
ノーダウン・ロストゼロレベルのディザスタリカバリーを実現するデータベースソフトウェアを提供
データベースとストレージを融合した災害対策を実現する新製品「Symfoware Active DB Guard(シンフォウェア アクティブ デービー ガード)」を発売いたします。
[ 2007年2月16日掲載 ]
当社では、企業にとって最も重要な資産である「データ」を守り、活用に導くデータベース製品Symfowareに、新たにノーダウン・ロストゼロレベルのディザスタリカバリーを実現する新製品「Symfoware Active DB Guard」を基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」向けに提供致します。
- 災害対策データベース連携ソフトウェア
Symfoware Active DB Guard
企業にとって自然災害や人為的災害など、建物や地域が被災するリスクを想定したビジネス継続への取組みが重要になってきています。被災した情報システムを迅速に復旧できない場合、一時的な経済的損失だけでなく、社会的信用の失墜などを招く可能性があります。
また、急速なネットワークの普及に伴い、ビジネスやサービスの多様化が進んだことで、システムの24時間365日稼働は当たり前のようになってきています。

こうした背景をもとに、企業の社会的責任(CSR)に注目が集まるとともに、国内外から企業に対して事業継続計画(BCP)の策定が求められています。さらに、2005年3月に経済産業省、同年8月に内閣府、2006年2月に中小企業産業庁より事業継続ガイドラインが公開され企業への導入促進が急がれています。
しかし、従来のローカルなクラスタシステムでは、情報センターそのものが被害を受けた際には業務の継続が困難になる場合があります。このような事態に備え、被災した情報システムセンターとは別のシステムを遠隔地に用意しておき、そちらのセンターに切替えることで業務が継続できます。このように、災害発生時の業務継続を目的にしたシステムを、ディザスタリカバリーシステムと呼びます。

富士通では、企業ビジネスの中枢をなす情報システムを止めさせない対策として、メインフレームで長年稼働実績のある技術をオープンシステムに継承し、新たに「Symfoware Active DB Guard」を開発し提供いたします。
当社のストレージシステム ETERNUS(エターナス)との連携でミッションクリティカルな基幹システムが災害に見舞われてもビジネスを継続できるシステムを提供いたします。
Symfowareは、ミッションクリティカルな基幹システム構築で徹底的に追求してきた安定稼働と、データベースだけにとどまらない富士通の運用ノウハウを結集した省力運用を融合し、お客様へゆるぎない「安心」を提供します。
当社は、IT基盤「TRIOLE(トリオーレ)」によりお客様システムの安定運用とTCO削減などを実現いたします。Symfowareは「TRIOLE」を構成する重要な製品です。
新製品のポイント
システム停止による損害・機会損失を最小化
Symfoware Active DB Guardはデータベースのバックアップを待機センターへリアルタイムに行い、データベースの複製を作成します。そして、有事には待機センターに作成されたデータベースの複製を利用し、被災した運用センターに替わって運用を継続いたします。そのため、業務の停止によるビジネスの損害や機会損失を最小に抑えます。
当社独自の論理ログシッピング方式(注1)(特許出願中)を採用し、転送するデータ量を抑えることによってネットワークのスループット低下などの影響を抑え、被災時の機会損失ゼロを実現しております。

(注1)
データベースの複製を作成する際に利用する差分ログの送付に関する技術です。データベースの差分ログから必要な情報のみを取得することで、待機センターに送付する差分ログのデータ量の削減を実現しています。
被災時における迅速な業務復旧
有事の際には、速やかな業務再開に向けた業務とデータベースの整合性合わせが必要です。通常、これら作業は業務との突合せが必要なため容易ではありません。
Symfoware Active DB Guardでは、リカバリーポイントと呼ばれる"データ上の印”を自在に設定することで、任意のポイントにデータベースを高速復旧できます。また、業務紐付け情報、ログ通番、更新履歴などのログ参照により業務との紐付けが容易に確認できますので、迅速な利用者復旧(業務整合性合わせ)を支援いたします。

待機センター活用による効率化
Symfoware Active DB Guardでは運用センター / 待機センターの計画切替え・切戻しを完全サポートしておりますので、待機センターを顧客業務にあわせて有効活用できます。
通常データベースのバックアップや定期保守・法定点検に対応するためには前もって業務停止を計画する必要がありました。しかし、計画切替え・切戻しにより業務を停止することなく対応できます。また、定期的に運用センターと待機センターの切替運用を行うことで災対リハーサルにもなります。

また、Symfoware Active DB Guardでは「静態データベース」と呼ばれる別サーバにデータベースの静止状態を作成することができます。
24時間365日稼働が必要なオンライン業務ではサーバへの負荷が高いバッチ業務をコンカレント運用するとオンライン業務の処理性能を低下させる場合がありますが、静態データベースを利用し待機センターにあるデータベースでバッチ業務を処理させることで、オンライン業務とバッチ業務の独立・並行運用を実現できます。
省力 / 安全運用
待機センターに送付するデータ通信量を低減しているため、ストレージ装置等でデータベース全体をミラーする方式に比べて、約8分の1の通信コスト(社内モデル実測値)を実現しています。
当社メインフレームで実績のあるAIM/BKUPで培った運用技術をオープンシステムに継承しており、アプリケーションレスポンスおよびスループットの保証とバックアップセンター運用を両立しております。

また、万が一ハードウェア障害などが発生し、Symfoware Active DB Guardによる運用継続ができない場合でも、業務を止めずに運用を即座に切り離すフェイルセーフ設計ができます。これらのネットワークやストレージシステムの運用は自動で操作するため、利用者が意識することなく運用でき、運用手順の省力化も実現しています。
さらに、前述のように待機センターを有効活用することができますので有事のためだけにサーバを待機させておく必要がなくROIの高いシステムを構築できます。
【ご紹介資料・カタログのダウンロード】
- PDF Symfoware Active DB Guard ご紹介カタログ(437KB / A4・2ページ)
- PDF Symfoware データベース ご紹介カタログ(1,519KB / A4・12ページ)
本記事中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

