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  8. Interstage Information Integrator Standard Edition V11.0.0 Interstage Information Integrator エージェント V11.0.0

2017年 10月 現在

FUJITSU Software
Interstage Information Integrator Standard Edition V11.0.0
Interstage Information Integrator エージェント V11.0.0

Interstage Information Integrator Standard Edition は、業務システムで発生した多様なデータを収集・統合し、必要なときに必要な形で利用者に配付するデータ収集・統合管理ソフトウェアです。競争の激化、リスク管理への取り組み、IT社会の進展など、企業を取り巻く環境はめまぐるしく変化しています。その中で、コストを削減し、利益を拡大していくために、情報活用への要件は、より広範囲に、より早く、より正確にと、高度になってきています。
Interstage Information Integrator Standard Edition は、様々なシステムから収集したデータを、利用者のニーズの変化に合わせて柔軟に変換・配付することができます。
Interstage Information Integrator エージェントは、Interstage Information Integrator Standard Edition V11の連携先業務システムにおけるデータの収集・配付処理の構築・運用を支援します。

購入について

適応機種 概要

  • Interstage Information Integrator Standard Edition サーバ
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY / FUJITSU Cloud Service S5 / パブリッククラウド

  • Interstage Information Integrator エージェント
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY / FUJITSU Cloud Service S5 / パブリッククラウド

  • 運用管理クライアント機能
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY / FMV / マルチベンダーサーバ・クライアント

  • 定義クライアント機能
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY / FMV / マルチベンダーサーバ・クライアント

  • 転送アクセラレーター機能
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY / マルチベンダーサーバ・クライアント / FUJITSU Cloud Service S5 / パブリッククラウド

  • 転送アクセラレーターのゲートウェイ機能(他プラットフォームについては留意事項参照)
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY / マルチベンダーサーバ・クライアント / FUJITSU Cloud Service S5 / パブリッククラウド

  • 転送アクセラレーターのクライアント機能
    FMV / スマートデバイス(留意事項参照)

適応OS 概要

  • Interstage Information Integrator Standard Edition サーバ
    Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 6 (for x86) / Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 5 (for x86)

  • Interstage Information Integrator エージェント
    Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 6 (for x86) / Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 5 (for x86)

  • 運用管理クライアント機能
    Windows Server 2012 R2(64-bit) / Windows Server 2012(64-bit) / Windows Server 2008 R2(64-bit) / Windows Server 2008(64-bit) / Windows Server 2008 / Windows Server 2003 x64 Editions / Windows Server 2003 / Windows 8.1(64-bit) / Windows 8.1 / Windows 8(64-bit) / Windows 8 / Windows 7(64-bit) / Windows 7 / Windows Vista / Windows XP

  • 定義クライアント機能
    Windows Server 2012 R2(64-bit) / Windows Server 2012(64-bit) / Windows Server 2008 R2(64-bit) / Windows Server 2008(64-bit) / Windows Server 2008 / Windows Server 2003 x64 Editions / Windows Server 2003 / Windows 8.1(64-bit) / Windows 8.1 / Windows 8(64-bit) / Windows 8 / Windows 7(64-bit) / Windows 7 / Windows Vista / Windows XP

  • 転送アクセラレーター機能
    Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 6 (for x86) / Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 5 (for x86)

  • 転送アクセラレーターのゲートウェイ機能(他プラットフォームについては留意事項参照)
    Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 6 (for x86) / Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 5 (for x86)

  • 転送アクセラレーターのクライアント機能
    Windows 8.1(64-bit) / Windows 8.1 / Windows 8(64-bit) / Windows 8 / Windows 7(64-bit) / Windows 7 / Windows Vista / スマートデバイス用OS(留意事項参照)

機能説明

1. 用語の説明

・Interstage Information Integrator サーバ
Interstage Information Integratorを利用するためのサーバ機能です。収集、変換、配付の一連の処理を行います。
・Interstage Information Integrator エージェント
連携先のシステムで動作し、データの変換・収集を支援するInterstage Information Integratorのオプション製品の機能です。
・運用管理クライアント機能
Webブラウザを使用して、業務の実行に関する操作や運用状況の監視を行う機能です
・定義クライアント機能
デザインシートや定義作成/管理GUIを使用して、定義作成、登録するための機能です。
・転送アクセラレーター機能
TCPアプリケーション通信の高速化を行う転送アクセラレーターのサーバ機能です。
・転送アクセラレーターのクライアント機能
転送アクセラレーター機能をインストールしたサーバと接続し、クライアントアプリケーションの通信を高速化する機能です。クライアントアプリケーションが動作する機器に導入します。
・転送アクセラレーターのゲートウェイ機能
転送アクセラレーター機能をインストールしたサーバと接続し、クライアントアプリケーションの通信を高速化する機能です。クライアントアプリケーションが動作する機器と転送アクセラレーター機能が動作するサーバとの間でゲートウェイとなるサーバに導入します。


2. 収集/配付

業務システムを変更せず、データを収集/配付します。
メインフレームや他社機、クラウドと連携するための豊富な連携・転送プロトコルを用意しています。

【Interstage Information Integrator Standard Edition】
・DB連携(HA Dadatbase Ready、Symfoware、Oracle、SQL Server、DB2、PostgreSQL)
データベースからの全件抽出・条件抽出およびデータベースへのデータ置換、追加、更新が可能です。
・高速ファイル転送
WAN帯域を最大限利用することにより、遠隔地との間で高速にデータ収集・配付が可能です。
帯域100MbpsでのFTPとの転送速度比:従来の5〜14倍(当社調べ)
・ファイル転送
多重度制御、自動リトライ、圧縮・解凍、同報配信、集約配信が可能です。
転送プロトコル:FTP、FTP+、HICS、HULFT、SAN、HTTP、HTTPS
・ジョブ起動
データ配付後に、配付されたデータを処理するジョブを起動します。また、起動されたジョブから通知された結果を管理することができます。
・クラウド連携
クラウドプラットフォームとのデータ連携が可能です。
クラウド:FUJITSU Hybrid IT Service for Microsoft Azure、Windows Azure Platform、salesforce.com
・Excel連携
Excel形式の業務データから必要なデータだけを収集し、集計レポートを作成・表示することができます。
・サービスバス連携(Interstage Service Integrator)
Interstage Information Integrator Standard EditionとInterstage Service Integratorとの間で、ノンプログラミングでデータの受け渡しが可能です。
・各ソフトウェア製品との連携
業務パッケージへ配付するためのデータ収集のテンプレート提供
- SAP
- GLOVIA
データ配付のテンプレート提供
- Interstage Navigator Server(BIソフトウェア)
- Interstage List Creator(帳票設計・生成ソフトウェア)
EDIアダプタ連携
- ACMS EDI-BASE(流通BMSの通信プロトコルをサポートした製品)

【Interstage Information Integrator エージェント】
・DB連携(Symfoware、Oracle、SQL Server、DB2、PostgreSQL)
データベースからの全件抽出・条件抽出およびデータベースへのデータ置換、追加、更新が可能です。
・ファイル転送
多重度制御、自動リトライ、圧縮・解凍、同報配信、集約配信が可能です。
転送プロトコル:FTP+
・ジョブ起動
データ配付後に、配付されたデータを処理するジョブを起動します。また、起動されたジョブから通知された結果を管理することができます。
・Excel連携
Excel形式の業務データから必要なデータだけを収集し、集計レポートを作成・表示することができます。


3. 転送アクセラレーター機能

業務システムを変更せず、データ転送を高速化する機能を提供します。

【Interstage Information Integrator Standard Edition 】
・アプリケーション通信高速化
TCP/IPインタフェースのアプリケーション間のプロキシとして利用することにより、通信距離・回線品質による遅延を解消し、データ転送の高速化ができるようになりました。
ネットワーク特性とアプリケーション特性を計測し、最良の性能を発揮するプロトコルを高速に推定し使用するプロトコルを自動選択します。
・転送アクセラレーターのクライアント機能
WindowsPCおよびスマートデバイスのアプリケーションとInterstage Information Integrator Standard Editionを導入したサーバのアプリケーションとの間で高速な通信ができるようになりました。
・転送アクセラレーターのゲートウェイ機能
WindowsPCおよびスマートデバイスのアプリケーションの通信をゲートウェイとして中継し、Interstage Information Integrator Standard Editionを導入したサーバのアプリケーションとの間で高速な通信を行ないます。
本機能を利用することで、クライアントアプリケーションが動作する機器(WindowsPCおよびスマートデバイス)に転送アクセラレーターのクライアント機能を導入しなくても、アプリケーションの通信を高速化できます。
・帯域制御
定期的に通信回線の状態を確認し動的に帯域制限を行います。この機能により、他の通信業務への影響を最小限に抑えつつ効率的に回線を活用することができます。


4. 変換

【Interstage Information Integrator Standard Edition/Interstage Information Integrator エージェント】
形式や表記が不揃いな業務データを、情報として活用できる形式に変換します。

・フォーマット変換
バイナリファイル、CSVファイルの相互フォーマット変換が可能です。
・項目編集
項目選択、項目並び替え、項目結合・分割が可能です。
・文字コード変換
EBCDIC、SJIS、EUC、JEF、Unicodeの相互文字コード変換をサポートしています。
IBM日本語文字セットからの文字コード変換も可能です。
・レコード編集
条件抽出、ソート、ジョイン、集計が可能です。
・クレンジング
データ表記の統一や、マスターコードとの比較による置換えが可能です。


5. 統合・管理

【Interstage Information Integrator Standard Edition】
統合・管理として、以下の機能を提供します。

・定義クライアント機能
- 収集/配付、変換、振分など処理の流れを把握できるGUIやデザインシート(データ処理の設計書)を使って、データ収集、データ変換、データ配付、スケジュールなどを定義登録します。
- 適用モデル毎の構築手順に沿った定義画面やパラメタだけを画面に表示し、利用しない機能に関する画面やパラメタを意識せずに定義を作成することができます。
- Interstage Service Integratorとの接続のための定義作成/管理が可能です。
- 業務システムに導入したInterstage Information Integrator エージェントの定義作成/管理が可能です。
・データ管理
- 複数の収集データを一時的に保存・管理することで、処理するデータの単位や時間帯、エラー時のリカバリ方法など運用ルールが異なるシステムとも、システムの運用に影響を与えることなく連携することができ、運用が柔軟になります。
- 保存したデータをバックアップ、リカバリすることにより、業務再開のためのチェックポイントとして利用することができます。
・運用管理クライアント機能
Interstage Information Integratorの収集、変換、配付などの業務実行に関する操作や、運用状況の監視などを、GUIを使って行うことができます。
また、Interstage Service Integratorと連携する業務の実行操作や運用状況の監視をGUIを使って行うことができます。
さらに、業務システムに導入したInterstage Information Integrator エージェントの実行操作や運用状況の監視をGUIを使って行うことができます。
・スケジュール機能
定義したスケジュールにもとづく業務の実行が可能です。
・リソース使用状況監視
Interstage Information Integratorが使用する管理領域(管理DB領域)の使用状況を自動で監視することができます。管理DB領域の使用量がしきい値に達した場合に、アラートを通知します。


6. Interstage Information Integratorの機能と商品の対応

Interstage Information Integratorの機能と商品の対応は以下の通りです。

機能と商品の対応

各商品に含まれる機能の図

システム/機能構成図

システム構成図

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システム構成図

図を拡大表示

システム構成図

図を拡大表示

システム構成図

図を拡大表示

システム構成図

図を拡大表示

新規機能

V10.4.0からV11.0.0の機能強化項目は、以下のとおりです。

アプリケーション間のデータ転送高速化

【Interstage Information Integrator Standard Edition】
・アプリケーション通信高速化
TCP/IPインタフェースのアプリケーション間のプロキシとして利用することにより、通信距離・回線品質による遅延を解消し、データ転送の高速化ができるようになりました。
ネットワーク特性とアプリケーション特性を計測し、最良の性能を発揮するプロトコルを高速に推定し使用するプロトコルを自動選択します。

・転送アクセラレーターのクライアント機能
WindowsPCおよびスマートデバイスのアプリケーションとInterstage Information Integrator Standard Editionを導入したサーバのアプリケーションとの間で高速な通信ができるようになりました。

・転送アクセラレーターのゲートウェイ機能
WindowsPCおよびスマートデバイスのアプリケーションとInterstage Information Integrator Standard Editionを導入したサーバのアプリケーションとの間で高速な通信ができます。
本機能をゲートウェイとなるサーバに導入することで、WindowsPCおよびスマートデバイスに転送アクセラレーターのクライアント機能を導入しなくても、アプリケーションの通信を高速化できます。

・帯域制御
定期的に通信回線の状態を確認し動的に帯域制限を行います。この機能により、他の通信業務への影響を最小限に抑えつつ効率的に回線を活用することができます。

標準添付品

  • オンラインマニュアル

    ・Interstage Information Integrator システム設計ガイド
    ・Interstage Information Integrator セットアップガイド
    ・Interstage Information Integrator 運用ガイド
    ・Interstage Information Integrator コマンドリファレンス
    ・Interstage Information Integrator メッセージ集
    ・Interstage Information Integrator 転送アクセラレーターセットアップガイド

商品体系

【メディア】
・Interstage Information Integrator Standard Edition メディアパック V11.0.0 (注1) (注2)
・Interstage Information Integrator Standard Edition メディアパック (64bit) V11.0.0 (注1)(注2)
・Interstage Information Integrator エージェント メディアパック V11.0.0(注2)
・Interstage Information Integrator エージェント メディアパック (64bit) V11.0.0(注2)

【ライセンス】
・Interstage Information Integrator Standard Edition プロセッサライセンス V11
・Interstage Information Integrator エージェント プロセッサライセンス V11
・Interstage Information Integrator 1クライアントライセンス V11
・Interstage Information Integrator 20クライアントライセンス V11

注1)本メディアは以下のコンポーネントを含みます。
- Interstage Information Integrator 定義クライアント
- Interstage Information Integrator クライアント
- Interstage Information Integrator 転送アクセラレーター機能
- Interstage Information Integrator 転送アクセラレーターのゲートウェイ機能
- Interstage Information Integrator 転送アクセラレーターのクライアント機能

注2)本メディアは以下のコンポーネントを含みます。
- Interstage Information Integrator 運用管理クライアント

購入方法

1. メディアパックの種類について

本商品には、4種類のメディアパックがあります。動作OSによりメディアパックが異なりますので注意が必要です。

(1) Interstage Information Integrator Standard Edition メディアパック V11.0.0、または
Interstage Information Integrator エージェント メディアパック V11.0.0
以下のディストリビューションの環境で、32ビットアプリケーションとして動作します。
- Red Hat Enterprise Linux 5(for x86)
- Red Hat Enterprise Linux 6(for x86)
- Red Hat Enterprise Linux 5(for Intel64)(注)
- Red Hat Enterprise Linux 6(for Intel64)(注)
(注)32ビット互換モードで動作

(2) Interstage Information Integrator Standard Edition メディアパック(64bit) V11.0.0、または
Interstage Information Integrator エージェント メディアパック(64bit) V11.0.0
以下のディストリビューションの環境で、64ビットアプリケーションとして動作します。
- Red Hat Enterprise Linux 5(for Intel64)
- Red Hat Enterprise Linux 6(for Intel64)


2. メディアパックについて

メディアパックは、媒体(DVD)のみの提供です。使用権は許諾されておりませんので、別途、ライセンスを購入する必要があります。
また、商品の導入にあたり、最低1本のメディアパックが必要です。バージョンアップ/レベルアップおよび、32ビット商品と64ビット商品間での切り替えを目的に本メディアパックのみを手配することはできません。


3. プロセッサライセンスについて

プロセッサライセンスは、本商品をインストールするサーバに搭載されているプロセッサ数に応じて以下のとおりに必要となるライセンスです。
・シングルコアプロセッサの場合は、1プロセッサあたり1本の購入が必要です。
・マルチコアプロセッサの場合は、コアの総数に特定の係数を乗じた数(小数点以下端数切上げ)分のライセンスの購入が必要です。

マルチコアプロセッサにおける係数については、「関連URL」に記載の「富士通ソフトウェア情報」内、「富士通製ミドルウェア商品のライセンス体系について」を参照ください。


4. クライアントライセンスについて

転送アクセラレーターのクライアント機能を利用するために必要となるライセンスです。
ただし、転送アクセラレーターのゲートウェイ機能はインストールフリーです。

Interstage Information Integrator Standard Editionにインストールしたサーバに接続し、高速なデータ転送を行う機器(Windows PCやスマートデバイス)の台数分、Interstage Information Integrator クライアントライセンスが必要です。

※本ライセンスは、Windows、Linux、Solaris共通ライセンスです。


5. エージェントライセンス購入に関する注意事項

Interstage Information Integrator エージェントは、導入する先の業務システムのプラットフォームに合わせた製品を購入してください。


6. 運用管理クライアント機能について

運用管理クライアント機能は、Interstage Information Integratorサーバに接続して、業務の実行操作や運用状況の監視を行うことができます。
台数に関係なくサーバに接続して使用できます。


7. 定義クライアント機能について

定義クライアント機能は、インストールフリーです。


8. クラスタシステムで運用する場合の購入方法

本商品でサポートするクラスタ構成は、1対1運用待機形態です。
運用側、待機側でライセンスの購入が必用です。


9. 購入例

以下のシステム構成の場合、購入対象商品と購入数は下記のようになります。
注1:コア係数とは、マルチコアプロセッサにおける、コアの総数に乗じる係数です
注2:小数点以下は切り上げ

【構成例1】 Interstage Information Integrator Standard Edition のみ使用する場合
Interstage Information Integrator Standard Edition サーバの導入サーバ(デュアルコア2CPU構成)クラスタ運用 :1台
Interstage Information Integrator 定義クライアント/運用管理クライアントの導入PC :1台

〔対象製品と購入数〕
・Linux版 Interstage Information Integrator Standard Edition メディアパック V11.0.0
または
Linux版 Interstage Information Integrator Standard Edition メディアパック(64bit) V11.0.0
→ インストール作業に必要な枚数
・Linux版 Interstage Information Integrator Standard Edition プロセッサライセンス V11
(1)1台毎のコア総数×マルチコア係数
2CPU×2コア×コア係数(注1)(待機系のライセンスは不要)
(2)必要ライセンス数
(1)で算出した値(注2)×サーバ台数(1台)

【構成例2】 Interstage Information Integrator Standard Edition と Interstage Information Integrator エージェントを使用する場合
Interstage Information Integrator Standard Edition サーバの導入サーバ(デュアルコア4CPU構成) :1台
Interstage Information Integrator 定義クライアント/運用管理クライアントの導入PC :1台
業務システムのサーバ(デュアルコア1CPU構成) : 2台

〔対象製品と購入数〕
・Interstage Information Integrator Standard Edition メディアパック V11.0.0
または
Inerstage Information Integrator Standard Edition メディアパック (64bit)V11.0.0
→ インストール作業に必要な枚数
・Interstage Information Integrator エージェント メディアパック V11.0.0 → インストール作業に必要な枚数
・Linux版 Interstage Information Integrator Standard Edition プロセッサライセンス V11
(1)1台毎のコア総数×マルチコア係数
4CPU×2コア×コア係数(注1)(待機系のライセンスは不要)
(2)必要ライセンス数
(1)で算出した値(注2)×サーバ台数(1台)
・Linux版 Interstage Information Integrator エージェント プロセッサライセンス V11
(1)1台毎のコア総数×マルチコア係数
1CPU×2コア×コア係数(注1)(待機系のライセンスは不要)
(2)必要ライセンス数
(1)で算出した値(注2)×サーバ台数(2台)

【構成例3】 Interstage Information Integrator Standard Edition を複数台のサーバで使用する場合
Interstage Information Integrator Standard Edition サーバの導入サーバ(デュアルコア4CPU構成)クラスタ運用 :2台
Interstage Information Integrator 定義クライアント/運用管理クライアントの導入PC :1台

〔対象製品と購入数〕
・Linux版 Interstage Information Integrator Standard Edition メディアパック V11.0.0
または
Linux版 Interstage Information Integrator Standard Edition メディアパック(64bit) V11.0.0
→ インストール作業に必要な枚数
・Linux版 Interstage Information Integrator Standard Edition プロセッサライセンス V11
(1)1台毎のコア総数×マルチコア係数
4CPU×2コア×コア係数(注1)(待機系のライセンスは不要)
(2)必要ライセンス数
(1)で算出した値(注2)×サーバ台数(2台)

【構成例4】 Interstage Information Integrator Standard Editionと転送アクセラレーターのクライアント機能およびゲートウェイ機能を使用する場合
Interstage Information Integrator Standard Edition サーバの導入サーバ(デュアルコア4CPU構成) :1台
転送アクセラレーターのクライアント機能を導入した端末、スマートデバイス :16台
転送アクセラレーターのゲートウェイ機能を導入したサーバ :1台 (ゲートウェイ機能のライセンスは不要)
転送アクセラレーターのゲートウェイ機能に接続する端末 :5台

〔対象製品と購入数〕
・Interstage Information Integrator Standard Edition メディアパック V11.0.0
または
Interstage Information Integrator Standard Edition メディアパック(64bit) V11.0.0
→ インストール作業に必要な枚数
・Interstage Information Integrator Standard Edition プロセッサライセンス V11
(1)1台毎のコア総数×マルチコア係数
4CPU×2コア×コア係数(注1)(待機系のライセンスは不要)
(2)必要ライセンス数
(1)で算出した値(注2)×サーバ台数(1台)
・Interstage Information Integrator 20クライアントライセンス×1 + Interstage Information Integrator 1クライアントライセンス×1


10. V10からのバージョンアップについて

V10以降の本商品をお持ちの場合は、有償サポート・サービス「SupportDesk」のサービスの一環として、最新バージョン/レベルを提供いたします。
また、32ビット商品と64ビット商品間での切り替えも可能です。(お客様からのご要求が必要です。)
「SupportDesk」を導入されていない場合は、新バージョン/レベル商品を改めてご購入頂く必要があります(価格の優遇はございません)のでご注意ください。
なお、「SupportDesk」の詳細については、弊社営業/SEにお問合せください。

関連ソフト

1. 運用管理クライアント機能を使用する場合

[Interstage Information Integrator Standard Editionを導入するサーバ]
運用管理クライアント(CGI版)を使用するにあたり、以下のいずれかのWebサーバが必要です。
・Interstage Application Server Enterprise Edition V11.1.0/V11.0.0/V10.1.0/V10.0.0/V9.3.0
・Interstage Application Server Standard-J Edition V11.1.0/V11.0.0/V10.1.0/V10.0.0/V9.3.0
・Microsoft Internet Information Services 8.0/7.0/6.0
・Oracle WebLogic Server 10
・WebSphere Application Server V7

運用管理クライアント(サーブレット版)を使用する場合は、以下のいずれかのWebサーバが必要です。
・Interstage Application Server Enterprise Edition V11.1.0/V11.0.0/V10.1.0/V10.0.0/V9.3.0
・Interstage Application Server Standard-J Edition V11.1.0/V11.0.0/V10.1.0/V10.0.0/V9.3.0

[運用管理を行うPC]
運用管理クライアントを使用するにあたり、以下のいずれかのWebブラウザが必要です。
・Microsoft Windows Internet Explorer 10(注)/9/8/7
・Firefox 22.0
・Safari 5.1.7(7534.57.2)
・Google Chrome 28.0.1500.71m

注)Internet Explorer 10については、デスクトップ用Internet Explorerでの利用が可能です。


2. 定義クライアントを使用する場合

定義クライアントを使用するにあたり、以下のいずれかの商品が必要です。
[デザインシート]
・Microsoft Excel 2010(注)/2007/2003

注)Excel 2010は32bit版のみサポート

[定義作成/管理GUI(III Studio)]
・Interstage Studio Standard-J Edition V11.1.0/V11.0.0/V10.1.0/V10.0.0/V9.2.0
・Interstage Studio Enterprise Edition V9.2.0
・Interstage Studio with UML Modeling Tool V9.2.0


3. ファイル転送機能を使用する場合

ファイル転送機能を使用する場合は、以下のいずれかの商品が必要です。
【FTP+連携時】
Interstage Information Integrator エージェントを導入することで実現可能ですが、以下のいずれかの商品選択可能です。
[相手システム]
・Linkexpress Enterprise Edition V5.0
・Linkexpress Standard Edition V5.0
・Linkexpress Advanced Edition V4
・Linkexpress V4
・Linkexpress File Transfer V10L10(グローバルサーバ)

【HTTP連携時】
Interstage Information Integrator エージェントを導入することで実現可能ですが、以下のいずれかの商品も選択可能です。
[相手システム]
・Linkexpress Enterprise Edition V5.0
・Linkexpress Advanced Edition V4

【HULFT連携時】
自システムおよび相手システムに以下の商品が必要です。
・HULFT 7/6(株式会社セゾン情報システムズ)

【EDI接続時】
EDI接続を行う場合は、以下の商品が必要です。
・ACMS EDI-BASE V3L3.8/V3L3.2


4. 高速ファイル転送を行う場合

高速ファイル転送を使用するにあたり、以下のいずれかの商品が必要です。
・Interstage Application Server Enterprise Edition V11.1.0/V11.0.0/V10.1.0/V10.0.0/V9.3.0
・Interstage Application Server Standard-J Edition V11.1.0/V11.0.0/V10.1.0/V10.0.0/V9.3.0


5. 転送アクセラレーターを使用する場合

転送アクセラレーター機能、転送アクセラレーターのゲートウェイ機能、または転送アクセラレーターのクライアント機能を使用するにあたり、以下のいずれかの商品が必要です。
・Interstage Application Server Enterprise Edition V11.1.0/V11.0.0/V10.1.0/V10.0.0/V9.3.0
・Interstage Application Server Standard-J Edition V11.1.0/V11.0.0/V10.1.0/V10.0.0/V9.3.0


6. DB連携機能を使用する場合

データベースは以下の商品が利用可能です(注1)。
・Symfoware Server Standard Edition/Enterprise Edition/Enterprise Extended Edition V11/V10/V9/V8
・Oracle Database 11g Standard Edition/Enterprise Edition R11.1.0/R11.2.0
・Oracle 11g Standard Edition One R11.1.0/R11.2.0
・Oracle Database 10g Standard Edition/Enterprise Edition R10.1.0/R10.2.0
・Oracle 10g Standard Edition One R10.1.0/R10.2.0
・Oracle Database 9i Standard Edition/Enterprise Edition R9.2.0
・Microsoft SQL Server 2012 Enterprise/Standard(注2)
・Microsoft SQL Server 2008 R2 Datacenter/Enterprise/Standard(注2)
・Microsoft SQL Server 2008 Enterprise/Standard(注2)
・Microsoft SQL Server 2005 Enterprise Edition/Standard Edition(注2)
・SQL Azure(注2)
・IBM DB2 9.7 for Linux, UNIX and Windows, Express Edition/Workgroup Server Edition/Enterprise Server Edition
・PostgreSQL 8.1.11以降
・FUJITSU Integrated System HA Database Ready SX1

注1)各データベース製品のクライアントコンポーネントをインストールすることで、リモートのデータベースが利用可能です
注2)Windows版 Interstage Information Integrator ファイル転送エージェントを介して、データベースが利用可能です


7. クラスタ運用を行う場合

クラスタ運用を行う場合は、以下のいずれかの商品が必要です。
本商品でサポートする待機形態は、1対1運用待機です。
・PRIMECLUSTER 4.2A30/4.3A00/4.3A10


8. 帳票連携を行う場合(※64bit版のみ)

帳票連携を使用するにあたり、以下のいずれかの製品が必要です。
・Interstage List Creator Enterprise Edition V9.1.0/V9.3.0
・Interstage List Creator Standard Edition V9.1.0/V9.3.0
・Interstage List Creator Connector V9.1.0/V9.3.0(注)
注)リモート帳票出力を行う場合に必要です。

帳票定義の取り込みを行う場合は、以下の商品が必要です。
・Interstage List Creator デザイナ V9.1.0/V9.3.0


9. サービスバスとの連携を使用する場合

サービスバスとの連携を行うにあたり、以下の製品が利用可能です。
・Interstage Service Integrator Enterprise Edition V9.5.0/V9.4.1/V9.4.0/V9.3.1/V9.3.0


10. クラウド連携を使用する場合

クラウド連携を使用するにあたり、以下のいずれかのWebサーバが必要です。
・Interstage Application Server Enterprise Edition V11.1.0/V11.0.0/V10.0.0/V9.3.1/V9.3.0
・Interstage Application Server Standard-J Edition V11.1.0/V11.0.0/V10.0.0/V9.3.1/V9.3.0


11. Excel連携を行う場合

Excel連携を使用するにあたり、以下のいずれかの商品が必要です。
・Microsoft Excel 2010(注)/2007/2003

注)Excel2010は32bit版のみサポート

動作保証周辺機器

なし

留意事項

1. Intel64環境上での動作

メディアパックとOSの組み合わせにより動作が異なります。詳細は購入方法1項「メディアパックの種類について」を参照してください。


2. WindowsサーバOS(64-bit)での動作

本商品の定義クライアント機能、運用管理クライアント機能は、以下のOSのWOW64(注)サブシステム上で、32ビットアプリケーションとして動作します。
Windows Server 2012 R2(64-bit)
Windows Server 2012(64-bit)
Windows Server 2008 R2(64-bit)
Windows Server 2008 (64-bit)
Windows Server 2003 x64 Editions

注:Windows 32-bit On Windows 64-bit


3. Windows デスクトップOS(64-bit)での動作

本商品は、以下のOSのWOW64(注)サブシステム上で、32bitアプリケーションとして動作します。
- Windows 8.1(64-bit)
- Windows 8(64-bit)
- Windows 7(64-bit)

注:Windows 32-bit On Windows 64-bit


4. V10からの商品体系

V10からの商品体系

V10からの商品体系移行の図

5. IPv6対応の注意点

IPv6/IPv4デュアルスタック環境での運用のみをサポートします。


6. エージェントの統合管理を使用する場合の留意事項

Interstage Information Integrator エージェントの統合管理を行う場合、Interstage Information Integrator エージェントとInterstage Information Integrator Standard Editionは同一レベルにする必要があります。


7. Symfoware Server組込みに関する留意事項

本商品には、以下のSymfoware Serverが組み込まれています。
・Symfoware Server Enterprise Edition V10.1.0

本商品に組み込まれているSymfoware Serverは、本商品の内部制御用に使用します。業務用のデータベースを作成する場合は、製品版のSymfoware Serverを使用してください。
また、同一マシン上にSymfoware Server と Symfoware 組込み製品をインストールする場合、または同一マシン上にSymfoware組込み製品同士をインストールする場合、共存できない場合があります。詳細については、弊社営業/SEにお問合せください。


8. インストールについて

本商品はDVDで提供されます。
インストールにはDVDドライブユニットが必要です。
DVDドライブユニットが搭載されていないマシンの場合は、別途、手配が必要です。
なお、DVDドライブユニットが搭載できない場合は、DVDドライブユニットが搭載されているサーバ(PRIMEQUEST、PRIMERGYまたはFMV等)のDVDドライブをネットワークドライブとして割り当て後、ネットワーク経由でインストールしてください。


9. スマートデバイスを利用した運用について

本商品の転送アクセラレーターのクライアント機能は、スマートデバイスでのアプリケーションを利用した運用に対応しています。
詳細は、「関連URL」に記載の「富士通ソフトウェア情報(スマートデバイスにおける動作条件)」を参照してください。
なお、スマートデバイスを利用した運用についての留意事項を以下に記述します。

(1) 内蔵メモリ、データフォルダ容量について
内蔵メモリ容量 :1GB以上推奨
データフォルダ容量:30MB以上

(2) スマートデバイスへの導入
以下のいずれかの方法により、スマートデバイスにInterstage Information Integrator Standard Editionメディアパック内の転送アクセラレーターのクライアント機能を導入する必要があります。
- 転送アクセラレーターのクライアント機能を電子メールで各スマートデバイスへ配付してインストール
- 転送アクセラレーターのクライアント機能をお客様の管理部門にてWebサーバで公開し、スマートデバイスへダウンロードしてインストール

(3) 必須ソフトウェア
通信先の業務サーバに以下の製品を導入する必要があります。
- Interstage Information Integrator Standard Edition V11


10. 転送アクセラレータのゲートウェイ機能の適応機種/適応OSについて

本資料冒頭の適応機種 / 適応OSの他に以下にも適応します。
【適応機種】
SPARC M10
SPARC Enterprise
PRIMEPOWER
S Series

【適応OS】
Windows Server 2012 R2(64-bit)
Windows Server 2012(64-bit)
Windows Server 2008 R2(64-bit)
Windows Server 2008(64-bit)
Windows Server 2008
Windows Server 2003 x64 Editions
Windows Server 2003

Oracle Solaris 11 (日本語環境のみ)
Oracle Solaris 10 (日本語環境のみ)


11. Hyper-V、またはVMwareで運用される場合の留意事項

運用中のライブマイグレーションは、プロセスが動作していない場合のみ可能です。
運用中のクイックマイグレーションは、プロセスが動作していない場合のみ可能です。
Hyper-V レプリカ切り替え時は、最終複製作成時点と災害発生時点の間に変更した定義、およびInterstage Information Integratorで処理したデータは失われます。
Interstage Information Integrator各定義登録前のインポート/エクスポートは可能です。登録後はエクスポート先の環境に合わせた定義変更が必要です
オンラインマイグレーションは、プロセスが動作していない場合のみ可能です。
HA動作時、ファイル転送やDB格納等が実行中に切替えが発生した場合は、切替え後に再実行する必要があります。
DR動作切り替え時は、最終複製作成時点と災害発生時点の間に変更したIIIの定義、ファイル転送やDB格納等で処理したデータは失われます。
Interstage Information Integrator各定義登録前のクローニングは可能です。登録後はクローニング先の環境に合わせた定義変更が必要です。

関連URL

お客様向けURL