfoware Server メッセージ集
    ・PostgreSQL 9.2文書

商品体系

Symfoware Server Lite Edition メディアパック V12.1.0
Symfoware Server Lite Edition プロセッサライセンス (1年間24時間サポート付) V12
Symfoware Server Lite Edition クライアントライセンス (1年間24時間サポート付) V12

本商品のライセンス製品には、初年度の「SupportDesk Standard」がバンドルされています。

購入方法

1. 適用ハードウェアの制限についての留意事項

Symfoware Server Lite Edition/Standard Edition/Enterprise Editionは、使用する物理的なCPU数(CPU RTUライセンスを持つCPU数)により利用が制限されます。
- Symfoware Server Lite Edition :使用する物理的なCPU数(CoDモデルの場合は、CPU RTUライセンスを持つCPU(稼働CPU))が2CPUまでに限定。
- Symfoware Server Standard Edition :使用する物理的なCPU数(CoDモデルの場合は、CPU RTUライセンスを持つCPU(稼働CPU))が2CPUまでに限定。
- Symfoware Server Enterprise Edition :使用する物理的なCPU数(CoDモデルの場合は、CPU RTUライセンスを持つCPU(稼働CPU))が8CPUまでに限定。


2. Symfoware Server V12のエディションごとの機能差についての留意事項

Symfoware Server V12のエディションごとの機能差の概要については、機能説明の「Symfoware Server V12の機能差について」を参照してください。


3. Symfoware Server V12のメディアパックに関する留意事項

・購入について
メディアパックは、媒体(DVD)のみの提供です。使用権は許諾されておりませんので、別途ライセンスを購入する必要があります。また、商品の導入にあたり、最低1本のメディアパックが必要です。
バージョンアップ/レベルアップを目的に本メディアパックのみを手配することはできません。
また、本商品のメディアパックには、オプション商品であるSymfoware Server Advanced Backup Controllerのプログラムも含まれています。オプション商品についても使用権は許諾されておりませんので、別途、ライセンスを購入する必要があります。
クライアントソフトウェアはメディアパックに同梱しています。

・各メディアパックの構成

各メディアパックの構成

4. ライセンスに関する留意事項

本商品には、プロセッサライセンスとクライアントライセンスの2種類のライセンス形態があります。 いずれかを選択の上購入してください。
この2つのライセンス形態の間に移行パスはありません。購入にあたっては十分な検討が必要です。

[プロセッサライセンス]
プロセッサライセンスは、本商品をインストールするサーバに搭載されているプロセッサ数に応じて必要となるライセンスです。
本商品を購入する場合、使用する物理的なプロセッサ(CODモデルの場合はCPU RTUライセンスを持つ1稼働CPU)数分のプロセッサライセンスを購入してださい。

[クライアントライセンス]
クライアントライセンスは、データベース・サーバに同時接続するクライアント1つあたり1本購入が必要です。
ある時点で同時に接続する最大のクライアント数分の購入が必要となります。
クライアント数は、データベース・サーバにアクセスする利用者、端末、アプリケーションなどの数を基準にして計算します。

なお、サーバに搭載するプロセッサ数により、必要最低限のクライアント数以上のクライアントライセンスの購入が必要となります。
必要最低限のクライアント数は以下の計算式で求めます。

・(5×搭載プロセッサ数)クライアント

(注)マルチコアプロセッサが搭載されている場合、上記式中の『搭載プロセッサ数』とはコアの総数(CODモデルの場合はCPU RTUライセンスを持つ稼働CPU上のコアの総数)に特定の係数を乗じた数(小数点以下端数切上げ)になりますのでご注意下さい。
マルチコアプロセッサにおける係数についてはマルチコアプロセッサにおける係数については、「関連URL」に記載の「FUJITSU Software(ライセンス)」内、「富士通製ミドルウェア商品のライセンス体系について」を参照ください。

(例)
1) シングルコアのプロセッサを1つ搭載したUNIXサーバに対し、20台の端末から最大同時接続数が14台の場合

・必要最低クライアント数の算出
5×1(プロセッサ数) =5

最大同時接続数が必要最低クライアント数以上であるため、14のクライアントライセンスを購入する必要があります。

2) UltraSPARC T1(4コア)を2つ搭載したSPARC Enterpriseに対し、20台の端末から最大同時接続数が14台の場合

・必要最低クライアント数の算出
5×(4(コア数)×0.25(コア係数)×2(プロセッサ数)) =10

最大同時接続数は14ですが、必要最低クライアント数が10であるため、14のクライアントライセンスを購入する必要があります。


5. クライアントソフトウェアについて

クライアントソフトウェアはインストールフリーです。


6. クラスタシステムで運用する場合の留意事項

[プロセッサライセンス]
クラスタシステムで運用する場合は、運用ノードに搭載するプロセッサ数1つ分の購入に対して、待機ノードに搭載するプロセッサ数1つ分は購入不要です。待機ノード数が運用ノード数より多くなる構成の場合は、運用ノードに搭載するプロセッサ数のライセンスの他に、待機ノードに搭載するプロセッサ数から運用ノードに搭載するプロセッサ数を差し引いた分のライセンスを購入してください。
クラスタシステム内の各ノードは、すべて同一のライセンス形態の製品を購入してください。

[クライアントライセンス]
クラスタシステムで運用する場合は、各ノードごとに、同時接続するクライアント数分のクライアントライセンスを購入する必要があります。ただし、運用ノード1つ分の購入に対して、待機ノード1つ分は購入不要です。待機ノード数が運用ノード数より多くなる構成の場合は、運用ノードに対するライセンスの他に、待機ノード数から運用ノード数を差し引いたノードに対するライセンスを購入してください。
クラスタシステム内の各ノードは、すべて同一のライセンス形態の製品を購入してください


7. ソフト仮想環境でのライセンス購入での留意事項

Symfoware Serverは、使用するエディションにより利用可能なプロセッサ数が制限されています。ただし、ソフトウェア仮想環境で利用する場合、物理サーバ上で利用可能なエディションは、割り当てられた仮想プロセッサ数に関係なく、ソフトウェア仮想環境上でも利用可能です。
(例)
物理サーバ(2CPU、16コア)の場合、物理サーバ上でStandard Editionが利用できます。
ソフト仮想環境に8仮想CPU(8コア)割り当てた場合、仮想プロセッサ数からは、Enterprise Editionが必要ですが、物理サーバ上で利用可能なStandard Editionが利用できます。

関連ソフト

1. クラスタ運用を行う場合

以下のいずれかが必要です。
【Openインターフェース】
- PRIMECLUSTER HA Server 4.3A20 (注)
- PRIMECLUSTER Enterprise Edition 4.3A20 (注)

(注)運用前に弊社営業/SEにお問い合わせください。


2. SQL埋込みCのアプリケーションの開発・実行を行う場合

以下のいずれかが必要です。
- Visual C++ 2008 /2010 /2012(Windowsで開発する場合)(注1)
- Cコンパイラ (Linux OS製品で提供されているもの。Linuxで開発する場合)
- Sun Studio 9~12(Oracle Solarisで開発する場合)

(注1):Visual C++ はVisual Studioに含まれています。


3. Javaアプリケーションを開発する場合

- Java SE 6以降


4. .NETアプリケーションを開発する場合

Symfoware Serverは、Microsoft社が提唱するADO.NETに準拠したデータベースアクセスコンポーネント.NET Data Providerを提供しています。
アプリケーションの開発および運用には、以下の環境が必要です。
- .NET Framework 2.0/3.0/3.5/4.0/4.5/4.5.1/4.5.2
- Visual Studio 2008/2010/2012

留意事項

1. 本製品利用時の留意事項

・本商品をnon-global zone利用時はクラスタシステムは対応しません。

・本商品はDVDで提供されます。
インストールにはDVDドライブユニットが必要です。
DVDドライブユニットが搭載されていないマシンの場合は別途手配が必要です。
なお、DVDドライブユニットが搭載できない場合は、以下の方法でインストールしてください。
-Linux/Solarisの場合
DVDドライブユニットが搭載されているサーバ(PRIMEQUEST、PRIMERGYまたはSPARC Enterprise等)のDVDドライブをNFSにてマウントし、ネットワーク経由でインストールしてください。
-Windowsの場合
DVDドライブユニットが搭載されているサーバ(PRIMEQUEST、PRIMERGYまたはFMV等)のDVDドライブをネットワークドライブとして割り当て後、ネットワーク経由でインストールしてください。

・V12.1.0より以下のOSはサポート対象外となります。
クライアント
-Windows XP


2. 排他製品

・Symfoware Serverの他のエディションおよびオプション製品について
-異なるエディションのSymfoware ServerのOpenインターフェースを共存させることはできません。


3. Windows Vista、Windows 7、Windwos 8およびWindwos 8.1利用時の留意事項

クライアントをWindows Vista、Windows 7、Windwos 8およびWindwos 8.1に適用する場合、以下の留意事項があります。

Windows Vista、Windows 7、Windwos 8およびWindwos 8.1利用時の留意事項

4. 仮想化環境で利用する場合の留意事項

Oracle VM Server for SPARCまたはOracle Solaris 10/11 ゾーンを利用する場合、以下の留意事項があります。
-以下の機能は、利用できません。
・DR機能
・FT機能
・HA機能(データベース二重化機能を利用する場合)
・レプリケーション
- 以下の機能は、データベースが停止している場合に利用可能です。
・ライブマイグレーション機能
・クローニング機能

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