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トラブルシューティング 原因・対処



同期実行時のトラブル

現象 ‘(株)’の文字が反映先では‘_’(アンダーバー)に置き換えられてしまいます。
環境・条件
  1. PRIMERGY 6000 / ASPとPRIMERGY/Windowsを連携し、かつ、
  2. 以下の文字が含まれる文字データで同期対象のデータファイルを更新し、かつ、
    • 拡張漢字、拡張非漢字
    • 外字/利用者定義文字
    • JEFコード変換の設定で変換できない文字
  3. 更新したデータファイルを対象とするレプリケーショングループの同期を実行した場合
原因 JEFコードとシフトJISコードで変換できない文字は、‘_’(アンダーバー)に置き換えられます。
対処 PRIMERGY 6000 / ASPの「CHARM2」やPRIMERGY / Windowsの「Interstage CharsetManager」または「JEF拡張漢字サポート」を使用してJEFコードとシフトJISコードで同じ文字に変換できる文字コード変換テーブルを作成してください。作成した文字コード変換テーブルをPRIMERGY 6000 / ASPとPRIMERGY / Windowsに設定してください。
備考 JEFコードとシフトJISコードを変換する場合、コード変換は、同期実行で反映先となるサーバで行われます。



現象 同期を実行すると、「E00460 グループ(・・・)と相手サーバ(・・・)の関連グループ(・・・)間で差分同期が実行不可であり、自動修復を行わないため同期処理を中止しました。」のエラーが発生します。
原因 以下のいずれかが考えられます。
  • (原因1)運用中に禁止されているコマンドを実行した
    禁止されているコマンドについては、「ASP レプリケーションサービス説明書」の「7.7 レプリケーションサービスの未サポートコマンド」および「PowerReplication ユーザーズガイド」の「4.4 禁止事項」を参照してください。
  • (原因2)更新情報の取得を停止した
    運用形態が配布または集約の場合であっても、関連づけた両方のグループで更新情報取得を開始する必要があります。
  • (原因3)同期実行中にシステムダウン等で同期実行が強制終了された
  • (原因4)更新情報ファイルの空き容量が枯渇した
  • (原因5)業務運用中にレプリケーションのサービスを開始または停止した
対処
  • 原因1への対処
    禁止されているコマンドを使用しないように運用を見直してください。
    一括同期を実行してから運用を再開してください。
  • 原因2への対処
    レプリケーションの運用中に更新情報取得を停止しないように運用を見直してください。
    一括同期を実行してから運用を再開してください。
  • 原因3への対処
    レプリケーションサービスへの影響を確認し、復旧してください。
    影響の確認方法、復旧方法については、「PowerReplication ユーザーズガイド」の「5.2 システム異常発生時の復旧方法」を参照してください。
  • 原因4への対処
    運用を一旦停止し、以下の対処を行なった後、一括同期を実行してください。
    • OracleまたはSQL Serverを使用している場合
      DBMSのユーティリティを使用して更新情報を格納しているデータベースの容量を拡張してください。
    • Symfoware6000(PRIMERGY 6000 / ASP)を使用している場合
      CHGRPULFコマンドを使用して更新情報ファイルのサイズを拡張してください。
  • 原因5への対処
    運用が停止している(業務アプリケーションが動作していない)状態で、レプリケーションのサービスを開始および停止するように運用を見直してください。
    一括同期を実行してから運用を再開してください。
備考 更新情報取得を停止すると、同期対象のデータファイルに対して更新した内容(更新情報)を記録できなくなります。このため、更新した内容を差分同期で反映できなくなり、連携するデータベース間の不整合が発生します。



現象 更新情報の取得を開始してから差分同期を実行しても、データファイルを更新した内容が関連づけたデータファイルに反映されません。
環境・条件
  1. 同期対象のデータファイルを定義したマスタグループおよびレプリカグループの更新情報取得を開始し、かつ、
  2. 同期対象のデータファイルを更新し、かつ、
  3. 対象のマスタグループまたはレプリカグループで差分同期を実行した場合
原因 更新情報の取得を開始するときに同期対象のデータファイルが利用者プログラム等からアクセスされていました。
同期対象のデータファイルがアクセスされている状態で、更新情報の取得を開始できません。
対処 データファイルを更新した内容は差分同期の実行で反映できないため、一括同期を実行してください。
更新情報の取得開始状態をrpdspdifコマンド(Symfoware6000を使用する場合、PRIMERGY6000 / ASPのCHGRPULF MODE-@DSP)を使用して、すべての相手グループ情報で「差分同期可否」が“可能”になっていることを確認してください。“不可”になっている場合、利用者プログラム等の運用を終了してから更新情報の取得を再度開始してください。
利用者プログラム等の運用を開始する前に、レプリケーションのサービス起動および更新情報の取得を開始してください。
備考 更新情報の取得は、極力停止しないように運用を設計してください。更新情報の取得を停止すると、レプリケーションのサービスを再起動しても更新情報の取得は自動的に開始されません。更新情報の取得を開始した状態で、レプリケーションのサービスを再起動した場合には、更新情報の取得は開始状態となります。



現象 同期を実行すると、「E00102 変換元データ中に不正な文字または不正なコードを検出しました。」のエラーが発生します。
環境・条件 PRIMERGY 6000 / ASPのデータベース(Symfoware6000)から、PRIMERGY / Windowsのデータベース(Oracle、SQL Server)にデータを反映する同期を実行した場合
原因 PRIMERGY / Windowsのデータベースに格納できない不正データが、PRIMERGY 6000 / ASPのデータベースに含まれています。
対処 PRIMERGY 6000 / ASPのデータベースに含まれている不正データを修正してください。
不正データは、同期実行時に詳細メッセージファイルに記録されます。
不正データの識別方法については、「PowerReplicationユーザーズガイド V4.0」の「F.3 同期実行時エラーの詳細情報出力」を参照してください。



現象 同期を実行すると、「P0458 グループ(・・・)の同期処理の起動に失敗しました。<処置>レプリケーションの定義およびネットワークの状態を調査してください。」エラーが発生します。
原因 マスタグループとレプリカグループの両方で更新情報取得が開始されていません。または、WindowsファイアーウォールにPowerReplicationが設定されていません。
対処 同期方式が差分方式で、更新情報取得が開始されていない場合、初回の同期(一括同期)を実行してください。一括同期を実行すると、自動的にマスタグループとレプリカグループの両方で更新情報取得が開始されます。

Windowsファイアーウォールの詳細設定にPowerReplicationの設定を追加してください。
Windowsファイアーウォールの設定方法については、「PowerReplicationユーザーズガイド V4.0」の以下を参照してください。
  • Oracleを使用する場合:「3.3.3 レプリケーションの環境を作成する」
  • SQL Serverを使用する場合:「3.4.3 レプリケーションの環境を作成する」



現象 同期を実行すると、文字データの旧字体が新字体に変わってしまいます。
環境・条件
  1. PRIMERGRY 6000とPCサーバで連携し、かつ、
  2. レプリケーション動作環境に設定した変換元のコード系がPRIMERGY 6000側とPCサーバ側で一致していない場合。
原因 PRIMERGY 6000側とPCサーバ側でレプリケーション動作環境に設定した変換元のコード系が一致していません。
対処 PRIMERGY 6000側とPCサーバ側でレプリケーション動作環境に設定する変換元のコード系に同じ値を設定してください。
備考 運用形態が「共用」で、レプリケーション動作環境(変換元のコード系)がPRIMERGY 6000側とPCサーバ側で一致しない場合、PRIMERGY 6000からPCサーバに反映すと、PRIMERGY 6000の旧字体のデータはPCサーバで新字体に変わります。同じレコードを逆にPCサーバからPRIMERGY 6000に反映したときには、新字体で反映されます。つまり、PRIMERGY 6000側では、同期が進むにつれて旧字体が新字体に変わっていくことになります。



現象 全角空白だけの文字列データを入力して同期を実行すると、反映先では全角空白1文字と半角空白になります。
環境・条件
  1. 反映元がSymfoware6000、反映先がOracleまたはSQL Serverの場合、かつ、
  2. 反映元の日本語項目に全角空白だけのデータを入力し、かつ、
  3. 一括同期または差分同期を実行した場合
原因 DBMSによって、文字列データの後ろに詰められた空白(後方空白)の扱いが異なります。レプリケーションサービスは、「環境・条件」に記載した条件のとき、全角空白だけのデータは1文字の全角空白に置き換えてデータファイルに書き込みます。この結果、データファイルには、1文字の全角空白の後ろに半角空白が詰められて格納されます。
対処 Symfoware6000のデータファイルに全角空白だけの文字列データを入力しないように、運用や利用者プログラムを見直してください。



現象 PRIMERGY 6000 / ASPでレプリケーションサービスのジョブをキャンセルして、同期の実行を中止した後、同期が実行できません。
環境・条件
  1. 同期を実行中に、PRIMERGY 6000 / ASPで、XRLMxxxxまたはXRLNxxxx(xxxxは4桁の数字)のジョブをキャンセルし、かつ、
  2. キャンセルしたジョブに該当するレプリケーショングループの同期を実行した場合
原因 PRIMERGY 6000 / ASPのジョブをキャンセルして同期の実行を中止できません。
対処 PRIMERGY 6000 / ASPでレプリケーションのサービスを一旦停止してから、再度サービスを開始してください。レプリケーションのサービスを停止および開始するときは、利用者プログラム等の運用を終了した状態で行なってください。
同期の実行を中止する場合、以下のいずれかのコマンドを使用してください。
  • PRIMERGY 6000 / ASP:CANRPSYNCコマンド(ASP V23以降)
  • PRIMERGY / Windows :rpctlsynコマンド
同期実行の中止方法については、「PowerReplicationユーザーズガイド V4.0」の「4.2.4 同期実行を中止する」を参照してください。



現象 同期を実行すると、「同期データの整数部(小数部)が桁数オーバーのため、同期することができません。」のエラーが発生します。
環境・条件 SQL Serverのnumeric型またはdecimal型を使用する場合
原因 PowerReplicationで使用するODBCシステムデータソースの設定に誤りがあります。
対処 ODBCシステムデータソースの設定で、「出力時の通貨、数値、日付、時刻の形式にはシステムの地域設定を使用する(U)」のチェックをはずしてください。



現象 同期を実行すると、以下のエラーが発生します。
  • [Microsoft][SQL Native Client]数値が範囲を超えています。
  • [Oracle][ODBC][Ora]ORA-01438:value larger than specified precision allows for this column
環境・条件 数値型を使用する場合
原因 マスタとレプリカで、数値型の整数部の長さが異なる列が関連づけされています。
対処 マスタとレプリカで、数値型の定義属性が一致する列を関連づけてください。



現象 同期を実行すると、小数点以下の値が切り捨てられます。
環境・条件 数値型を使用する場合
原因 マスタとレプリカで、数値型の小数部の長さが異なる列が関連づけされています。
対処 マスタとレプリカで、数値型の定義属性が一致する列を関連づけてください。



現象 同期を実行すると、「E05002 ODBC関数(SQLExecDirect)で(SQLSTATE=S1000 CODE=12081)異常が発生しました。【エラー説明】[Oracle][ODBC][Ora]ORA-12081: 表"xxxxx"."yyyyyy"で更新操作は許可されません。」のエラーが発生します。
環境・条件 反映先のデータファイルにOracle Database 11gの読取り専用の表を関連づけて、同期を実行した場合
原因 更新操作が許可されていないデータファイルに対して、同期実行で更新データは反映できません。
対処 反映先には、更新操作が可能なデータファイルを指定するように、レプリケーションの構成定義を再作成してください。



現象 同期を実行すると、「E05001 ODBC関数(SQLExecDriverConnect)で(SQLSTATE=S1000 CODE=28001)異常が発生しました。【エラー説明】[Oracle][ODBC][Ora]ORA-28001: パスワードが期限切れです。」のエラーが発生します。
環境・条件 Oracleのユーザー・プロファイルでパスワードの有効期限を設定した場合
原因 レプリケーション専用ユーザーに対してパスワードの有効期限が設定されており、有効期限が超過しています。
対処 レプリケーション専用ユーザーに対して、ユーザー・プロファイルを作成し、パスワードの有効期限に"UNLIMITED"(無期限)を設定してください。
レプリケーション専用ユーザーとして扱うOracleのデータベースユーザーに対して、ユーザー・プロファイルの作成方法については、Oracleのオンラインマニュアルを参照してください。
備考 レプリケーション専用ユーザーとは、同期実行時にレプリケーションサービスがデータベースへの接続(データベース認証)に使用するデータベースのユーザーです。



現象 同期を実行すると、「E05001 ODBC関数(SQLExecDriverConnect)で(SQLSTATE=28000 CODE=18487)異常が発生しました。【エラー説明】[Microsoft][SQL Server Native Client 10.0][SQL Server]ユーザー’XXXXX’はログインできませんでした。理由: このアカウントのパスワードの有効期限が切れています。」のエラーが発生します。
環境・条件 SQL Serverサーバのパスワードポリシーを設定した場合
原因 レプリケーション専用ユーザーに対してパスワードの有効期限が設定されており、有効期限が超過しています。
対処 レプリケーション専用ユーザーに対して、パスワードポリシー(パスワードの有効期限)を適用しないように変更してください。
レプリケーション専用ユーザーとして扱うSQL Serverのデータベースユーザーの設定については、SQL Server Books Onlineを参照してください。
備考 レプリケーション専用ユーザーとは、同期実行時にレプリケーションサービスがデータベースへの接続(データベース認証)に使用するデータベースのユーザーです。

レプリケーションマネージャー使用時のトラブル

現象 作成済みのデータファイルが、レプリケーションマネージャーで参照できません。
環境・条件
  1. レプリケーションマネージャーで、OracleまたはSQL Serverと連携するサーバ定義を作成し、かつ、
  2. 作成したサーバ定義に対して接続するとき、レプリケーション専用ユーザーを使用して、ログインし、かつ、
  3. 作成したサーバ定義に対して、以下の操作を行なった場合。
    • データファイルの一覧を表示
    • マスタ定義で表名を設定
    • レプリカ定義で表名を設定
または、以下の条件に合致している場合。
  1. Symfoware6000で作成したデータファイルの情報をシステム情報表に設定せず、かつ、
  2. レプリケーションマネージャーで、Symfoware6000と連携するサーバ定義を作成し、かつ、
  3. 作成したサーバ定義に対して接続し、以下の操作を行なった場合。
    • データファイルの一覧を表示
    • マスタ定義で表名を設定
    • レプリカ定義で表名を設定
原因 OracleまたはSQL Serverに接続するとき、レプリケーション専用ユーザーでログインされています。
または、Symfoware6000で作成したデータファイルの情報がシステム情報表に設定されていません。
対処 レプリケーションマネージャーは、レプリケーション専用ユーザー以外のユーザーで使用してください。レプリケーション専用ユーザー以外に、レプリケーションを運用するためのユーザーを作成することを推奨します。
Symfoware6000で同期対象とするデータファイルは、PRIMERGY 6000 / ASPのシステム情報表に情報を設定してください。システム情報表の自動反映プロシジャを開始しておくと、データファイルを作成したときに、データファイルの情報が自動的にシステム情報表に設定されます。



現象 レプリケーションマネージャーの各操作が極端に遅くなった。
環境・条件 レプリケーションマネージャーで接続するサーバでネットワークの設定(IPアドレスまたはホスト名)を変更した場合
対処 以下の対処を行なってください。
  • 連携するすべてのサーバでネットワークの設定(IPアドレスとホスト名)が矛盾しないようにネットワークの設定を修正
  • IPアドレス、ホスト名の変更に合わせてDSNやWindsサーバの設定を修正
  • 連携するすべてのサーバのレプリケーション構成定義を再作成
備考 DNSを使用しない場合、レプリケーションで連携するサーバおよびレプリケーションマネージャーを使用するPCのそれぞれのhostsファイル(ASPの場合NSS記述)は、すべて同じ内容に設定してください(自サーバのIPアドレス、ホスト名も定義する)。



現象 レプリカ定義を作成するとき、「P1102 マスタで選択された主キーの項目数、属性、精度、位取りと一致するデータファイルの主キーが存在しません。」のエラーが発生します。
環境・条件 主キーを構成する項目がマスタとレプリカの項目で、以下のいずれかが一致している場合。
  • 主キーの項目数、項目の並び順
  • データ型
  • 長さ、精度、位取り
  • 制約(NOT NULL制約、一意性制約など)
または、以下の条件に合致している場合。
  1. Symfoware6000とOracleで連携し、かつ、
  2. Symfoware6000の環境を構築しているPRIMERGY 6000 / ASPがV20、V21またはV22の場合、かつ、
  3. Symfoware6000の環境を構築しているPRIMERGY 6000 / ASPにU06091以降の定期修正が適用されていない場合、かつ、
  4. レプリカ定義の主キーを選択するとき、Symfoware6000のDECIMAL型(内部十進数型)とOracleのNUMBER型を関連づける場合
原因 マスタとレプリカの主キーを構成する項目がSQL型に変換して一致していません。PowerReplicationは、マスタとレプリカの項目をSQL型に変換して関連づけます。SQL型に変換して関連づけできるデータ型の対応は、「PowerReplicationユーザーズガイド V4.0」の「付録D データ型対応の仕組み」を参照してください。
または、連携するPRIMERGY 6000 / ASP V20、V21またはV22にU06091の定期修正が適用されていません。
対処 マスタとレプリカの主キーを構成する項目がSQL型に変換して一致するように、関連づけるか、対象のデータファイルの構成を見直しするかしてください。
または、PRIMERGY 6000 / ASP V20~V22にU06091の定期修正を適用してください。



現象 「P1052 関連先のサーバを検出できなかったため、続行することができません。関連先にサーバ定義が存在しないか、もしくは削除された可能性があります」のエラーが発生します。
原因 連携するサーバを置き換え、レプリケーションの環境を移行する手順に誤りがあったと考えられます。
対処 連携するすべてのサーバに対して、以下の手順で環境を再作成してください。
  1. 構成定義の移出入機能を使用して、レプリケーションの構成定義を退避
  2. レプリケーションのサービスを停止
  3. レプリケーションの構成情報ファイルを削除
    • Windowsで行う場合
      構成情報ファイルの格納場所は、レプリケーション動作環境の設定機能を使用して確認してください。”構成情報”に設定したフォルダ配下にある拡張子が.rmfおよび.smfのファイルです。
    • ASPで行う場合
      構成情報ファイルの格納場所は、DSPRPENVコマンドを使用して確認してください。”構成情報ファイル格納パス名”に設定したディレクトリ配下にある拡張子が.datおよび.smfのファイルです。
  4. レプリケーション動作環境を初期化
    • Windowsで行う場合
      レプリケーション動作環境設定の設定機能を使用して初期化してください。設定値を変更せずにOKボタンを押して実行してください。
    • ASPで行う場合
      SETRPENVコマンドを使用して初期化してください。SETRPENVコマンドで指定する値は、事前にDSPRPENVコマンドで確認してください。
  5. レプリケーションのサービスを開始
  6. 1.で退避した構成情報(記述文ファイル)の内容を確認、修正
    連携するサーバのIPアドレスやサーバ名を変更している場合、記述文ファイルを修正してください。
  7. 退避した構成情報(記述文ファイル)を復元
サーバを置き換える方法については、「PowerReplication ユーザーズガイド V4.0」の「3.6.2 サーバの環境を移行する」を参照してください。



現象 レプリケーションの構成定義を作成しようとしたとき、「P5002 ODBC関数エラー 指定したスキーマ名が存在しないか、使用する権限がありません。」のエラーが発生します。
環境・条件 SQL Server 2005またはSQL Server 2008のデータベースに対してレプリケーションの構成定義を作成しようとした場合
原因 レプリケーション専用ユーザーと同じ名前のスキーマが作成されていません。

レプリケーション専用ユーザーとは、同期実行時にレプリケーションサービスがデータベースに接続するときのユーザーです。
対処 更新情報を格納するデータベースにレプリケーション専用ユーザーと同じ名前のスキーマを作成してください。



現象 レプリケーションの構成定義を作成しようとしたとき、「P5002 ODBC関数(SQLExecDirect)で(SQLSTATE=37000 CODE=1001)異常が発生しました。」のエラーが発生します。
環境・条件 SQL Serverの可変長文字列型(varchar,nvarchar)の長さがmaxで定義された項目を関連づけようとした場合
原因 PowerReplicationは、SQL Serverの可変長文字列型(varchar,nvarchar)の長さがmaxで定義された項目を扱えません。
対処 8000バイト以下で定義された可変長文字列型を使用してください。



現象 レプリケーションマネージャーを使用してデータファイルの列名を参照すると列名が正しく表示されず、同期を実行するとエラーが発生します。
環境・条件
  1. 列名に旧字体または利用者定義文字が含まれるデータファイルを使用して、レプリケーション構成定義を作成し、かつ、
  2. レプリケーションマネージャー(Windowsクライアント)またはASPのPCクライアントに同梱されているレプリケーションマネージャーを使用して、データファイルの列名を参照したり、同期を実行したりした場合
原因 レプリケーションマネージャーをインストールしたPCとレプリケーションで同期をとるサーバで、文字コード変換環境が一致していません。
対処 レプリケーションで同期をとるサーバとレプリケーションマネージャーをインストールしたPCの文字コード変換環境(利用者定義文字、JEFコード変換タイプ「字形重視/領域重視」など)を一致させてください。



現象 レプリケーションの構成定義を削除しようとしたとき、「E05002 ODBC関数(SQLExecDirect)で(SQLSTATE=S1000 CODE=55610)異常が発生しました。【エラー説明】[Oracle][ODBC][Ora]ORA-55610: 履歴追跡表のDDL文が無効です」のエラーが発生します。
環境・条件 同期対象のデータファイルに対し、Oracle Database 11gのフラッシュバック・アーカイブを有効にして以下の操作を行った場合
  • レプリケーションの構成定義を削除
  • 同期を実行
原因 PowerReplicationは、フラッシュバック・アーカイブに対応していません。
対処 同期対象のデータファイルに対して、フラッシュバック・アーカイブを無効にしてください。



現象 レプリケーションの構成定義を操作しようとしたとき、「P1003 プログラムが内部矛盾を検出しました。」のエラーが発生します。
環境・条件 レプリケーションマネージャー(Windowsクライアント)を使用中に、レプリケーションマネージャー動作環境の設定を変更した場合
原因 レプリケーションマネージャー(Windowsクライアント)を使用中に、レプリケーションマネージャー動作環境の設定を変更したため、動作環境が不当な状態になりました。
対処 以下の手順で構成定義を再作成してください。
  1. レプリケーションマネージャー(Windowsクライアント)を終了
  2. レプリケーションマネージャー動作環境設定で設定した構成情報のフォルダに格納されているrepli705.rmfを削除
  3. レプリケーションマネージャー動作環境設定を再設定
  4. レプリケーションマネージャー(Windowsクライアント)でサーバ定義を再作成

レプリケーション動作環境設定時のトラブル

現象 「P2130 入力された情報の妥当性に誤りがあります。[Microsoft][ODBC Driver Manager]データソース名および指定された規定のドライバが見つかりません。」のエラーが発生します。
環境・条件 64bitのWindows OSで、レプリケーションの動作環境にOracleまたはSQL ServerのODBC接続情報を設定しようとした場合
原因 64bitのWindows OSで、管理ツールのメニューから起動されるODBCデータソースアドミニストレータは、64ビット対応の利用者プログラム用です。
PowerReplicationは、32ビット互換モードで動作するため、管理ツールのメニューから起動されるODBCデータソースアドミニストレータで作成したODBCシステムデータソースは使用できません。
対処 64bitのWindows OSの場合、ODBCデータソースアドミニストレータは、以下を実行して起動してください。

<windowsシステムフォルダ>¥syswow64¥odbcad32.exe

上記で起動したODBCデータソースアドミニストレータで、ODBCシステムデータソースを作成し、レプリケーションの動作環境設定のODBC接続情報に設定してください。



現象 「P2130 入力された情報の妥当性に誤りがあります。[Oracle][ODBC][Ora]ORA-12154:
TNS: 指定された接続識別子を解決できませんでした」のエラーが発生します。
環境・条件 64bitのWindows OSで、レプリケーションの動作環境にOracleまたはSQL ServerのODBC接続情報を設定しようとした場合
原因 PowerReplicationをインストールしたフォルダ名に括弧などの記号が含まれています。
"C:¥Program Files (x86)"の配下にインストールすると、当事象が発生します。
対処 PowerReplicationをアンインストールしてから、括弧などの記号を含まないフォルダに再インストールしてください。

同期対象のデータファイル更新時のトラブル

現象 レプリケーションの構成定義を作成した後、同期対象のデータファイルを更新するとエラーが発生します。
環境・条件
  1. 差分同期を行うためのレプリケーショングループにマスタ定義またはレプリカ定義を作成し、かつ、
  2. 同期対象のデータファイルの構造(列の構成、列のデータ属性など)を変更し、かつ、
  3. 同期対象のデータファイルを更新した場合
原因 レプリケーションの構成定義を作成した後に、同期対象のデータファイルの構造を変更した場合、レプリケーションの構成定義を再作成する必要があります。
対処 レプリケーションの構成定義を作成した後に、同期対象のデータファイルの構造を変更した場合、レプリケーションの構成定義を再作成してください。マスタ側のデータファイルを変更した場合、関連づけたレプリカ定義およびレプリカグループ定義を削除してからマスタ定義を削除、再作成してください。レプリカ側のデータファイルを変更した場合には、関連づけたマスタ定義およびマスタグループ定義を削除する必要はありません。レプリカ定義を削除、再作成してください。
備考 レプリケーションの構成定義を作成した後に、同期対象のデータファイルの構造を変更する作業手順は、「PowerReplicationユーザーズガイド V4.0」の「3.6.1 利用者プログラムの運用環境を変更する」を参照してください。

その他のトラブル

現象 コマンドを実行すると、「内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチファイルとして認識されません。」のエラーが発生します。
環境・条件 リモートデスクトップ接続を使用してコマンドを実行した場合
原因 リモートデスクトップ接続を使用して、PowerReplicationをインストールした直後は、コマンドを実行できません。
対処 リモートデスクトップ接続を一旦ログオフしてください。再度、ログインしてからコマンドを実行してください。



現象 レプリケーション構成定義の移出機能(エクスポート)を操作すると、「P3091 構成定義の読込みでエラーが発生しました。(null)」のエラーが発生します。
環境・条件 レプリケーション構成定義移出機能を使用中に、PowerReplicationのサービスを停止してrpclrdefコマンドを実行、またはレプリケーション動作環境の設定を変更した場合
原因 レプリケーション構成定義移出機能を使用中に、rpclrdefコマンドを実行、またはレプリケーション動作環境の設定を変更したため、動作環境が不当な状態になりました。
対処 レプリケーション構成定義移出機能を一旦終了し、PowerReplicationのサービスを起動してから、再度実行してください。



現象 レプリケーション構成定義の移入機能(インポート)を操作すると、処理結果ログに「ERR レプリケーション構成情報ファイル(・・・)が存在しません。」のエラーが発生します。
環境・条件 レプリケーション構成定義移入機能を使用中に、PowerReplicationのサービスを停止してrpclrdefコマンドを実行、またはレプリケーション動作環境の設定を変更した場合
原因 レプリケーション構成定義移入機能を使用中に、rpclrdefコマンドを実行、またはレプリケーション動作環境の設定を変更したため、動作環境が不当な状態になりました。
対処 レプリケーション構成定義移入機能を一旦終了し、PowerReplicationのサービスを起動してから、再度実行してください。