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2016年 6月 現在

PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker 4.3A20

PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker は、PRIMECLUSTER で構築されたクラスタシステム上で NetWorker を運用するためのソフトウェア製品です。
NetWorker の異常監視を行い、異常検出時には NetWorker の再起動や運用ノードの切替えを自動的に行います。
PRIMECLUSTER 環境での NetWorker を利用したバックアップ運用において必須の製品です。

購入について

留意すべきこと

適応機種 概要

  • サーバ
    SPARC Servers / SPARC Enterprise Mシリーズ / SPARC Enterprise Tシリーズ

適応OS 概要

  • サーバ
    Solaris 11(64bit) / Solaris 10(64bit)

機能説明

1. セールスポイント

-NetWorkerクライアント、サーバをクラスタシステムで運用することが可能です。

-クラスタを構成するいずれのノードからでもバックアップ/リストアすることが可能です。

-NetWorker バックアップ処理中にフェイルオーバが発生した場合、NetWorkerの定義変更なしに、待機ノード(新運用ノード)から自動的にバックアップを行うことが可能です。

-NetWorker 異常の自動検出とノードの自動切替えで、NetWorkerを使用したクラスタシステムの可用性を高めることが可能です。

-クラスタを構成するノード間でテープ装置を共有することにより、初期導入費用を抑えることが可能です。

-Oracle Solaris 仮想化環境における可用性を向上します。


2. クライアントクラスタ (クラスタ環境でのバックアップ運用支援とNetWorkerクライアントのスタンバイ運用)

NetWorkerクライアントのスタンバイ運用を支援します。
PRIMECLUSTER で構築されたクラスタシステムに存在する共用ディスク、ローカルディスク上のデータに対し、クラスタ環境で整合性の取れたバックアップ運用を可能とします。

-仮想クライアントバックアップ
クラスタ環境の共用ディスク上のデータを論理ノード名でバックアップできます。
論理ノード名を利用することにより、フェイルオーバが発生しても、共用ディスク上のデータをNetWorkerの定義変更なしに、待機ノード(新運用ノード)からバックアップ/リストアすることができます。
論理ノード名は、クラスタアプリケーション単位に指定可能であるため、N:1 運用待機形態や相互待機形態など、複数のクラスタアプリケーションが存在するクラスタシステムの場合でも、各共用ディスク上のデータを論理ノード名でバックアップ/リストアすることが可能です。

-クラスタ構成ノードのローカルバックアップ
クラスタを構成するノードの物理的なノード名を利用することにより、ローカルディスク上のデータをバックアップできます。
NetWorkerクライアントはクラスタを構成する全ノードで動作しているため、待機ノードのローカルディスク上のデータのバックアップが可能です。
またフェイルオーバが発生しても、NetWorkerの定義変更なしに、バックアップ処理を継続できます。

-NetWorkerクライアントのスタンバイ運用化
運用/待機を問わず、各ノードのローカルディスク及び共用ディスク上のデータバックアップのためのNetWorkerクライアントを起動し、クラスタシステムでのNetWorkerクライアントのスタンバイ運用を実現します。
また NetWorker クライアントの監視モニタ(ディテクタ)が、NetWorkerクライアントプロセスを監視し、異常が発生した場合には、NetWorker の再起動や運用ノードの切替えを自動的に行い、NetWorkerを使用したクラスタシステムの可用性をさらに高めます。


3. サーバクラスタ (NetWorkerサーバのスタンバイ運用)

NetWorkerサーバのスタンバイ運用を支援します。
また NetWorker サーバの監視モニタ(ディテクタ)が、NetWorkerサーバプロセスを監視し、異常が発生した場合には、NetWorkerの再起動や運用ノードの切替えを自動的に行い、NetWorkerを使用したクラスタシステムの可用性をさらに高めます。
サーバクラスタはクライアントクラスタ機能を含んでいます。

-バックアップ業務(NetWorkerサーバ機能)の引継ぎ
運用ノードではNetWorkerサーバを起動し、待機ノードではNetWorkerサーバを停止することにより、NetWorkerサーバのスタンバイ運用を実現します。

-NetWorker異常の自動検出/自動修復
NetWorkerの監視モニタ(ディテクタ)が、NetWorkerプロセスを監視し、異常が発生した場合には、NetWorkerの再起動や運用ノードの切替えを自動的に行います。


4. 環境設定

PRIMECLUSTER における NetWorker リソースの設定および、userApplication の作成を行う、環境設定 Wizard を提供します。


5. NetWorker監視の中断

NetWorkerに異常が発生してもPRIMECLUSTERに通知しない運用が可能です。また保守作業のために、一時的にNetWorkerの監視を中断することもできます。


6. 仮想化環境への対応

Oracle VM Server for SPARC環境、Oracle Solaris ゾーン環境およびOracle Solaris Legacy Containers(OSLC)環境でのクラスタ運用をサポートします。
Oracle VM Server for SPARC環境の制御ドメイン、ゲストドメイン、I/Oルートドメイン、Oracle Solaris ゾーン内のNetWorkerを起動、停止し、NetWorkerの異常を監視します。
サポート範囲、留意事項については、「留意事項」 を参照してください。


7. 利用による効果

-システム上のバックアップ運用管理作業の軽減

-自動バックアップ業務引継ぎによる、バックアップシステムの高可用性の実現

-バックアップサービス停止時間の短縮

-障害検知/復旧時間の短縮

システム/機能構成図

システム構成図
システム構成図
システム構成図
システム構成図
システム構成図

新規機能

4.3A10から4.3A20の機能強化項目は以下のとおりです。

機能強化項目

・PRIMECLUSTER 4.3A20との連携
・NetWorker 8 対応
・NetWorker 8.1 対応
・NetWorker 8.2 対応
・PRIMECLUSTER 4.3A40との連携
・Oracle VM Server for SPARC環境をサポート
・NetWorker 8.2 SP2 対応

標準添付品

  • オンラインマニュアル

    ・PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker 導入運用手引書
    ・PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker ソフトウェア説明書

商品体系

PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker メディアパック 4.3
PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker サーバライセンス 4.3

購入方法

1. メディアパックについて

メディアパックは、媒体(CD-ROM等)のみの提供です。使用権は許諾されておりませんので、別途ライセンスを購入する必要があります。
また、製品の導入にあたり、最低1本のメディアパックが必要です。 バージョンアップ/レベルアップを目的に本メディアのみを手配することはできません。


2. サーバライセンスについて

サーバライセンスは、クラスタシステムのノード数分購入する必要があります。


3. パーティション運用について

パーティション分割する場合、インストールするパーティション数分サーバライセンスを購入する必要があります。


4. 仮想化環境での運用について

クラスタ運用の対象となるOracle VM Server for SPARC環境の制御ドメイン、ゲストドメイン、I/Oルートドメイン、Oracle Solaris ゾーン数分のサーバライセンスを購入する必要があります。


5. NetWorker製品について

運用するクラスタ形態により必要となる NetWorker 製品が異なります。NetWorker製品とライセンスについては「関連ソフト」を参照してください。

関連ソフト

1. PRIMECLUSTER製品との組み合わせ

組合せ可能なPRIMECLUSTER製品は以下のとおりです。
-PRIMECLUSTER Enterprise Edition
-PRIMECLUSTER HA Server
-PRIMECLUSTER Clustering Base
-PRIMECLUSTER Lite Pack

組合せ可能なPRIMECLUSTERのバージョン・レベルは以下のとおりです。
-PRIMECLUSTER 4.3A10、 4.3A20、 4.3A40


2. サポート可能なNetWorker製品

クライアントクラスタ運用の場合
-NetWorker(TM) Network Edition 7.6
-NetWorker(TM) Power Edition 7.6
-NetWorker(R) Network Edition 8
-NetWorker(R) Power Edition 8
-NetWorker(R) Network Edition 8.1
-NetWorker(R) Power Edition 8.1
-NetWorker(R) Network Edition 8.2
-NetWorker(R) Power Edition 8.2
-NetWorker(R) Network Edition 8.2 SP2
-NetWorker(R) Power Edition 8.2 SP2

サーバクラスタ運用の場合
-NetWorker(TM) Power Edition 7.6
-NetWorker(R) Power Edition 8
-NetWorker(R) Power Edition 8.1
-NetWorker(R) Power Edition 8.2
-NetWorker(R) Power Edition 8.2 SP2

留意事項

1. サポート可能なOracle Solaris と NetWorker の組合せ

PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker 4.3 でサポート可能なOracle Solaris と NetWorker の組合せは以下のとおりです。


2. Oracle Solaris ゾーン環境で使用する場合の留意事項

-Oracle Solaris ゾーン環境において、サポート可能なクラスタ運用形態は、クライアントクラスタ運用です。
NetWorkerサーバのスタンバイ運用はサポート対象外です。

-サポート可能な Oracle Solaris と NetWorker の組合せは以下のとおりです。


3. Oracle VM Server for SPARC環境で使用する場合の留意事項

ゲストドメイン(または、I/Oルートドメイン)では、以下のNetWorkerのバージョンのクライアントクラスタ運用形態をサポートします。
-NetWorker 8.1
-NetWorker 8.2


4. サーバクラスタ運用での留意事項

NetWorkerの管理ファイルは、共用ディスク上に配置する必要があります。


5. NetWorkerのコンソール・サーバをクラスタのノードで利用する場合の留意事項

-常時アクセス可能なディスク(ローカルディスク等)にNetWorker Management Consoleデータベースを作成してください。

-クラスタのノードで起動する場合、そのノードで NetWorkerのクライアントデーモンを起動している必要があるため、NetWorkerのクラスタアプリケーションをOnline状態またはStandby状態にしてください。


6. クラスタを構成するノード間でテープ装置を共有する場合の留意事項

サポート可能なテープ装置およびサポート時期については、弊社営業/SEにお問い合わせください。


7. NetWorker 8 を使用する場合の留意事項

-NetWorker 8 を使用する場合は、最新の「PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker 導入運用手引書」で留意事項を確認してください。
最新の「PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker 導入運用手引書」は「関連URL」の「富士通ソフトウェア情報(マニュアル検索)」からダウンロードしてください。

-NetWorker 8 を使用する場合は、NetWorkerの修正 「NetWorker(R) 8 修正ファイル(nsrjb)」 を適用する必要があります。
修正ファイルと適用手順は、「関連URL」の「SupportDesk」または「NetWorker 情報提供ページ」からダウンロードしてください。


8. NetWorker 8.1/8.2/8.2 SP2 を使用する場合の留意事項

-NetWorker 8.1/8.2/8.2 SP2 を使用する場合は、最新の「PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker 導入運用手引書」で留意事項を確認してください。
最新の「PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker 導入運用手引書」は「関連URL」の「富士通ソフトウェア情報(マニュアル検索)」からダウンロードしてください。


9. PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker 4.1から移行する場合の留意事項

PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker 4.1A20以前の環境定義ファイルとは互換がありません。
4.1A20以前のバージョンから移行する場合は、本製品添付のソフトウェア説明書を参照し環境定義ファイルを再作成してください。


10. NetWorker ストレージノードのクラスタ運用に関する留意事項

NetWorker ストレージノードのクラスタ運用をサポートしているNetWorkerのバージョンは、NetWorker 7.2 です。
ストレージノードをクラスタ運用する場合は、NetWorker 7.2 に対応した PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker 4.2A00 をご使用ください。詳細は、PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker 4.2A00 のハンドブックを参照してください。

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