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2017年 8月 現在

FUJITSU Software
Interstage Job Workload Server V9.5.0

本製品は、メインフレームで培った基幹システム構築のノウハウを活かし、オープンシステム上で基幹バッチ処理の安定稼働と運用性向上を実現する基盤ソフトウェアです。
ジョブの実行に必要なファイル資源を事前に排他獲得するなど、安定したジョブ実行環境を構築できます。
ジョブ異常時における自動ファイル回収処理、異常ジョブステップからのリスタートなど、ジョブ運用の利便性を大幅に向上します。
また、バッチジョブ定義エディタによるジョブを実行する環境定義を作成することで、ファイル資源の割当て/排他などの制御ロジックを簡単に定義することができ、業務ロジックに専念した開発生産性の向上によるバッチ処理システムの短期構築が可能となります。
また、ジョブスケジューラ製品であるSystemwalker Operation Managerと連携することで、バッチ実行基盤でジョブスケジュールが可能となり、ジョブネット制御や全体稼働監視を行うことでシームレスな連携を行うことができます。

購入について

適応機種 概要

  • サーバ
    SPARC Servers / SPARC Enterprise Mシリーズ / SPARC Enterprise Tシリーズ / FUJITSU Cloud Service for SPARC

  • 開発環境パッケージ
    PRIMERGY / FMV / マルチベンダーサーバ・クライアント

適応OS 概要

  • サーバ
    Solaris 11(64bit) / Solaris 10(64bit)

  • 開発環境パッケージ
    Windows Server 2016(64-bit) / Windows Server 2012 R2(64-bit) / Windows Server 2012(64-bit) / Windows Server 2008 R2(64-bit) / Windows Server 2008(64-bit) / Windows Server 2008 / Windows Server 2003 x64 Editions / Windows Server 2003 / Windows 10(64-bit) / Windows 10 / Windows 8.1(64-bit) / Windows 8.1 / Windows 8(64-bit) / Windows 8 / Windows 7(64-bit) / Windows 7 / Windows Vista

機能説明

1. セールスポイント

バッチジョブ実行の安定化
ファイル資源の一括排他獲得やバッチジョブ実行環境プロセスの常駐化を行うことにより、ファイルを安全に扱うことができ、ジョブ実行の安定性を向上します。

バッチ業務の開発生産性向上
メインフレームなどで使用していたCOBOL資産を容易に活用することができるうえ、バッチジョブ定義機能を利用することで柔軟なバッチ業務の構築ができ、アプリケーションの汎用性が向上します。


2. 業務の安定性向上

他ジョブとのファイル競合を防ぐことで、データ破壊を防止します。

ファイル資源の一括排他獲得
バッチジョブ実行前にジョブ内で使用する全てのファイル排他を一括獲得するため、他ジョブとのファイルの競合によるデータ破壊を防止します。ジョブが実行終了するまでファイル排他を獲得するためファイルを安全に扱うことができ、ジョブ実行の安定性を向上します。

バッチジョブ実行環境プロセスの常駐化
バッチジョブを実行させる度にプロセスを起動するのではなく、バッチジョブ実行環境プロセス(バッチワークユニット)を常駐化して資源の制御を行うため、安定稼働を実現します。

ジョブステップフロー制御
定型的なジョブステップをサブルーチン化することにより、アプリケーションのポータビリティが向上します。


3. 業務アプリケーションの生産性向上

バッチジョブ定義機能は、開発コスト削減を手助けします。

開発コストの削減
従来のシェルで作成していたファイルの割当て/回収、ファイルの排他などの制御ロジックをバッチジョブ定義にしたがって本製品が自動で行うため、制御ロジック部分のテストを含めた開発コストを大幅に削減できます。

バッチジョブ定義による柔軟なバッチ業務の構築
Interstage Studioのプラグインとして利用する開発支援機能(バッチジョブ定義エディタ)を提供しています。GUIによるバッチジョブ定義エディタを使用して簡単にジョブを実行する環境を定義することができます。バッチジョブ定義エディタでは、アプリケーションの呼び出し順序、アプリケーションで使用するファイルなどの資源の事前排他獲得、アプリケーション間で受け渡すファイルなどの資源、アプリケーションで異常が発生した場合の実行順番などを定義します。また、バッチジョブ定義によってファイルの論理的な名称(資源名)とファイルの物理的なパスを対応づけて、アプリケーションでは資源名によってファイルを使用できるため、アプリケーションの汎用性が高まり、柔軟なバッチ業務が構築できます。

既存資産やノウハウを有効活用
メインフレームなどで使用していたCOBOL資産を容易に活用することができ、既存資産を有効に利用した柔軟で拡張性のあるバッチ業務を構築できます。


4. システム運用性の向上

資源競合を把握することにより、システムの改善ポイントが明確になります。

バッチジョブの状況の把握
実行依頼をしたバッチジョブの状況を表示する機能を提供します。この機能によって、バッチジョブ定義における実行しているジョブステップを把握できます。ファイル資源の競合によって、実行待ちとなっているバッチジョブの資源の獲得状況を表示する機能を提供します。これによって、ファイル資源が競合しているバッチジョブを把握できるので、システムの改善ポイントが明確になります。

異常時のリカバリー時間の短縮
アプリケーションが異常終了した場合のファイル資源の回収をシステムが実施するため、未回収のファイルを探して削除する作業が不要になります。また、バッチジョブごとに実行結果を記録しているので、異常の原因を容易に特定できます。そして、異常の発生したジョブステップから再実行する機能によって、リカバリーが完了するまでの時間を短縮できます。


5. バッチ処理の性能向上

大量のデータを高速にバッチ処理することが可能です。

マルチジョブコントローラ
複数のジョブステップを並列実行することにより高速化する機能を提供します。


6. 既存資産の移行性向上

既存資産のメインフレームからオープンシステム上のInterstage Job Workload Serverへの移行を容易にします。

ファイルの世代管理
ジョブ起動時に世代ファイルの割り当てを行うことにより、定義ファイルを変更せずに毎時動作するバッチ運用を行うことが可能です。また、ファイルの連結機能により、複数の世代ファイルを1つのファイルとして参照・集計することができます。

レガシーマイグレーション時の生産性向上
ファイルの連結、ファイルの追加書き、ダミーファイルなどNetCOBOLが提供するメインフレーム互換のための機能をバッチジョブ定義エディタで直接指定することにより、利用することができます。


7. Javaを使用したオープンバッチ業務の構築

高性能・高信頼なオープンバッチ業務を、Javaアプリケーションで構築することができます。

Java EE(J2EE)準拠のバッチシステムの構築
Java EE(J2EE)に準拠したオープンスタンダードなバッチシステムを構築できます。オンライン資産の有効活用や開発スタイルの共通化によるTCO削減が可能です。

オンデマンド実行における準リアルなレスポンスを実現
JavaVMを常駐化し多重実行するバッチ実行環境により、JavaVMの起動や資源獲得のオーバーヘッドを削減し、オンラインと連動する短時間のバッチ処理のレスポンスを保証します。


8. 利用による効果

ミッションクリティカルなバッチ業務システムのシステム構築が可能です。

システム/機能構成図

システム構成図
システム構成図

新規機能

V9.4.0からV9.5.0の機能強化項目は以下のとおりです。

1. バッチ実行基盤(Java)機能強化

リカバリ機能
ジョブ実行中にシステムダウンが発生した場合、システム再開後に、そのジョブのリスタート(再開)やジョブの先頭からのリラン(再実行)を可能とします。


2. 開発環境パッケージのサポートプラットフォームの拡大

Windows(R) 10または、Windows Server(R) 2016で、開発環境パッケージを使用可能とします。

標準添付品

  • オンラインマニュアル

    ・Interstage Job Workload Server オンラインマニュアル

商品体系

【メディア】
・Interstage Job Workload Serverメディアパック(64bit) V9.5.0
(注)V9.5.0は64bit版メディアパックのみです。32bit版は「Interstage Job Workload Server メディアパック V9.4.0」を手配してください。
【ライセンス】
・Interstage Job Workload Serverプロセッサライセンス(一年間24時間サポート付き)V9

本商品のライセンス製品には、初年度の「SupportDesk Standard」がバンドルされています。

購入方法

1. メディアパックについて

メディアパックは、媒体(CD/DVD等)のみの提供です。使用権は許諾されておりませんので、別途 ライセンスを購入する必要があります。また、商品の導入にあたり、最低1 本のメディアパックが必要です。

なお、バージョンアップ/レベルアップおよび、32ビット商品と64ビット商品間での切り替えを目的に本メディアパックのみを手配することはできません。


2. プロセッサライセンスについて

プロセッサライセンスは、本商品をインストールするサーバに搭載されているプロセッサ数に応じて以下のとおりに必要となるライセンスです。

・シングルコアプロセッサの場合は、1 プロセッサ(COD モデルの場合はCPU RTU ライセンスを持つ1 稼働CPU)あたり1 本の購入が必要です。

・マルチコアプロセッサの場合は、コアの総数に特定の係数を乗じた数(小数点以下端数切上げ)分のライセンスの購入が必要です。
-SPARC M12/M10 では、CPU コアアクティベーションキーにより有効化されたコアの総数に特定の係数を乗じます。
-SPARC Enterprise/PRIMEPOWER のCOD モデルでは、CPU RTU ライセンスを持つ稼働CPU 上のコアの総数に特定の係数を乗じます。

マルチコアプロセッサにおける係数については、「関連URL」に記載の「FUJITSU Software(ライセンス・サポート)」内、「富士通製ミドルウェア商品のライセンス体系について」を参照ください。


3. V8以降からのバージョンアップ/レベルアップについて

V8以降の本商品をお持ちの場合は、有償サポート・サービス「SupportDesk」のサービスの一環として、最新バージョン/レベルを提供いたします。(お客様からのご要求が必要です。)
「SupportDesk」を導入されていない場合は、新バージョン/レベル商品を改めてご購入頂く必要があります(価格の優遇はございません)のでご注意ください。
なお、「SupportDesk」の詳細については、弊社営業/SEにお問合せください。


4. ダウングレード使用について

本商品のライセンスを購入することにより、本商品の旧バージョンを使用する権利を得ることができます(以降、「ダウングレード使用」と呼びます)。
「ダウングレード使用」を適用する際には、旧バージョン商品のインストール媒体をお客様が既に購入されていることが前提となります。
購入が必要なライセンス数については、本商品のライセンス購入方法に従ってカウントします。
なお、ダウングレード使用権を用いて、1つのライセンスで本バージョン商品と旧バージョン商品を同時に使用することはできません。
また、本商品の次バージョン以降を使用する権利はありません。

「ダウングレード使用」可能な旧バージョン商品は、以下の通りです。
- Interstage Job Workload Server V8


5. クラスタシステム(1:1運用待機形態)運用時の購入方法

2ノードを1システムと考えて、1システム分のライセンスを購入してください。

関連ソフト

1. バッチアプリケーションのCOBOLアプリケーションを開発する場合

NetCOBOL Enterprise Edition 開発・運用パッケージ V9.0以降

COBOLアプリケーションの開発/実行する場合、開発元から提供する、ライブラリパッケージのインストールが必要です。
詳細については、弊社営業/SEにお問い合わせください。


2. 開発したCOBOLアプリケーションを実行する場合

(Solaris 10の場合)
NetCOBOL Enterprise Edition 運用パッケージ V9.0以降
NetCOBOL Enterprise Edition 開発・運用パッケージ V9.0以降

(Solaris 11の場合)
NetCOBOL Enterprise Edition 運用パッケージ V10.2.1以降
NetCOBOL Enterprise Edition 開発・運用パッケージ V10.2.1以降

COBOLアプリケーションの開発/実行する場合、開発元から提供する、ライブラリパッケージのインストールが必要です。
詳細については、弊社営業/SEにお問い合わせください。


3. コールドスタンバイ運用(1:1運用待機)を行う場合

PRIMECLUSTER 4.2 以降


4. Systemwalker Operation Managerと連携する場合

(Solaris 10の場合)
Systemwalker Operation Manager Enterprise Edition V13.0以降

(Solaris 11の場合)
Systemwalker Operation Manager Enterprise Edition V13.4.1以降

動作保証周辺機器

なし

留意事項

1. Java実行環境

本製品では、Java実行環境(JDK(Java 2 SDK, Standard Edition)/JRE(Java 2 Runtime Environment))を同梱しています。
Javaアプリケーション(サーバアプリケーション、クライアントアプリケーション)を実行する場合は、本製品に同梱している以下のJavaの実行環境を使用してください。
・JDK/JRE6
・JDK/JRE7


2. 他製品との組み合わせについて

Interstage Application Server
Interstage Web Server
Interstage Web Server Express
Interstage Business Application Server (注1)
Interstage Job Workload Server
Interstage Service Integrator
SystemWalker Centric Manager (注2)
Systemwalker Network Manager 12.0以降
Systemwalker PKI Manager 12.0
Systemwalker Resource Coordinator 12.1以降
TeamWARE Office 200X V2.0L20以降
注1) 以下の表の組み合わせの場合、Interstage Business Application Serverはインストール可能です。ただし、表の組み合わせであっても、以下の場合Interstage Business Application Serverはインストールできません。
- Interstage Business Application Serverのアプリケーションサーバ機能がインストールされていない場合。
- Interstage Job Workload ServerがV9.2.0以前の場合かつInterstage Business Application Serverの高信頼性ログClient機能がインストールされている、かつ、Interstage Job Workload Server をV9.0 互換機能を使用する場合(“バッチジョブ定義データベース”に“バッチジョブ定義格納ディレクトリ”を使用しない構成の場合)。
注2) インストール種別が運用管理サーバ、または運用管理クライアントとしてインストールされている場合のみ、同一システムにインストールできません。


3. DR(Dynamic Reconfiguration)機能およびCoD(Capacity on Demand)機能と組み合わせて使用する場合の留意事項

DR、CoDでCPU構成変更時
JavaVMの"-XX:"で始まるヒープチューニング用オプションを使用する場合、以下のオプションの範囲で使用してください。
-XX:PermSize
-XX:MaxPermSize
-XX:NewRatio
-XX:NewSize
-XX:MaxNewSize
-XX:SurvivorRatio
また、シングルプロセッサ→マルチプロセッサ/マルチプロセッサ→シングルプロセッサとCPU数が変化する場合はJavaプロセスの停止後、構成変更を行ってください(マルチプロセッサ→マルチプロセッサの場合はJavaプロセスの停止は不要です)。
Interstage Job Workload ServerがV9.2.0以前の場合でバッチジョブ定義データベースとしてSymfowareデータベースを使用する場合には、あらかじめ、DPによって増える可能性があるCPU数をRDB構成パラメタファイルのRDBCPUNUMパラメタに設定しておく必要があります。
DR、CoDでメモリ構成変更時
JavaVMの"-XX:"で始まるヒープチューニング用オプションを使用する場合、以下のオプションの範囲で使用してください。
かつ、Javaプロセス停止後、構成変更を行ってください。
-XX:PermSize
-XX:MaxPermSize
-XX:NewRatio
-XX:NewSize
-XX:MaxNewSize
-XX:SurvivorRatio

関連URL

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