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2014年 4月 現在

FUJITSU Software
MeFt V7.3 L10

MeFtは、利用者プログラム(COBOLまたはC言語)がプリンタ装置に出力を行う際に呼び出される、実行時ライブラリです。プリンタ装置に固有なハードウェア制御を行います。 プリンタ装置に印刷する帳票の体裁は、あらかじめ帳票設計ツール(Windows版のFORM・FORMオーバレイオプション)を使って作成しておきます。体裁情報は帳票定義体およびフォームオーバレイパターンとして、利用者プログラムとは独立して管理されます。

購入について

適応機種 概要

  • サーバ
    PRIMEQUEST 3000/2000シリーズ / PRIMEQUEST 1000シリーズ / PRIMERGY

適応OS 概要

  • サーバ
    Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 6 (for x86) / Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64) / Red Hat Enterprise Linux 5 (for x86) / Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for EM64T) / Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for x86)

機能説明

1. プリンタ制御

面倒なプリンタの制御をMeFtが行います。プログラムは業務固有の処理に専念することができ、業務プログラムの生産性が向上します。


2. フォームオーバレイの重畳印刷

帳票定義体とオーバレイパターンを重ねて印刷することができます。


3. イメージデータの印刷

Windowsビットマップ、TIFF、JPEG、PNGの各形式の画像データを印刷することができます。


4. 数字データの編集機能

数字データの編集機能として、円記号、カンマおよび符号などの組み合わせによる約50種類の編集パターンを提供します。


5. 項目の属性

項目の属性として、色、背景色、下線、拡大が指定できます。また、色、下線は、利用者プログラムから実行時に動的に変更することができます。


6. 罫線/網がけ

罫線の属性として、細線/太線、実線/点線/一点鎖線/破線、色を指定することができます。また、網がけの種類は、10種類を用意しています。


7. コンビニ版EAN-128バーコードの印刷

VSPプリンタ装置にて、コンビニ版EAN-128バーコードを印刷することができます。

システム/機能構成図

システム構成図

新規機能

V7.2L10からV7.3L10の機能強化項目は以下のとおりです。

1. Red Hat Enterprise Linux 5およびRed Hat Enterprise Linux 6対応

Red Hat Enterprise Linux 5 (for x86)、Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64)、Red Hat Enterprise Linux 6 (for x86)、およびRed Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64)を新たにサポートします。


2. サポートプリンタ追加

新たなプリンタへの出力が可能となります。
・VSP4902など

標準添付品

  • オンラインマニュアル

    ・MeFt V7.3説明書

商品体系

MeFt メディアパック V7.3L10
MeFt プロセッサライセンス V7.3

購入方法

1. メディアパックについて

メディアパックは、媒体(CD-ROM等)のみの提供です。使用権は許諾されておりませんので、別途、ライセンスを購入する必要があります。また、商品の導入にあたり、最低1本のメディアパックが必要です。バージョンアップおよびレベルアップを目的に本メディアパックのみを手配することはできません。


2. プロセッサライセンスについて

プロセッサライセンスは、本商品をインストールするサーバに搭載されているプロセッサ数に応じて必要となるライセンスです。
・シングルコアプロセッサの場合は、1プロセッサあたり1本の購入が必要です。
・マルチコアプロセッサの場合は、コアの総数に特定の係数を乗じた数(小数点以下端数切上げ)分のライセンスの購入が必要です。
マルチコアプロセッサにおける係数については、「関連URL」に記載の「富士通ソフトウェア情報」内、「富士通製ミドルウェア商品のライセンス体系について」を参照ください。


3. ダウングレード使用について

本商品のライセンスを購入することにより、本商品の旧バージョンを使用する権利を得ることができます(以降、「ダウングレード使用」と呼びます)。
「ダウングレード使用」を適用する際には、旧バージョン商品のインストール媒体をお客様が既に購入されていることが前提となります。
購入が必要なライセンス数については、本商品のライセンス購入方法に従ってカウントします。
なお、本商品と旧バージョン商品を同時に使用することはできません。
また、本商品の次バージョン以降を使用する権利はありません。

「ダウングレード使用」可能な旧バージョン商品は、以下の通りです。
・MeFt V7.0/V7.2


4. クラスタシステムでの運用

相互待機形態(Active/Active)、運用待機形態(Active/Passive)にかかわらず、各サーバに製品を購入する必要があります。

関連ソフト

1. COBOLアプリケーションを利用する場合

NetCOBOL Base Edition 開発・運用パッケージ V7.3 または
NetCOBOL Base Edition 運用パッケージ V7.3


2. 帳票定義体を作成する場合

FORM(Windows版)


3. フォームオーバレイパターンを作成する場合

FORMオーバレイオプション(Windows版)


4. 印刷結果をPDF形式ファイルに出力する場合

Interstage List Creator Enterprise Edition V7.0


5. COBOLアプリケーションをUNICODEで運用する場合、PDF出力を行う場合(List Creator連携)、VSPプリンタ(FNP対応機種)に出力する場合

Interstage Charset Manager Standard Edition Agent V8


6. VSPプリンタ(FNP対応機種)に出力する場合

PrintWalker/LXE または
PrintWalker/LXE-EX

詳細は以下を参照してください。
http://primeserver.fujitsu.com/printer/

動作保証周辺機器

プリンタ装置

PostScript LEVEL2対応プリンタ装置
VSPプリンタ(FNP対応機種)

留意事項

1. EM64T/Intel64環境での動作について

本商品は、以下のディストリビューションの環境では、32ビット互換モードで動作します。
- Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for EM64T)
- Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64)
- Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64)


2. 帳票定義体およびフォームオーバレイパターンについて

Windows版のFORM・FORMオーバレイオプションを使用して、帳票定義体とフォームオーバレイパターンを作成しておきます。


3. プリンタ装置について

PostScript LEVEL2対応プリンタ装置およびVSPプリンタ(FNP対応機種)のみ印刷可能です。


4. 画面機能について

画面機能は使用できません。


5. 外字および拡張領域(G3領域)の文字について

外字および拡張領域(G3領域)の文字は、VSPプリンタ(FNP対応機種)のみ印刷可能です。


6. NetCOBOL製品について

以下のNetCOBOL製品には、本製品が同梱されていますので購入する必要はありません。
- NetCOBOL Standard Edition 開発・運用パッケージ V7.3
- NetCOBOL Standard Edition 運用パッケージ V7.3
- NetCOBOL Enterprise Edition 開発・運用パッケージ V7.3
- NetCOBOL Enterprise Edition 運用パッケージ V7.3

関連URL

お客様向けURL