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2021年 6月 現在

FUJITSU Software
Interstage Application Server Standard-J Edition V11.1.1

本商品は、Java EEやWebサービス標準技術をサポートした、シングルサーバ環境(1つのサーバでの実行環境あるいは、複数のサーバでもサーバ間での業務を引き継がない独立した実行環境)向けアプリケーション・サーバ基盤商品のスタンダードモデルです。さらに、Webサーバ機能、シングル・サインオン機能、アプリケーションの構築を支援するフレームワークを提供しています。本商品を使用することにより、Javaによるシステムを短期間かつ低コストで、容易に構築することが可能です。

購入について

適応機種 概要

  • サーバ
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY / マルチベンダーサーバ・クライアント / FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O IaaS / FUJITSU Cloud Service S5 / パブリッククラウド

  • クライアント
    FMV / マルチベンダーサーバ・クライアント

適応OS 概要

  • サーバ
    Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 6 (for x86) / Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 5 (for x86)

  • クライアント
    Windows 10(64-bit) / Windows 10 / Windows 8.1(64-bit) / Windows 8.1 / Windows 8(64-bit) / Windows 8 / Windows 7(64-bit) / Windows 7 / Windows Vista / Windows XP

機能説明

1. 標準化対応

●Java EE対応
Java EE 5に対応しており、Java EE 5のEJB 3.0(Enterprise JavaBeans)、Servlet 2.5, JMS 1.1, JTA(Java Transaction API) 1.1, JSP 2.1, JavaMail 1.4 等により、高い生産性でアプリケーションの開発ができます。また、富士通の基幹システム構築技術を融合することで、高性能・高信頼な業務構築が可能なJava EEアプリケーションの実行基盤を実現しています。

●Java EE 6対応
Java EE 6対応しており、Java EE 6のEJB 3.1(Enterprise JavaBeans)、Servlet 3.0, JMS 1.1, JTA(Java Transaction API) 1.1, JSP 2.2, JavaMail 1.4 等により、高い生産性でアプリケーションの開発ができます。また、Java EE 6に準拠した他ベンダーのアプリケーションの活用も可能となります。

●Webサービス対応
Webサービスの相互接続規約WS-I BP(*)に対応し、SOAの基盤としてサービスの構築・運用・連携を支える運用環境を提供しています。他社ベンターを含む他の業務サービスや.NET環境との接続が容易となり、業務の適応範囲を拡大させることができます。
環境設定やアプリケーション配備など簡単な運用操作で利用でき、実用的で使いやすい運用環境を提供します。
(*) WS-I BP:世界160社によるWebサービスの相互接続推進団体(WS-I)が規定したガイドライン。


2. Java EE機能

●自動復旧
Webアプリケーションの異常(異常終了、ループ、デッドロックなど)を早期に検知し、自動的に復旧(業務アプリケーションの強制停止・再起動)します。復旧中でもクライアント要求受付は継続可能です。

●HotDeploy機能の提供
運用中に、WebアプリケーションおよびEJBアプリケーションの入替え、追加、削除を、他のアプリケーションを停止せずに、実施できる機能を提供します。これにより運用の連続性を保つことが可能となります。また、アプリケーション開発段階におけるアプリケーションのテストを効率的に行うことが可能となります。

●クラスローダ機能
Javaのクラスローダにおいて、きめ細かい検索が行うことがきます。また、他社商品で開発したJava EEのアプリケーションが容易に移植できます。


3. Javaアプリケーションの安定実行

●高速なJava実行環境
当社で開発した、高性能なJavaVM(FJVM)を搭載しており、Javaアプリケーションを高速に実行できます。

●JavaVMの予兆監視
JavaVMのヒープメモリの監視を行い、ヒープメモリ不足時に警告メッセージを出力します。警告メッセージ 出力時にヒープメモリをチューニングすることにより、Javaアプリケーションの安定運用を実現します。

●Javaのトラブル調査支援ツール
・JDK/JRE 6において、性能ボトルネックやメモリリーク等のトラブル調査を支援するツール(Java VisualVM)を提供しています。これにより、Javaにおけるトラブル調査を支援します。
・アプリケーションサーバ上で動作中のアプリケーションのJava VM に関するパフォーマンスデータを収集、表示するJava監視機能を提供しています。本機能により、性能ボトルネックの早期検出を支援します。


4. 業務の安定稼動

●HTTPサーバからバックへのリクエスト振り分け/故障監視
HTTPサーバからバックにリクエストを振り分ける機能を提供します。振り分け先のサーバ故障時には故障サーバを切り離して、運用を継続することが可能です。
本機能は、Standard-J Edition/Enterprise Edition/Enterprise Editionに同梱のWeb Package機能で提供しています。

●セションリカバリ(J2EEのみ)
サーバ障害・プロセス異常停止の発生時に、代替のサーバ・プロセスにセション情報を引き継いで、業務処理を継続できます。


5. 簡易導入・運用(導入、運用のためのGUIの提供)

インストール後、導入、運用までを簡単に行うことができるGUI(Interstage Java EE管理コンソール)を提供します。導入(環境設定)と運用管理をInterstage Java EE管理コンソール だけで簡単に操作、管理することができます。


6. Webサーバ機能

Apache 2.0/2.2と互換のWebサーバ(Interstage HTTP Server)を提供しています。Interstage HTTP Serverをデフォルト化しており、オープンソースで使い慣れた知識でWebサーバ を使用することができます。


7. 業務システム向けの各種機能の提供

●セキュリティ
SSL 3.0のクライアント/サーバ認証と暗号機能、合同会社シマンテック・ウェブサイトセキュリティ(旧社名:日本ベリサイン株式会社)、Systemwalker PKI Managerで発行の証明書を使用したSSL通信などを実装しています。

●シングル・サインオン機能の認証サーバ/リポジトリサーバ
一度の認証で、インターネット上に分散配置されたWebサービスにアクセスを可能とするシングル・サインオン機能を提供します。運用時において、システム毎に利用者の追加・変更する必要がなくなり、運用コストの削減につながります。また、利用者はシステム毎に認証を受ける必要がなくなり、利便性が向上します。
本商品では、利用者に対してWebベースのサービスなどを提供するサーバ(業務サーバ)、シングル・サインオン機能の利用者の認証を行うサーバ(認証サーバ)、利用者の認証に必要な情報を管理するサーバ(リポジトリサーバ)の機能を提供します。

●アプリケーション構築を支援するフレームワーク
各種アプリケーションを効果的に開発するための高機能かつ豊富な部品群(フレームワーク)を提供します。フレームワークを利用することで、高品質なアプリケーションを簡易に開発できます。

●ディレクトリサービス
インターネット標準であるLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)V3準拠のディレクトリサービスを提供します。これにより、ネットワーク内の利用者や資源をディレクトリで一元管理やユーザの認証が可能です。

●Systemwalker連携対応
Systemwalker Centric Manager からInterstage Application Server 上で運用されているアプリケーションの稼働管理・性能管理が可能です。これにより、万一トラブルが発生した場合でも、ネットワーク経由で復旧できるなど、システムの運用性を大幅に高めることができます。


8. 仮想化対応

●仮想環境への対応
多数のサーバの運用コストを削減、既存システムの延命、急激なビジネス環境変化へ適応などにおいて、仮想化での対応が図られています。Interstage Application Serverでは、VMware、KVMといった、様々な仮想環境での動作をサポートしており、これらの仮想環境のメリットを活かした運用が可能です。

●仮想システムの自動配備
富士通プライベートクラウド対応製品(Systemwalker Software Configuration Manager)との連携により、仮想システムの自動配備に対応しています。
Interstage Application Serverの各サービス(Webサーバ、管理コンソール、Java EE、J2EE(Servlet/EJB)、CORBA)を使用する実行環境を利用者の要求に応じて、簡単な操作で貸出や返却を行うことができます。


9. スマート端末向けアプリケーション開発フレームワークの提供

スマート端末(スマートフォン、タブレットPC)向けの業務アプリケーションを構築するためのフレームワークを提供します。本フレームワークでは、スマート端末向けの豊富な部品を提供します。
これにより、アプリケーション開発者は、個々のスマート端末やブラウザの差異を意識することなく、業務アプリケーション開発が可能です。また、一般的なWebアプリケーションの技術に加え、HTMLの知識だけでスマート端末向け業務アプリケーションの開発ができます。
サポートする端末(スマートデバイス)、OS、ブラウザについては、「関連URL」に記載の「富士通ソフトウェア情報(スマートデバイスにおける動作条件)」を参照ください。


10. Web Package機能の提供

Interstage Application Server Standard-J Edition/Enterprise Editionをインストールしたシステムの前段に、Webサーバによるシステムを構築するための機能(Web Package機能)を提供します。
Interstage Application Server Standard-J Edition/Enterprise Editionを購入することで、Interstage Application Server Standard-J Edition/Enterprise Editionで構築したバックエンドシステムとWeb Package機能で構築したWebフロントシステムを連携したシステムの構築が可能です。

システム/機能構成図

システム構成図
システム構成図

新規機能

V11.1.0からV11.1.1の機能強化項目は、以下のとおりです。

Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)対応

Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)に対応します。

標準添付品

  • オンラインマニュアル

    ・Interstage Application Server オンラインマニュアル

商品体系

【メディア】
・Interstage Application Server Standard-J Edition メディアパック V11.1.1
・Interstage Application Server Standard-J Edition メディアパック (64bit) V11.1.1
【ライセンス】
・Interstage Application Server Standard-J Edition (1年間24時間サポート付) プロセッサライセンス V11

本商品のライセンス製品には、初年度の「SupportDesk Standard」がバンドルされています。

購入方法

1. メディアパックの種類について

本商品には、2種類のメディアパックがあります。動作OSによりメディアパックが異なりますので注意が必要です。

(1) Interstage Application Server Standard-J Edition メディアパック V11.1.1
以下のディストリビューションの環境で32ビットアプリケーションとして動作します。
- Red Hat Enterprise Linux 5 (for x86)
- Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64) (注)
- Red Hat Enterprise Linux 6 (for x86)
- Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64) (注)
- Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) (注)
(注)32ビット互換モードで動作

(2) Interstage Application Server Standard-J Edition メディアパック (64bit) V11.1.1
以下のディストリビューションの環境で64ビットアプリケーションとして動作します。
- Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64)
- Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64)
- Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)


2. メディアパックについて

メディアパックは、媒体(DVD)のみの提供です。使用権は許諾されておりませんので、別途 ライセンスを購入する必要があります。また、商品の導入にあたり、最低1本のメディアパックが必要です。
バージョンアップ/レベルアップおよび、32ビット商品と64ビット商品間での切り替えを目的に本メディアパックのみを手配することはできません。


3. プロセッサライセンスについて

プロセッサライセンスは、本商品をインストールするサーバに搭載されているプロセッサ数に応じて以下の通りに必要となるライセンスです。
・シングルコアプロセッサの場合は、1プロセッサあたり1本の購入が必要です。
・マルチコアプロセッサの場合は、コアの総数に特定の係数を乗じた数(小数点以下端数切上げ)分のライセンスの購入が必要です。
マルチコアプロセッサにおける係数については、「関連URL」に記載の「FUJITSU Software(ライセンス)」内、「富士通製ミドルウェア商品のライセンス体系について」を参照ください。


4. クライアントソフトウェアについて

Interstage Application Server V11のクライアントソフトウェアは、複数台のクライアントにインストールすることができます。


5. Web Packageについて

本商品に含まれるWeb Packageについては、複数のコンピュータにインストールして本商品と組み合わせて使用することができます。
(注)Web Packageは64ビット商品では提供していません。


6. ダウングレード使用について

本商品のライセンスを購入することにより、本商品の旧バージョンを使用する権利を得ることができます(以降、「ダウングレード使用」と呼びます)。
「ダウングレード使用」を適用する際には、旧バージョン商品のインストール媒体をお客様が既に購入されていることが前提となります。
購入が必要なライセンス数については、本商品のライセンス購入方法に従ってカウントします。
なお、本商品と旧バージョン商品を同時に使用することはできません。
また、本商品の次バージョン以降を使用する権利はありません。

「ダウングレード使用」可能な旧バージョン商品は、以下のとおりです。
- Interstage Application Server Standard-J Edition V8/V9/V10


7. V7.0以降の旧商品からのバージョンアップ/レベルアップについて

以下の商品をお持ちの場合は、有償サポート・サービス「SupportDesk」のサービスの一環として、本商品の新バージョン/レベルを提供いたします。また、32ビット商品と64ビット商品間での切り替えも可能です。(お客様からのご要求が必要です。)
「SupportDesk」を導入されていない場合は、新バージョン/レベル商品を改めてご購入頂く必要があります(価格の優遇はございません)のでご注意ください。
なお、「SupportDesk」の詳細については、弊社営業/SEにお問合せください。
-Interstage Application Server Standard-J Edition V8/V9/V10/V11.0.0/V11.1.0
-Interstage Application Server Plus V7.0
-Interstage Application Framework Suite Web Edition V7.0


8. V6.0以前からのバージョンアップについて

V6.0以前の本商品をお持ちの場合は、弊社営業/SE にお問い合わせください。

関連ソフト

1. アプリケーションを開発する場合

・Interstage Studio Standard-J Edition V11(Windows 32ビット商品)


2. システムの運用管理を行う場合

[32ビット商品の場合]
Systemwalkerと連携した稼働管理を行う場合
・Systemwalker Centric Manager Enterprise Edition V13.2.0/V13.3.0/V13.3.1/V13.4.0/V13.4.1/V13.5.0/V13.6.0/V15.0.0/V15.1.0(Linux 32ビット商品)(注1)
Systemwalkerと連携した自動運転を行う場合
・Systemwalker Operation Manager Enterprise Edition V13.2.0/V13.3.0/V13.3.1/V13.4.0/V13.4.1/V13.6.0/V13.6.1/V13.7.0(Linux 32ビット商品)(注2)(注3)
Systemwalker Centric Managerの監査ログ管理機能を使用してセキュリティ監査証跡機能の監査ログを収集する場合
・Systemwalker Centric Manager Enterprise Edition V13/V15(Linux 32ビット商品)
・Systemwalker Centric Manager Standard Edition V13/V15(Linux 32ビット商品)
Systemwalker Software Configuration Managerと連携した仮想システムの自動配備を行う場合
・Systemwalker Software Configuration Manager V14/V15(注3)

[64ビット商品の場合]
Systemwalkerと連携した稼働管理を行う場合
・Systemwalker Centric Manager Enterprise Edition V13.4.0/V13.4.1/V13.5.0/V13.6.0/V15.0.0/V15.1.0(Linux 64ビット商品)(注1)
Systemwalkerと連携した自動運転を行う場合
・Systemwalker Operation Manager Enterprise Edition V13.4.0/V13.4.1/V13.6.0/V13.6.1/V13.7.0(Linux 64ビット商品)(注2)(注3)
Systemwalker Software Configuration Managerと連携した仮想システムの自動配備を行う場合
・Systemwalker Software Configuration Manager V14/V15(注3)

(注1)Java EE 5の場合は、V13.5.0以降を使用してください。
(注2)CORBAワークユニットについて対応しています。
(注3)Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)とは連携できません。


3. 連携可能なデータベース(注1)

以下に接続可能なデータベースサーバを示します。なお、ご利用になるデータベース機能により、利用できるデータベースサーバが異なります。

[Linux for x86上のデータベースに接続する場合][32ビット商品の場合]
[Linux for x86上のデータベースにリモート接続する場合][64ビット商品の場合]
・Symfoware Server Enterprise Edition V10/V11/V12
・Symfoware Server Standard Edition V10/V11/V12
・Oracle Database Enterprise Edition R11.1.0/R11.2.0/R12.1.0
・Oracle Database Standard Edition R11.1.0/R11.2.0/R12.1.0
・Oracle Standard Edition One R11.1.0/R11.2.0/R12.1.0

[Linux for Intel64上のデータベースに接続する場合][64ビット商品の場合]
[Linux for Intel64上のデータベースにリモート接続する場合][32ビット商品の場合]
・Symfoware Server Enterprise Extended Edition V10/V11
・Symfoware Server Enterprise Edition V10/V11/V12
・Symfoware Server Standard Edition V10/V11/V12
・Oracle Database Enterprise Edition R11.1.0/R11.2.0/R12.1.0
・Oracle Database Standard Edition R11.1.0/R11.2.0/R12.1.0
・Oracle Standard Edition One R11.1.0/R11.2.0/R12.1.0
・PowerGres Plus V9

[Windows for x86上のデータベースにリモート接続する場合]
[Windows for x64上のデータベースにリモート接続する場合]
・Symfoware Server Enterprise Edition V10/V11
・Symfoware Server Standard Edition V10/V11
・Oracle Database Enterprise Edition R11.1.0/R11.2.0/R12.1.0
・Oracle Database Standard Edition R11.1.0/R11.2.0/R12.1.0
・Oracle Standard Edition One R11.1.0/R11.2.0/R12.1.0

・Microsoft SQL Server 2012 Enterprise Edition
・Microsoft SQL Server 2012 Business Intelligence Edition
・Microsoft SQL Server 2012 Standard Edition
・Microsoft SQL Server 2012 Web Edition
・Microsoft SQL Server 2012 Developer Edition
・Microsoft SQL Server 2012 Express Edition
・Microsoft SQL Server 2008 R2 Datacenter
・Microsoft SQL Server 2008 R2 Enterprise
・Microsoft SQL Server 2008 R2 Datacenter
・Microsoft SQL Server 2008 R2 Enterprise
・Microsoft SQL Server 2008 R2 Standard
・Microsoft SQL Server 2008 R2 Workgroup
・Microsoft SQL Server 2008 R2 Web
・Microsoft SQL Server 2008 Enterprise
・Microsoft SQL Server 2008 Standard
・Microsoft SQL Server 2008 Workgroup
・Microsoft SQL Server 2008 Web
・Microsoft SQL Server 2005 Enterprise Edition
・Microsoft SQL Server 2005 Standard Edition
・Microsoft SQL Server 2005 Workgroup Edition
・Microsoft SQL Server 2005 Developer Edition
・PowerGres Plus V9

[Solaris(32bit)上のデータベースにリモート接続する場合]
[Solaris(64bit)上のデータベースにリモート接続する場合]
・Symfoware Server Enterprise Extended Edition V10/V11
・Symfoware Server Enterprise Edition V10/V11
・Symfoware Server Standard Edition V10/V11
・Oracle Database Enterprise Edition 11.1.0x/11.2.x/12.1.x
・Oracle Database Standard Edition 11.1.0x/11.2.x/12.1.x
・Oracle Standard Edition One 11.1.0x/11.2.x/12.1.x

[その他]
FUJITSU Integrated System HA Database Ready SX1/SX2(注2)

(注1)以下のJDBCドライバを使用してください。関連ソフトウェアに記載しているデータベース以外でも、以下のJDBCドライバがサポート対象としているデータベースと組み合わせ可能です。
・Symfoware Server クライアント機能 V10/V11/V12
・Oracle JDBC Driver 11.1/11.2/12.1
・Microsoft SQL Server JDBC Driver 2.0/3.0
・Microsoft JDBC Driver for SQL Server 4.0
・PowerGres Plusクライアント V9
・Symfoware Server Client V11.0.2/V11.1.0/V12.0.1A
・Open SQL Client V1.0.0
(注2)Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)とは連携できません。


4. トランザクション内訳分析をする場合

[32ビット商品の場合]
・Systemwalker Service Quality Coordinator (Agent for Server/Agent for Business) V13.2.0/V13.3.0/V13.4.0/V13.5.0/V15.0.0/V15.0.1/V15.1.0/V15.1.1(Linux 32ビット商品)

[64ビット商品の場合]
・Systemwalker Service Quality Coordinator (Agent for Server/Agent for Business) V13.4.0/V13.5.0/V15.0.0/V15.0.1/V15.1.0/V15.1.1(Linux 64ビット商品)

(注)Java EEの場合はV15.0.0以降を使用してください。

動作保証周辺機器

1. システムの負荷分散を行う場合

・IPCOM EX(INまたはLB)


2. SSLアクセラレータを使ってセキュリティを強化する場合

・IPCOM EX(INまたはLB)

留意事項

1. Intel64環境での動作について

メディアパックとOSの組み合わせにより動作が異なります。詳細は購入方法1項「メディアパックの種類について」を参照ください。


2. Windows デスクトップOS (64-bit)上での動作

本商品は、以下のOSのWOW64(注)サブシステム上で、32ビットアプリケーションとして動作します。
- Windows 7(64-bit)
- Windows 8(64-bit)
- Windows 8.1(64-bit)
- Windows 10(64-bit)
注:Windows 32-bit On Windows 64-bit


3. Webブラウザ

以下のWebブラウザに対応しています。
・Windows Internet Explorer 7、8、9、10、11
※Appletを使用する場合は、富士通のJBKプラグインを使用してください。


4. 開発環境

Interstage Studio V11 (Windows版 32ビット商品)でのアプリケーションの開発を推奨します。


5. Java実行環境について

本商品では、以下のJava実行環境を同梱しています。Javaアプリケーションを実行する場合は、本商品に同梱しているJava実行環境を使用してください。
・JDK/JRE 6
・JDK/JRE 7


6. JDK/JREとJava EE/J2EEの組み合わせについて

本商品では、以下のJDK/JREに対応しています。
・JDK/JRE 6
・JDK/JRE 7

本商品では、以下のJava EE/J2EEに対応しています。
・Java EE 5
・Java EE 6
・J2EE 1.4

JDK/JREとJava EE/J2EEは以下の組み合わせで使用できます。

JDK/JREとJava EE/J2EEの組み合わせについて

JDK/JREとJava EE/J2EEの組み合わせを説明します。

7. Java EE 6での注意点

Java EE 6において、以下の機能はサポート対象外です。
詳細については、弊社営業/SEにお問い合わせください。
・Javaアプリケーションのトラブルの事前回避(Full GC発生サーバーインスタンスに対してリクエスト振り分けを抑止する機能)
・活性変更(ホットデプロイ機能)
・ブラウザベースのGUIによる運用操作
・Systemwalker製品との連携
・Webサーバ連携時のWebサーバコネクタの故障監視機能


8. Apacheの取り扱い

Apache 2.2をベースとしたWebサーバ(Interstage HTTP Server 2.2)
とApache 2.0をベースとしたWebサーバ(Interstage HTTP Server 2.0)
を提供していますので、製品内のWebサーバを使用してください。
J2EE/Java EEとは下表の組み合わせで使用可能です。

WebサーバとJava EE/J2EEの組み合わせについて

WebサーバとJava EE/J2EEの組み合わせを説明します。

9. SSLの使用について

SSL 3.0のクライアント・サーバ認証と暗号化機能、合同会社シマンテック・ウェブサイトセキュリティ(旧社名:日本ベリサイン株式会社)等で発行の証明書を使用したSSL通信などを提供します。本商品内のSSL機能を使用してください。
なお、証明書を作成するための証明書発行局を構築する場合のみ、以下が必要です。
・Systemwalker PKI Manager 12.x (Solaris)
証明書を証明書発行機関などから入手する場合は必要ありません。


10. 日本認証サービス株式会社の証明書について

日本認証サービス株式会社の証明書(SecureSign(R)ADサーバサービス)に関し、以下を注意してください。
[注意事項]
・日本認証サービス株式会社は証明書の発行を終了しています。そのため、新たな日本認証サービス株式会社の証明書は取得できません。
・既に発行済みの日本認証サービス株式会社の証明書は有効期限が切れており使用できません。
[対処方法]
Interstage証明書環境やSMEEコマンドで構築した証明書/鍵管理環境を利用する場合は、本商品がサポートするほかのパブリック認証局が発行した証明書(合同会社シマンテック・ウェブサイトセキュリティ(旧社名:日本ベリサイン株式会社)のセキュア・サーバIDなど)を使用してください。


11. 他商品との組み合わせについて

本商品は以下の商品がインストールされているシステムにインストールできません。

・Interstage Application Development Cycle Manager
・Interstage Application Framework Suite
・Interstage Application Server(INTERSTAGE Application Serverを含む)(注1)
・Interstage Business Application Server (注1)
・Interstage Job Workload Server
・Interstage List Works
・Interstage Security Director(IIOPアプリGW、ファイアウォール、HTTPアプリGW)
・Interstage Service Integrator
・Interstage Shunsaku Data Manager
・Interstage Traffic Director
・Interstage Web Server
・Interstage Web Server Express
・ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition
・Systemwalker Centric Manager (マネージャ) (注2)
・Systemwalker Centric Manager (V13.4以降でシングル・サインオンサーバを使用している場合)
・Systemwalker Desktop Inspection
・Systemwalker IT Change Manager
・Systemwalker Network Manager
・Systemwalker Network Manager
・Systemwalker Service Catalog Manager
・Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition (V13.4以降でダッシュボード/BrowserAgentを使用している場合)
・Systemwalker Software Configuration Manager

(注1)Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64)/Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64)については、64ビットモードでの動作をサポートする各商品についても同一システムにインストールすることはできません。
(注2)Web Package機能をインストールする場合のみ排他ソフトウェアです。


12. Interstage Application Server各製品の位置付けについて

Interstage Application Server各製品の位置付けを下表に示します。

Interstage Application Server各製品の位置付け

Interstage Application Server各製品の位置付けを図で説明します。

13. Interstage Application Server/Interstage Web Server Expressの提供機能について

Interstage Application Server/Interstage Web Server Expressの提供機能を下表に示します。

Interstage Application Server/Interstage Web Server Expressの提供機能(1/2)

Interstage Application Server/Interstage Web Server Expressの提供機能を図で説明します。

Interstage Application Server/Interstage Web Server Expressの提供機能(2/2)

Interstage Application Server/Interstage Web Server Expressの提供機能を図で説明します。

14. 適応OSについて

・サーバ
64ビット商品の適応OSであるRed Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64)については、5.3以降をサポートします。

・クライアント
以下のOSの場合、Service Packの適用が必要です。
Windows XP Professional Service Pack 3 以降
Windows XP Home Edition Service Pack 3 以降
Windows Vista Home Basic Service Pack 2以降
Windows Vista Home Premium Service Pack 2以降
Windows Vista Business Service Pack 2以降
Windows Vista Enterprise Service Pack 2以降
Windows Vista Ultimate Service Pack 2以降
Windows 7 Home Premium Service Pack 1以降
Windows 7 Professional Service Pack 1以降
Windows 7 Enterprise Service Pack 1以降
Windows 7 Ultimate Service Pack 1以降


15. IPv6対応の注意点

以下の機能において、IPv6/IPv4デュアルスタック環境での運用のみをサポートしています。
・JDK/JRE
・Java EE 6
・J2EEのEJB、JTS/JTA(SSL連携機能は未サポート)
・Interstage HTTP ServerによるHTTP/HTTPS通信
・Interstage シングル・サインオン
・Interstage ディレクトリサービス
・SMEEコマンドによる証明書/鍵管理環境のcmgetcrlコマンド(CRLの取得)


16. JIS2004対応の注意点

以下の機能では、JIS2004で追加された文字は使用できません。
・管理コンソール


17. 32ビット商品と64ビット商品の相違について

以下の機能は64ビット商品では提供していません。
・Web Package


18. V11とV10の機能差について

本バージョンにおいて、以下の機能はサポート対象外となります。
・サーバ機能:JDK/JRE 5.0
・クライアント機能:JDK/JRE 5.0
・シングル・サインオン機能のssoimportumコマンド
・GUIインストーラ

本バージョンにおいて、以下の製品との連携はサポート対象外となります。
・Internet Explorer 6


19. インストールについて

本商品はDVDで提供されます。
インストールにはDVDドライブユニットが必要です。
DVDドライブユニットが搭載されていないマシンの場合は別途手配が必要です。
なお、DVDドライブユニットが接続できないモデルの場合は弊社営業/SEにお問い合わせください。


20. 他社製サーバ上で本商品を使用する場合のOS条件について

「Interstage Application Server 注意事項 / その他」
http://software.fujitsu.com/jp/technical/interstage/apserver/notes/#v11
V11の「注意事項」から詳細を表示し選択してください。


21. フレームワークの注意点

Apcoordinatorの「Strutsとの連携」機能を利用する場合、連携で利用するStrutsはお客様各自で準備してください。本商品では「Strutsとの連携」のためのStrutsは同梱していません。また、連携で利用するStrutsは「Struts 1.2.9」を利用してください。


22. スマートデバイスでのご利用について

本商品のスマート端末向けアプリケーション開発フレームワークは、スマートデバイスでのブラウザを利用した運用に対応しています。
サポートブラウザ等の詳細情報は、「関連URL」に記載の「富士通ソフトウェア情報(スマートデバイスにおける動作条件)」を参照してください。


23. クローニング運用時の注意事項

システムのクローニングを実施する場合の注意事項を、以下のマニュアルに記載していますので、参照してください。

http://software.fujitsu.com/jp/manual/
[製品]
Interstage Application Server Standard-J Edition V11.1.1 (for Intel64) [Linux(64)]
Interstage Application Server Standard-J Edition V11.1.1 [Linux]
[記載箇所]
Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)
メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)
クローニング


24. ディザスタリカバリ(DR)/レプリケーション運用時の注意事項

運用中のサイトから待機サイトに、定期的にシステムの複製を行い、災害などが発生した時に、待機サイトに切り替える運用を行う場合は、以下に注意してください。

[サイト間でIPアドレスやホスト名が変わらない場合]
・サイト間の複製は本製品の環境設定が完了してから開始してください。
・Interstage ディレクトリサービス、シングル・サインオン、Interstage管理コンソール、Interstage Java EE管理コンソールは使用できません。
・Java EE 5/Java EE 6/J2EEのServletのセッション継続は行えません。
・サイト切り替え後には、以下はサイト間の複製時の状態に戻ります。
- ログ
- イベントサービスのイベントデータ
- Interstage HTTP Serverのディスクキャッシュ
- Java EE 5/Java EE 6/J2EEのJMSのメッセージ

[サイト間でIPアドレスやホスト名が変わる場合]
・本製品の環境設定が完了後、本製品の資源の移出を行ってください。サイト間の複製は本製品の資源の移出後に開始してください。
待機サイトに切り替えるときには、Interstage Application Server起動前に、待機サイトにて、本製品の資源の移入を行ってください。
資源の移出や移入は、以下のマニュアルを参照してください。
Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)
メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)
・Interstage ディレクトリサービス、シングル・サインオン、Interstage管理コンソール、Interstage Java EE管理コンソールは使用できません。
・Java EE 5/Java EE 6/J2EEのServletのセッション継続は行えません。
・イベントサービスにおいて、以下は使用できません。
- イベントサービスのイベントデータ
- ホスト名またはIPアドレスを指定して作成したイベントチャネル
・J2EEのJMSのメッセージは使用できません。
・証明書のコモンネームにIPアドレスを使用できません。
・サイト切り替え後には、以下はサイト間の複製時の状態に戻ります。
- ログ
- Interstage HTTP Serverのディスクキャッシュ
- JMSメッセージ
・Java EE 5/Java EE 6のIIOPリスナーのネットワークアドレスにIPアドレスを指定している場合、環境に合わせて設定を変更する必要があります。
・PortableORBで接続先としてIPを指定している場合、環境に合わせて接続先のIPを変更する必要があります。


25. クライアントOSの留意事項について

本商品をWindows 10で使用する場合は以下の留意事項があります。

(1)機能について
以下の機能は使用できません。JDK/JRE 7およびJDK/JRE 7に対応した機能を使用してください。
・JDK/JRE 6
・Java EE 5クライアント
・J2EEクライアント

(2)ブラウザについて
以下の機能はMicrosoft Edgeが使用できません。Internet Explorer 11を使用してください。
・Interstage管理コンソールおよびInterstage Java EE管理コンソール
・Java EE 5
・Java EE 6
・JBK
・CORBAサービス
・Portable-ORB
・フレームワーク
・Interstage シングル・サインオンの統合Windows認証を行うための設定

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