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2015年 9月 現在

FUJITSU Software
Interstage Job Workload Server V9.4.1

本商品は、メインフレームで培った基幹システム構築のノウハウを活かし、オープンシステム上で基幹バッチ処理の安定稼働と運用性向上を実現する基盤ソフトウェアです。
ジョブの実行に必要なファイル資源を事前に排他獲得するなど、安定したジョブ実行環境を構築することができます。
ジョブ異常時における自動ファイル回収処理、異常ジョブステップからのリスタートなど、ジョブ運用の利便性を大幅に向上します。
また、バッチジョブ定義エディタによるジョブを実行する環境定義を作成することで、ファイル資源の割当て/排他などの制御ロジックを簡単に定義することができ、業務ロジックに専念した開発生産性の向上によるバッチ処理システムの短期構築が可能となります。
また、ジョブスケジューラ製品であるSystemwalker Operation Managerと連携することで、バッチ実行基盤でジョブスケジュールが可能となり、ジョブネット制御や全体稼働監視を行うことでシームレスな連携を行うことができます。
本商品のライセンス製品には、本商品ご購入後一年間はお客様のシステムを24時間体制でサポートする「SupportDesk Standard」(サポート商品)がバンドルされています。

購入について

適応機種 概要

  • サーバ
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY / マルチベンダーサーバ・クライアント / FUJITSU Cloud Service for OSS IaaS / FUJITSU Cloud Service S5 / パブリッククラウド

  • クライアント(開発環境)
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY / FMV / マルチベンダーサーバ・クライアント

適応OS 概要

  • サーバ
    Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64)

  • クライアント(開発環境)
    Windows Server 2012 R2(64-bit) / Windows Server 2012(64-bit) / Windows Server 2008 R2(64-bit) / Windows Server 2008(64-bit) / Windows Server 2008 / Windows Server 2003 x64 Editions / Windows Server 2003 / Windows 8.1(64-bit) / Windows 8.1 / Windows 8(64-bit) / Windows 8 / Windows 7(64-bit) / Windows 7 / Windows Vista

機能説明

1. 業務の安定性向上

(1)ファイル資源の一括排他獲得
バッチジョブ実行前にジョブ内で使用する全てのファイル排他を一括獲得するため、他ジョブとのファイルの競合によるデータ破壊を防止します。ジョブが実行終了するまでファイル排他を獲得するためファイルを安全に扱うことができ、ジョブ実行の安定性を向上します。

(2)バッチジョブ実行環境プロセスの常駐化
バッチジョブを実行させる度にプロセスを起動するのではなく、バッチジョブ実行環境プロセス(バッチワークユニット)を常駐化して資源の制御を行うため、安定稼働を実現します。

(3)ジョブステップフロー制御
定型的なジョブステップをサブルーチン化することにより、アプリケーションのポータビリティが向上します。


2. 業務アプリケーションの生産性向上

(1)開発コストの削減
従来のシェルで作成していたファイルの割当て/回収、ファイルの排他などの制御ロジックをバッチジョブ定義にしたがって本商品が自動で行うため、制御ロジック部分のテストを含めた開発コストを大幅に削減できます。

(2)バッチジョブ定義による柔軟なバッチ業務の構築
Interstage Studioのプラグインとして利用する開発支援機能(バッチジョブ定義エディタ)を提供しています。GUIによるバッチジョブ定義エディタを使用して簡単にジョブを実行する環境を定義することができます。
バッチジョブ定義エディタでは、アプリケーションの呼び出し順序、アプリケーションで使用するファイルなどの資源の事前排他獲得、アプリケーション間で受け渡すファイルなどの資源、アプリケーションで異常が発生した場合の実行順番などを定義します。
また、バッチジョブ定義によってファイルの論理的な名称(資源名)とファイルの物理的なパスを対応づけて、アプリケーションでは資源名によってファイルを使用できるため、アプリケーションの汎用性が高まり、柔軟なバッチ業務が構築できます。

(3)既存資産やノウハウを有効活用
メインフレームなどで使用していたCOBOL資産を容易に活用することができ、既存資産を有効に利用した柔軟で拡張性のあるバッチ業務を構築できます。


3. システム運用性の向上

(1)バッチジョブの状況の把握
実行依頼をしたバッチジョブの状況を表示する機能を提供します。この機能によって、バッチジョブ定義における実行しているジョブステップを把握できます。
ファイル資源の競合によって、実行待ちとなっているバッチジョブの資源の獲得状況を表示する機能を提供します。これによって、ファイル資源が競合しているバッチジョブを把握できるので、システムの改善ポイントが明確になります。

(2)異常時のリカバリ時間の短縮
アプリケーションが異常終了した場合のファイル資源の回収をシステムが実施するため、未回収のファイルを探して削除する作業が不要になります。また、バッチジョブごとに実行結果を記録しているので、異常の原因を容易に特定できます。そして、異常の発生したジョブステップから再実行する機能によって、リカバリが完了するまでの時間を短縮できます。


4. バッチ処理の性能向上

複数のジョブステップを並列実行することにより高速化する機能(マルチジョブコントローラ)を提供します。


5. 既存資産の移行性向上

(1)ファイルの世代管理
ジョブ起動時に世代ファイルの割り当てを行うことにより、定義ファイルを変更せずに毎時動作するバッチ運用を行うことが可能です。また、ファイルの連結機能により、複数の世代ファイルを1つのファイルとして参照・集計することができます。

(2)レガシーマイグレーション時の生産性向上
ファイルの連結、ファイルの追加書き、ダミーファイルなどNetCOBOLが提供するメインフレーム互換のための機能をバッチジョブ定義エディタで直接指定することにより、利用することができます。


6. Javaを使用したオープンバッチ業務の構築

(1)Java EE(J2EE)準拠のバッチシステムの構築
Java EE(J2EE)に準拠したオープンスタンダードなバッチシステムを構築できます。オンライン資産の有効活用や開発スタイルの共通化によるTCO削減が可能です。

(2)オンデマンド実行における準リアルなレスポンスを実現
JavaVMを常駐化し多重実行するバッチ実行環境により、JavaVMの起動や資源獲得のオーバーヘッドを削減し、オンラインと連動する短時間のバッチ処理のレスポンスを保証します。

システム/機能構成図

システム構成図
システム構成図

新規機能

V9.4.0からV9.4.1の新規機能は、以下のとおりです。

サポートOSの拡大

サーバにおいて以下のOSをサポートしました
・Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)

標準添付品

  • オンラインマニュアル

    ・Interstage Job Workload Server マニュアル体系と読み方
    ・Interstage Job Workload Server リリース情報
    ・Interstage Job Workload Server 解説書
    ・Interstage Job Workload Server インストールガイド
    ・Interstage Job Workload Server チュートリアルガイド
    ・Interstage Job Workload Server セットアップガイド
    ・Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド
    ・Interstage Job Workload Server 運用ガイド
    ・Interstage Job Workload Server リファレンス
    ・Interstage Job Workload Server メッセージ集
    ・Interstage Job Workload Server 用語集
    ・Interstage Job Workload Server オンライン・バッチ同一筐体の手引き
    ・Interstage Job Workload Server クラスタ構築・運用ガイド
    ・Interstage Job Workload Server バッチ実行基盤(Java)

商品体系

・Interstage Job Workload Server メディアパック (64bit) V9.4.1
・Interstage Job Workload Server プロセッサライセンス (64bit) (一年間24時間サポート付) V9

購入方法

1. メディアパックについて

メディアパックは、媒体(DVDなど)のみの提供です。使用権は許諾されておりませんので、別途、ライセンスを購入する必要があります。また、商品の導入にあたり、最低1本のメディアパックが必要です。バージョンアップ/レベルアップを目的に本メディアパックのみを手配することはできません。


2. プロセッサライセンスについて

プロセッサライセンスは、本商品をインストールするサーバに搭載されているプロセッサ数に応じて必要となるライセンスです。
・シングルコアプロセッサの場合は、1プロセッサあたり1本の購入が必要です。
・マルチコアプロセッサの場合は、コアの総数に特定の係数を乗じた数(小数点以下端数切上げ)分のライセンスの購入が必要です。
マルチコアプロセッサにおける係数については、「関連URL」に記載の「富士通ソフトウェア情報(製品一覧(その他))」内、「富士通製ミドルウェア商品のライセンス体系について」を参照ください。


3. クライアント(開発環境)ソフトウェアについて

Interstage Job Workload Server のクライアント(開発環境)ソフトウェアは、複数台のクライアント(開発環境)にインストールすることができます。


4. クラスタシステム(1:1運用待機形態)運用時の購入方法

2ノードを1システムと考えて、1システム分のライセンスを購入してください。


5. 旧版からのレベルアップについて

V9.2.0以降の本商品をお持ちの場合は、有償サポート・サービス「SupportDesk」のサービスの一環として、最新レベルを提供いたします。(お客様からのご要求が必要です。)
「SupportDesk」を導入されていない場合は、新レベル商品を改めて購入して頂く必要があります(価格の優遇はありません)のでご注意ください。
なお、「SupportDesk」の詳細については、弊社営業/SEにお問合せください。

関連ソフト

1. バッチジョブ定義/フロー定義/バッチアプリケーションを開発する場合

・Interstage Studio Standard-J Edition V10 (Windows)
・Interstage Studio Standard-J Edition V11 (Windows)


2. NetCOBOLを利用してアプリケーションを開発する場合

・NetCOBOL Enterprise Edition 開発・運用パッケージ V10.1.0以降(Linux (Intel64))(*1)(*2)
・NetCOBOL Enterprise Edition 開発パッケージ V10.1.0以降 (Windows) (*1)

(*1)COBOL実行基盤インタフェース生成ツール使用時、およびCOBOLで作成されたアプリケーションの翻訳時に必要です。
(*2)Hadoop連携機能を使用する場合V10.5.0以降が必要です。
Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) で使用する場合、V11.0.0以降が必要です。


3. NetCOBOLのアプリケーションを実行する場合

・NetCOBOL Enterprise Edition 運用パッケージ V10.1.0以降(Linux (Intel64))(*1)
・NetCOBOL Enterprise Edition 開発・運用パッケージ V10.1.0以降(Linux (Intel64))(*1)

(*1)Hadoop連携機能を使用する場合V10.5.0以降が必要です。
Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) で使用する場合、V11.0.0以降が必要です。


4. Systemwalker Operation Manager と連携する場合

・Systemwalker Operation Manager Enterprise Edition V13.4.0以降(Linux (Intel64))(*1)

(*1)Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) で使用する場合、Systemwalker Operation Manager と連携はできません。


5. Hadoop連携機能を使用する場合

Interstage Big Data Parallel Processing Server V1.0.1以降(*1)

(*1)Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) で使用する場合、Hadoop連携機能は使用できません。


6. クラスタ運用を行う場合

1対1の運用待機形態のみをサポートします。
クラスタ運用を行う場合は、以下のクラスタシステムが必要です。
・PRIMECLUSTER Enterprise Edition 4.2以降(Linux (Intel64))(*1)
・PRIMECLUSTER HA Server 4.2以降(Linux (Intel64))(*1)

(*1)Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64) で使用する場合、4.3A20以降が必要です。
Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) で使用する場合、4.3A40以降が必要です。

動作保証周辺機器

なし

留意事項

1. Intel64環境での動作について

本商品は、以下のディストリビューションの環境では、64ビットモードで動作します。
- Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64)
- Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64)
- Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)


2. Windows デスクトップOS (64-bit)上での動作

クライアント(開発環境)は、以下のOSのWOW64(注)サブシステム上で、32ビットアプリケーションとして動作します。
- Windows 7(64-bit)
- Windows 8(64-bit)
- Windows 8.1(64-bit)

注) Windows 32-bit On Windows 64-bit


3. Java実行環境について

本商品では、Java実行環境を同梱しています。Javaアプリケーションを実行する場合は、本商品に同梱している以下のJava実行環境を使用してください。
・JDK/JRE6
・JDK/JRE7


4. Interstage Application Server製品の購入について

本商品には、Interstage Application Server Enterprise Edition V11の機能相当が組み込まれているため、同製品を購入する必要はありません。


5. Systemwalker Operation Managerとの連携について

Systemwalker Operation Managerのサブシステム運用機能を利用する場合、本商品のバッチ業務はサブシステム番号0のサブシステム(ジョブスケジューラ)からのみの利用となります。


6. 他製品との組み合わせについて

本商品は以下の製品がインストールされている同一サーバにインストールできません。(注1)
Interstage Application Server
Interstage Web Server
Interstage Web Server Express
Interstage Job Workload Server
Interstage Business Application Server (V11.1.1を除く)
Interstage Service Integrator
Systemwalker Centric Manager

注1) 32bitモードで動作する製品は同一サーバにインストールできません


7. サポートについて

本商品のライセンス製品には、本商品ご購入後一年間はお客様のシステムを24時間体制でサポートする「SupportDesk Standard」がバンドルされています。富士通がこれまで蓄積したノウハウにより、安心のサポートをご提供します。

(1)サポートの留意事項
2年目以降のサポートサービスの継続には、別途SupportDesk契約が必要です。

(2)サポート内容
・本商品に関するトラブル/Q&Aの対応をいたします。(サービス時間帯:1年間365日24時間)
・お客様専用ホームページ「SupportDesk-Web」により、本商品に関する情報を提供いたします。
・本商品の最新版を無償で提供いたします。


8. インストールについて

本商品のサーバパッケージはDVDで提供されます。また開発環境パッケージ、マニュアルはCD-ROMで提供されます。
サーバパッケージのインストールにはDVDドライブユニットが必要です。
DVDドライブユニットが搭載されていないマシンの場合は別途手配が必要です。
DVDドライブユニットを入手できない場合は、DVD装置が接続されているPRIMERGYまたはFMVのDVDドライブをNFSにてマウントし、ネットワーク経由でインストールを行います。(ただし、ローカルのDVDドライブユニットと比べて作業工数を要します。)

関連URL

お客様向けURL