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拡大するオープンソース・データベースに向けた富士通の取り組み

当社では、「PostgreSQL」普及に向けたオープンソースへの取組みを実施。「PostgreSQL」の適用範囲を拡大し、「PostgreSQL」のさらなる普及、発展を目指しています。

[ 2003年5月23日掲載 ]


企業で利用されているLinuxサーバは、Webサーバへの適用を中心に拡大してきました。
そして今日では、従来のWebサーバなどのフロントエンドへの適用から、データベースサーバやアプリケーションサーバなどのバックエンドへの適用に関心・期待が移っており、今後もさまざまな用途での適用が期待されています。
こうした中、当社ではエントリー分野での更なる利用拡大を目指し、オープンソースデータベース「PostgreSQL」に対した機能拡張に取組みました。
そして、この度良好な性能向上や運用性の改善に成功しましたので、「LinuxWorld Expo/Tokyo 2003」に参考出展しました。

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Linuxとオープンソースソフトウェアへの市場の期待

今日の企業で使われているサーバOSにおいて、Linux OSが急速に普及しています。
2001年から2002年にかけて、企業におけるLinuxの利用率は35.5%から64.3%へとおよそ2倍という大幅な増加を見せています。(出典:Linux白書2003、インプレス)
今後、国内のサーバOS市場では、年率1.4倍の成長を見せ、2006年には、サーバOSの約4分の1が「Linux」になることが予想されています。(出典:IDC)
このことからも、オープンソースのLinux OSにかかる市場期待は大きなものであることが伺い知れます。

拡大するオープンソース・データベース「PostgreSQL」

こうした中、Linuxのデータベースとして中心的な存在である「PostgreSQL」は、エントリーデータベースとして、機能性/コストパフォーマンスを最大限に発揮し、Webサーバなどの利用を中心として着実に浸透しつつあります。
そうした中、昨今ではさらなる利用拡大に向けた期待があがり始めています。

これらの期待は、オープンソースが普及し、「『PostgreSQL』は使える」という事が次第に定着してきた証であり「商用データベースにあるような信頼性があれば『PostgreSQL』でシステム構築をしたい」といったニーズが生まれてきていることになります。

富士通の取り組み

こうした新たなニーズに対し、当社はメインフレーム時代から培ってきたテクノロジーを投入し、コミュニティーやディストリビューターとの協調による利用者支援に取組み、「PostgreSQL」を安心して手軽に利用できるビジネス向けRDBにすべく、「PostgreSQL」の機能拡張に取組んでおります。

「PostgreSQL」の構造は、その特長である高機能性とPHP、Perlなどの豊富なAPIを持つSQLプロセッサ部分とストレージマネージャ部分に分けられます。
既存の資産を100%生かすため、「PostgreSQL」の上位層はそのままに、ディスクにデータを格納する部分であるストレージマネージャ部分を新たに置き換える方式を考案しました。

こうして実現した機能改良版「PostgreSQL」では、以下のような特長を備えています。

  • マルチCPU環境で既存の「PostgreSQL」の2倍以上の多重処理性能を発揮
  • 使い切れていないCPUの能力を最大限利用することでシングルCPUからマルチCPUの広い範囲で高処理性能を発揮
  • 媒体障害時にトランザクション最新時点へのリカバリーを実現
  • ディスクスペースの再利用を自動化。バキューム作業自体をなくすことで、システムの無停止運用を実現し、運用管理者の負担を軽減
  • Symfowareで実績のあるスーパーローダー技術を適用し、「PostgreSQL」に比べ10倍の高速ローディングを実現

カタログ

資料名 データサイズ(ページ数)
PDF LinuxWorld Expo/Tokyo 2003 ミニワークショップ資料 326KB(A4・12ページ)
PDF LinuxWorld Expo/Tokyo 2003 パンフレット 786KB(A4・2ページ)

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