SystemcastWizard V2.2、DatacloningWizard V2.2でLinux でのEXT3区画の対応について

旧バージョン製品(SystemcastWizard V2.2、DatacloningWizard V2.2)では、EXT3形式の区画に対する「使用域のみ」の操作は対応していません。
しかし、EXT3ファイルシステムの形式がEXT2形式の拡張であるため、旧バージョン製品ではEXT2の使用域として誤ってバックアップされます。
この形態でバックアップされたデータをリストアしても、不完全な形でリストアされるため、Linuxシステムとしては正常に起動しません。

以下の手順により、Linuxが起動できるように修復できます。

修復方法
(Red Hat Linux 7.2を使って修復する場合の例を記述しています)

1

RedHat7.2のインストールCDを使用してレスキューモードで起動します。
この時、対象区画をマウントしないほうが安全です。

2 EXT3区画のジャーナルファイルをいったん削除します。
以下のコマンドラインを実行します。
> tune2fs -O^has_journal /dev/hda1

3

ジャーナルファイルを再作成します。
以下のコマンドラインを実行します。
> tune2fs -j /dev/hda1

EXT3区画作成時にジャーナルファイルのサイズ等を指定している場合には, 必要に応じて-Jオプションで指定できます。

4

ファイルシステムのチェックを行います。
以下のコマンドラインを実行します。
> fsck /dev/hda1

5

上記の2〜4の操作をEXT3区画すべてに対して実施します。
上記手順により修復されることを確認しておりますが、修復結果としてのファイルシステムおよびLinuxシステムの動作を保証するものではありません。 あくまでもデータの取り出しなどを行うための暫定的なシステム起動を可能とするための修復方法としてお使いください。
なお、ジャーナルファイルのデータはバックアップされておりませんので、ファイルシステムにエラーがあった場合に本来ジャーナルファイルで修復されるはずのものは修復されません。
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