Linuxのクローニングで、ターゲットコンピュータが再起動を繰り返す、あるいはホスト名などが変更されない不具合の対応

【対象製品】
  • SystemcastWizard Professional V3.0L10
【発生OS】
  • Red Hat Linux 7.2、8.0など、個別情報設定がサポートしている Red Hat Linux 全バージョン
現象

ディスクに10個以上の区画が設定されているRed Hat Linuxシステムで、個別情報設定の準備を行うと、次のような現象が発生します。

事前設定プログラムを使用した場合

マスタコンピュータを作成するために個別情報設定の準備を行うと、次のようなエラーメッセージがログに記録されます。ただし、外見は正常終了したようになります。

cp: copying multiple files, but (これより後は環境によってメッセージが異なります)

そのままバックアップし、ターゲットコンピュータにリストアしても、ホスト名やIPアドレスなどが正しく変更されません。

クライアントエージェントを使用した場合

マスタコンピュータのバックアップ後、ターゲットコンピュータにリストアを行い再起動させると、個別情報設定が完了せず、システムの再起動が繰り返されます。


修正手順

以下の2つのファイルを修正し、個別情報設定の準備からやり直してください。

    mkmaster.sh
    naconfig_p2.sh

なおこれらのファイルの場所は、個別情報設定の利用方法により変わります。

  • 事前設定プログラムを使用する場合は、事前設定プログラムをコピーしたFD内
  • クライアントエージェントを使用する場合は、エージェントのインストール先(/opt/systemcastwizard)

(注)Linux上で修正することをお勧めします。もしWindows上で修正する場合は、改行コードをLF(0x0A)のみに指定できるエディタを使用してください。 メモ帳やワードパッドでは正しく修正できません。

1. mkmaster.sh ファイルを修正します。

76行目を次のように修正します。($APAR の後に \\b を追加し、ダブルクォーテーションで囲みます)

【修正前】
ADIR=`grep $APAR /etc/mtab | cut -d' ' -f2`

【修正後】
ADIR=`grep "$APAR\\b" /etc/mtab | cut -d' ' -f2`

2. naconfig_p2.sh ファイルを修正します。

410行目を次のように修正します。($APAR の後に \\b を追加し、ダブルクォーテーションで囲みます)

【修正前】
ADIR=`grep $APAR /etc/mtab | cut -d' ' -f2`

【修正後】
ADIR=`grep "$APAR\\b" /etc/mtab | cut -d' ' -f2`

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