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Webを活用した新需給システムで物流業務を大幅効率化

キリンビバレッジ株式会社様 導入事例


多次元分析が簡単にできる環境を構築し、スピーディーな情報活用で分析結果を倉庫計画や輸送計画の立案に役立てるなど、物流業務の効率アップを実現

2002年1月18日掲載/PDF 印刷用 PDF版ダウンロード (1,213KB)


導入事例概要
業種 製造 - 食品
製品 SymfoWARE Server Enterprise Edition(データベース)

キリンビバレッジ株式会社では、これまで大型汎用コンピュータによって運用していた需給システムをWeb化した。
Webブラウザを利用し多次元分析が簡単にできる環境を構築することで、より柔軟な情報活用を実現するのが狙いである。
新システムを支えるデータベースには富士通の「SymfoWARE Server Enterprise Edition」を採用。
スピーディーな情報活用で、分析結果を倉庫計画や輸送計画の立案に役立てるなど、物流業務の効率アップに大きな効果を発揮している。

導入前の課題   導入による効果

必要な情報をスピーディーに活用したい

自分が好きな角度で自由に分析が行えるようになった

SQL文のスキルを持たないユーザーでもデータ分析を行いたい

Web化されたGUIで分析できるようになった

活用されていないデータも活用したい

倉庫計画や輸送計画の立案作業が大幅に改善

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スピード経営の実現をIT活用により支援

竹野 和昭
キリンビバレッジ株式会社
情報システム部 部長

「生茶」「聞茶」「午後の紅茶」「Supli」など、数多くのヒット商品を次々と生み出してきたキリンビバレッジ。
2001年10月から新しく登場した缶コーヒー「SUPER FIRE ストーンウォッシュ」も好評を博している。
いま最も元気の良い飲料メーカーはキリンビバレッジだ、との呼び声も高い。
顧客の嗜好やニーズの変化に敏感に反応してきたことが、この快進撃を支えている秘訣と言えるだろう。
ITの活用にも、キリンビバレッジは積極的に取り組んでいる。
キリンビバレッジ 情報システム部 部長 竹野 和昭氏は「現在は、物流系・営業系システムの強化に取り組んでいるところです。情報システム部として、ITを高度に活用して経営戦略に沿ったシステムに注力することで、スピード経営の実現を側面から支援していきます」と力強く語る。

需給情報のスピーディーな入手にWebブラウザを活用

キリンビバレッジでは、IT活用の一環として、2001年4月からWebブラウザを使って簡単に多次元分析を行うことができる新しい需給システムを稼動した。
新システム構築の背景について、竹野氏は次のように説明する。
「需給に関わる情報を参照しようとすると、これまでは基幹システム用端末の照会画面などを利用するしかありませんでした。最近は商品の多様化に伴って、製品の製造委託先が40社余りにも達し、原料や資材の調達先はさらに多数に上っています。基幹システムの端末からその都度、照会していたのでは必要な情報をスピーディーに活用することはできません。そこで、Webブラウザを使った新しいシステムを構築しようと考えたのです」。

新需給システムでは、基幹システムのデータを富士通のUNIXサーバ「GP7000F」上で稼働する高性能・高信頼RDBエンジン「SymfoWARE Server Enterprise Edition」に転送し、このデータをコグノス(株)が提供するOLAPツール「PowerPlay」によって分析している。

データ親和性を重視してSymfoWARE Serverを採用

高村 信宏
キリンビバレッジ株式会社
情報システム部 情報システム担当 主任

キリンビバレッジ 情報システム部 情報システム担当 主任 高村 信宏氏は「物流系の基幹システムでは富士通の大型汎用コンピュータが稼働していることと、PowerPlayとSymfoWARE Serverとの親和性は、コグノスとビジネスパートナーにもなっているため安心できることから迷わず採用したわけです」とこの組み合わせを選んだ理由を説明する。

【ご参考】コグノスとのビジネスパートナーについて

これに加えて、SymfoWARE Serverは大規模データベースに対する検索(クエリー)を分割・並列化しているため処理速度が速い、大規模なデータウェアハウスを短時間で構築できるため基幹データベースをそのままコピーして利用できる、そして、毎日の新規データをデータベースに高速に反映できるため、最新データで分析できる、などのメリットも大きなポイントとなった。

データベースの選択に当たってはもちろん、他のRDBMS製品を「SymfoWARE Server Enterprise Edition」と比較してみた。
その結果、性能・信頼性ではほぼ同等だったものの、他のRDBMS製品は、コストが格段に高かったため、「SymfoWARE Server Enterprise Edition」を採用したという。

「SymfoWARE Server Enterprise Edition」を核とした新需給システムでは毎日数千件の伝票処理をしているが、導入以来、特にトラブルもなく安定して稼働している。
高村氏は「Web化にあたって、レスポンスの速さを重視しましたが、SymfoWARE Serverは期待通りの高速性を発揮してくれています。
性能についても信頼性についても、満足できますね」と評価している。

SCMへの適用も含め物流系の情報基盤に

従来はシステムからデータを引き出すために、ユーザー自身がわざわざSQL文などを書いていた。
言い換えればこうしたスキルを持たないユーザーは、データの分析が行えなかったのだ。
新需給システムが稼働したことで、こうした問題は完全に解決している。
竹野氏は「自分が好きな角度で自由に分析が行えるようになった、とユーザーからも好評です」と語る。
需給システムのWeb化に伴って、商品の在庫情報や転送情報はもちろん廃棄情報や容器情報などの新しいデータも取り扱うことができるようになった。
「物流業務を担当している部門ではこうしたデータに基づいて倉庫計画や輸送計画を立案していますが、それが大幅にやりやすくなったと聞いています。これに加えて、品質管理の徹底を図るうえでも、新システムは大きな効果を期待しています」と高村氏は語る。
キリンビバレッジでは今回の成功を受けて、「SymfoWARE Server Enterprise Edition」に蓄積されたデータを新需給システム以外でも適用していく予定である。

「現在構築を進めているSCMシステムについても、SymfoWAREデータベースを中心に考えています。今後は物流系システムの総合的なデータ基盤として、さらに様々なシステムで活用していきたいですね」と竹野氏は抱負を語る。
さらに、SymfoWAREに蓄積したデータをSFA(営業支援システム)に活用することも、今後、検討していく項目に含まれているという。
キリンビバレッジの飲料ビジネスの成長をサポートするシステム環境の実現に、「SymfoWARE Server Enterprise Edition」は大いに期待されている。

システムの概要

キリンビバレッジ株式会社のシステム構成
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【キリンビバレッジ株式会社様 会社概要】

所在地 〒101-8645 東京都千代田区神田和泉町1番地 神田和泉町ビル
設立 1963年4月
資本金 84億1,600万円(2000年末現在)
従業員数 2,629名(1999年12月31日現在)
売上高 2,762億4,600万円(2000年度実績)
事業内容 キリンビールグループの一翼を担う企業として、清涼飲料等の製造・販売を手がける。
日本茶、烏龍茶、紅茶などの茶系飲料やコーヒー、ジュース、スポーツ飲料など清涼飲料分野でヒット商品を次々と生み出している。

コーポレートシンボル

ホームページ キリンビバレッジ株式会社

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