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機能(一覧表) 新機能

Symfoware V9の新機能

Symfowareの最新バージョンV9では、様々な機能追加を実現しています。ここでは主な機能をご紹介します。その他細かな機能追加や詳細につきましては、製品添付のマニュアル「Symfoware Server アップデート情報」に記載されておりますのでご覧下さい。

バージョンアップのポイント

データベースの完全同期によるミラーサーバの有効活用

従来、データベースの完全同期はサーバにかかる負荷が大きく、安定した性能が要求されるオンライン業務システムでは実現が困難でした。
Symfoware Server Mirroring Controllerでは、当社独自のミラーリング技術(特許出願済み)によるデータベースの完全同期を実現しており、常に最新かつ同一なデータベースを保持する2台のサーバを構築することができます。これにより本サーバでオンライン業務を実行しながら、ミラーサーバを最新のデータベースを持つ情報系システムとして活用することができます。
例えば、オンラインデータの参照系業務をミラーサーバに振り分けることで業務の負荷分散ができます。また、ミラーサーバには常に本サーバと同じデータが蓄積されていますので最新データを使った帳票出力やデータウェアハウス作成などのバッチ業務を実施できます。このため、有事のためだけにサーバを待機させておく必要がなくROIの高いシステムを構築できます。

データベースミラーリングによる確実なデータ保護と業務の継続を実現

データベースをリアルタイムにミラーリングすることでハードウェアを含めた独立した環境を構成することにより、万が一トラブルが発生しても故障箇所を共有しないデータアクセスルートの確保を実現し、従来のハードウェア二重化を超える高信頼化を実現します。
また、オペレーターの介入なしにミラーサーバで業務を再開できるため、トラブル時に備え、システム運用のためにシステム技術者を常時配置する必要がありません。

素早い業務再開を実現

トラブル発生時においては、各ノードでデータベース環境が独立しているため、データベース環境を配置する資源(ディスク、ネットワーク、ファイルシステム)に関する切り替え処理が不要となるため、ハードウェアの完全停止時間を前提としない高速な切り替え時間(ゼロから数秒オーダー)を実現し素早い業務再開を実現します。

ロードシェア縮退(縮退運転)

従来の可用性システムでは、万が一に備えて業務を引き継ぐ待機ノードを準備しておく必要がありました。しかし、待機ノードは業務が引き継がれるまでは文字通り待機状態にあるため有効活用はできませんでした。
これに対し、Symfoware V9では、ロードシェア運用時に待機ノードを必須としない縮退運転機能をサポートしました。万が一ノードダウンが発生した場合でも、稼働している別のノードに処理を引き継いで業務継続ができるため、低コストで可用性の高いロードシェアシステムを構築することができます。
稼働しているノードが最後の1ノードになるまで縮退するため、二重故障が発生した場合でも業務継続が可能なシステムを構築することができます。

安定稼働に向けた連携強化

ITシステムの提供するサービス品質を可視化し、性能管理、キャパシティ管理を支援する「Systemwalker Service Quality Coordinator」との連携を強化し、Symfowareの性能情報をモニタ画面で表示・分析することができます。可視化することで事前に予兆予測監視をしたり、アラームによる通知、さらに万が一の原因究明を迅速に処理できます。

情報漏えいを防止するセキュリティ機能の強化

コンプライアンスの確保が叫ばれる今日において、企業の重要情報を格納したデータベースの更なるセキュリティ強化が求められています。
Symfowareでは不正アクセスや権限濫用に備えた監査証跡を更に強化し、アクセスしたユーザーが実行したSQL文の内容やパラメーターも監査ログとして取得し、どのような種類の情報がどのような範囲で漏洩したのかまでをも識別できるようになりました。また、監査ログの取得条件を各々に設定することもでき、お客様のニーズに合わせたきめ細かい監査証跡が行えます。
さらに、Symfowareでは国際規格ISO/IEC 15408(注1)に準拠した数々のセキュリティ機能や暗号化機能を搭載し、内部統制や個人情報保護の要件に対応しています。

(注1)

ISO/IEC15408とは情報セキュリティの観点からITに関連した製品やシステムが適切に設計され、その設計が正しく実装されているか評価するための国際規格

(注2)

Symfowareは2003年11月26日「独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)」より「SymfoWARE Server Enterprise Extended Edition 4.0」で日本初のEAL4レベル(注3)認証を取得

(注3)

EAL(Evaluation Assurance Level)とは、製品の開発過程から機能にいたるまで、セキュリティの観点において7段階でレベルを付けたものであり、EAL4は、商用目的として最高のレベル

データのメモリ常駐機能を下位エディションに提供

従来、上位エディションである「Symfoware Server Enterprise Extended Edition」および「Symfoware Server Enterprise Edition」に提供しておりました特定の表またはインデックスのデータを全てメモリに読み込んで常駐させることでデータアクセス時のレスポンスを向上させる機能を「Symfoware Server Standard Edition」にも提供します。

Symfoware Server Connection Managerの性能改善・機能強化

データベースに効率よくアクセスするためのクライアントソフトウェアである「Symfoware Server Connection Manager」を強化し、高負荷でのCPUボトルネックを解消することでアプリケーションサーバのハードウェア性能をフルに引き出します。また「eCipherGate Security for Symfoware」との連携強化により、ホットスタンバイ運用においてもデータの暗号化を行うことができるようになりました。

XMLデータの高速抽出

データベースに格納された企業活動記録などの多様なXMLデータに対して、Xpathの指定に沿って必要なデータを高速に抽出できます。

PRIMEQUEST向けラインナップを強化

当社基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」向けのラインナップを更に強化するべく新たにLinux for Itanium版「Symfoware Server Enterprise Edition」およびWindows for Itanium版「Symfoware Server Standard Edition」を提供いたします。また、データベースを高速にバックアップ/リカバリーするソフトウェア製品「Symfoware Server Advanced Backup Controller」およびデータベースに効率よくアクセスするためのクライアントソフトウェア製品「Symfoware Server Connection Manager」も同時に新規ご提供します。

最新サーバOS「Microsoft Windows Server 2008」にいち早く対応し、他最新OSにも対応

Microsoft社から2008年4月15日より提供開始予定の最新サーバOS「Microsoft Windows Server 2008」にいち早く対応しました。
2003年に提供されました「Microsoft Windows Server 2003」から5年ぶりのメジャーアップグレードとなる本サーバOSは管理機能や保護機能の強化にフォーカスし、安定的運用と高いセキュリティを実現したOSです。
Symfowareでは、この最新OSにいち早く対応を完了し提供することで、お客様のスムーズな環境移行を実現すると共に「Microsoft Windows Server 2008」の新機能である「フェールオーバークラスタリング」および「動的ハードウェアパーティション分割」と組み合わせた運用も可能にしており、Windows環境における高信頼・高性能・高可用システムの構築を強力に推進いたします。
また、Red Hat社最新OS「Red Hat Enterprise Linux 5」およびMicrosoft社最新OS「Microsoft Windows Vista」に対応させました。

Microsoft .NET Framework対応 / non global zone対応

「Microsoft .NET Framework」に対応した.NET Data Providerを提供。.NETに対応したアプリケーション開発ができ、DBサーバのコンソリデーションを実現します。
さらに、Sun Microsystems社の最新OSであるSolaris 10でSolaris コンテナのnon global zoneに対応しました。

JIS2004対応

JIS(日本工業規格)の一部として定められた文字コード規格の一つである「JIS2004」への対応としてUNICODEの4バイト文字(補助文字)に対応しました。

IPv6対応

次世代インターネットプロトコルである「IPv6」に対応しました。むろん従来のプロトコルである「IPv4」も利用でき、両者の混在利用もできます。

トラブル未然防止や性能改善に向けた様々な改善

Symfowareでは「使い易さ」とは何かを追求して「ミス(によるトラブル)を犯し難い環境を整備」し「トラブルからの早期回復」の実現に向けて様々な改良に取り組んでいます。
V9シリーズでも「パーティション容量拡張方法の強化改良」「ユーティリティコマンドの強制キャンセル機能」「アクセス禁止状態での強制アンロード機能」「暗黙のキャスト」など多方面に渡る様々な改良、機能追加を盛り込んでいます。