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2016年 10月 現在

FUJITSU Software
Interstage Data Effector Standard Edition V9.3.1

Interstage Data Effector Standard Editionは、CSV/XMLデータを高速・簡単に仕分け・結合・集計するデータ加工ツールです。
複数の条件で一括仕分けする機能により、大量の業務データの中から目的に応じたデータを素早く取り出すことができます。また、項目の並びや長さの異なる不揃いなデータでもそのまま扱え、データの集約も簡単なため、システム構築コストを削減できます。
Interstage Data Effector Standard Editionは、企業のシステム構築を強力に支援します。

購入について

適応機種 概要

  • サーバ
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY / マルチベンダーサーバ・クライアント / FUJITSU Cloud Service for OSS IaaS / FUJITSU Cloud Service S5 / パブリッククラウド

適応OS 概要

  • サーバ
    Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 6 (for x86) / Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 5 (for x86) / Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for EM64T) / Red Hat Enterprise Linux ES (v.4 for EM64T) / Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for x86) / Red Hat Enterprise Linux ES (v.4 for x86)

機能説明

1. データ加工に有効な様々な機能セット

Interstage Data Effectorは、CSVファイルまたはXML文書を入力としたデータ加工ができます。
コマンドラインインタフェースや、C言語インタフェースから使用できる、以下の4つの機能があります。
- 抽出
- 連結
- 集計
- ソート
また、これらの機能を自由に組み合わせることで、様々なデータ加工ができます。

(1) 抽出
入力データ中から、検索条件に一致するデータを抽出します。
(部分一致、完全一致、前方後方一致、文字間隔、数値比較などの条件指定)
1回の抽出処理で、複数の異なる条件を指定し、結果を別々のファイルに出力することができます。
また、目的の項目だけを指定して、出力することもできます。

(2) 連結
ジャーナルファイルとマスタファイルのデータを、条件に合わせて結合・編集します。一度に複数のマスターファイルを連結できます。
結合方法には、以下の3つがあります。
・INNER JOIN方式:ジャーナルファイルのデータが、入力マスタファイルに存在しない場合、そのデータを出力しない。
・LEFT OUTER JOIN方式:ジャーナルファイルのデータが、入力マスタファイルに存在しない場合、そのデータは空で出力する。
・FULL OUTER JOIN方式:ジャーナルファイルのデータが、入力マスタファイルに存在しない場合、および入力マスタファイルのデータが入力ジャーナルファイルに存在しない場合、その両方のデータを空で出力する。

(3) 集計
入力データを任意のグループごとに集計します。
(sum関数、max関数、min関数、avg関数、count関数)

(4) ソート
入力データを任意の項目ごとにソートします。
形式(項目数および項目順)の異なるファイルもソートできます。
また、入力データの値による仕分けもできます。


2. コマンドベースで簡単・プログラムレス

システムにインストールしてその場ですぐに使えます。コマンドベースなので、データ操作のために必要な条件を指定して実行するだけです。COBOLやC言語で複雑なアプリケーションを開発する必要はありません。
データは、抽出・連結・集計・ソート機能を組み合わせて、自由に加工できます。

図1.複雑なアプリケーション開発は不要

複雑なアプリケーション開発は不要です。

3. 条件仕分けによりデータ処理をシンプルに

抽出機能を使って、1回の処理で複数の条件に合ったデータを一括して仕分けできます(※)。例えば、SQLで3回問い合わせ処理していたことが、1回の抽出処理で済みます。目的に合ったデータ抽出が1コマンドで処理できるため、バッチを簡素化できます。
仕分けされたデータは、Interstage Data Effectorの各機能を使って自由にデータ加工することができます。
※一度に30種類までの一括仕分けができます。

図2.抽出機能の条件仕分けイメージ

抽出機能の条件仕分けについて図で説明します。

4. 業務データをそのまま活用して、即運用開始!

データは、業務システムから抜き出したCSV/XML形式のまま使えます。複数業務のデータを連結・集計する場合でも、データの形式揃えやテーブル定義といった事前作業は不要です。また、運用後のデータ変化/ニーズ変化があっても再定義は必要なく、運用継続できます。
図3に、具体的なイメージを示します。

また、事前のデータ加工を不要とする以下の機能を提供します。

(1) 仮想項目機能
入出力データの値を、条件に基づいて別の値に変換できる、仮想項目機能を提供します。その仮想項目値を使って、連結・集計・ソート処理ができます。
図4に、具体的な処理イメージを示します。

(2) 日時関数
様々な形式の日時データを処理する、日時関数を提供します。
・標準的な形式への変換
・日時データ同士の大小比較と取出し
・半期/四半期などの単位での丸め・切捨て
・日時データの加算
・月末日の取り出し
・日時データの最大/最小の取り出し
・日時データ同士の差分の取り出し

(3) フォーマット関数
数値データや日時データを利用者の指定した形式に変換できます。
・数値データを文字列に変換
・日時データを文字列に変換

(4) 採番関数の追加
出力データに対して、開始番号の値から一意性を保証した番号を付加することができます。

(5) ユーザー定義関数
利用者が独自の関数を作成することで、業務要件にあったより自由度の高いデータ加工処理ができます。

(6) 見出し行の読み飛ばし
入力データの見出し行を読み飛ばすことができるので、入力データの事前加工が不要となります。

(7) 様々なファイル形式に対応
CSV、XML形式に加えて、水平タブや半角空白を区切り文字とする形式のファイルも処理対象とします。
これにより、処理対象データの適用範囲が広がります。

図3:業務データをそのまま活用

業務データをそのまま活用するイメージについて説明します。

図4:仮想項目機能の処理イメージ

仮想項目機能の処理イメージについて説明します。

この例では、まず、実データの「AGE(年齢)」を年齢ごとに分類して、「年代」という仮想項目を定義します。
次に、年代ごとに、平均身長と平均体重を集計した結果を出力します。
このように、実データを加工することなく、処理の中で仮想的にデータを生成することができます。


5. バッチ処理時間の短縮

並列処理により、処理時間短縮を実現します。本機能はコマンド利用時のみ有効です。

(1) 並列化による処理時間の短縮
複数の入力ファイルを同時に読んで、並列に処理できます。
これにより、CPUやメモリなどの資源に余裕があり、入力ファイルを分散配置できる環境下では、データ加工の処理時間を短縮できます。

(2) 名前付きパイプサポート
Interstage Data Effectorのコマンド間やプログラムとのデータのやり取りに名前付きパイプ(※)を使用できます。
例えば、複数条件一括仕分け時に利用すると、中間ファイルを使用せずに高速に処理できます。
※ 名前付きパイプとは、プログラム同士がデータをやり取りできるようにした、プロセス間通信の1手法です。

システム/機能構成図

システム構成図

新規機能

V9.3.0からV9.3.1の機能強化項目は、以下のとおりです。

新ディストリビューションのサポート

(1) 新ディストリビューションのサポート
以下のディストリビューションでの動作をサポートします。
- Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)

標準添付品

  • オンラインマニュアル

    ・Interstage Data Effector リリース情報
    ・Interstage Data Effector スタートガイド
    ・Interstage Data Effector 導入・運用ガイド
    ・Interstage Data Effector インストールガイド
    ・Interstage Data Effector リファレンス集
    ・Interstage Data Effector メッセージ集

商品体系

〔32ビット向け商品〕
・Interstage Data Effector Standard Edition メディアパック V9.3.1
・Interstage Data Effector Standard Edition プロセッサライセンス (1年間24時間サポート付) V9
〔64ビット向け商品〕
・Interstage Data Effector Standard Edition メディアパック for x64 V9.3.1
・Interstage Data Effector Standard Edition プロセッサライセンス (1年間24時間サポート付) for x64 V9

本商品のライセンス製品には、初年度の「SupportDesk Standard」がバンドルされています。

購入方法

1. 商品の種類について

本商品には、32ビット向けと64ビット向けがあります。動作OSにより選択する商品が異なりますので注意が必要です。

(1) 32ビット向け商品
以下のディストリビューションの環境で32ビットアプリケーションとして動作します。
- Red Hat Enterprise Linux ES (v.4 for x86)
- Red Hat Enterprise Linux ES (v.4 for EM64T) (注)
- Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for x86)
- Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for EM64T) (注)
- Red Hat Enterprise Linux 5 (for x86)
- Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64) (注)
- Red Hat Enterprise Linux 6 (for x86)
- Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64) (注)
- Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64) (注)
(注)32ビット互換モードで動作

(2) 64ビット向け商品
以下のディストリビューションの環境で64ビットアプリケーションとして動作します。
- Red Hat Enterprise Linux ES (v.4 for EM64T)
- Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for EM64T)
- Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64)
- Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64)
- Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)


2. メディアパックについて

メディアパックは、媒体(CD-ROM 等)のみの提供です。使用権は許諾されておりませんので、別途ライセンスを購入する必要があります。また、商品の導入にあたり、最低1本のメディアパックが必要です。
バージョンアップ/レベルアップを目的に本メディアパックのみを手配することはできません。


3. プロセッサライセンスについて

プロセッサライセンスは、本商品をインストールするサーバに搭載されているプロセッサ数に応じて必要となるライセンスです。
・シングルコアプロセッサの場合は、1プロセッサあたり1本の購入が必要です。
・マルチコアプロセッサの場合は、コアの総数に特定の係数を乗じた数(小数点以下端数切上げ)分のライセンスの購入が必要です。

マルチコアプロセッサにおける係数については、「関連URL」に記載の「富士通ソフトウェア情報」内、「富士通製ミドルウェア商品のライセンス体系について」を参照ください。


4. V9.0以降からのレベルアップについて

V9.0以降の本商品をお持ちの場合は、有償サポート・サービス「SupportDesk」のサービスの一環として、最新バージョン/レベルを提供いたします。(お客様からのご要求が必要です。)
「SupportDesk」を導入されていない場合は、新バージョン商品を改めて購入して頂く必要があります(価格の優遇はありません)のでご注意ください。
なお、「SupportDesk」の詳細については、弊社営業/SEにお問合せください。

関連ソフト

C言語アプリケーションを開発する場合

・gccおよびその他関連パッケージ(OS製品で提供されているコンパイラのみ)

動作保証周辺機器

なし

留意事項

Intel64/EM64T環境での動作について

メディアパックとOSの組み合わせにより動作が異なります。詳細は購入方法1項「商品の種類について」を参照ください。

関連URL

お客様向けURL