
XML や SOAP (注) に代表されるオープンな標準技術は、主に標準化団体・業界団体などで検討されます。このような団体には、世界各国のIT企業などが参加しており、検討された結果は、標準仕様書として公開されています。
富士通は、ワールドワイドな標準化団体・業界団体の活動に参加し、標準化仕様策定およびその推進に精力的に取り組んでいます。また、標準化団体・業界団体で策定された標準仕様をタイムリーに製品へ反映することで、最新標準仕様に基づいたミドルウェア製品の提供を実現しています。
このような技術活動の他に、富士通は、こうした標準化団体の運営に関わる理事(ボードメンバ)や、技術活動をリードする議長として活動しており、積極的に国際的な標準化活動をしているグローバル企業として、標準化団体・業界団体等で認知されています。
(注) SOAP : XML形式のデータを送受信するための通信規約
[団体名 索引]
DMTF |
AFACT eAC |
JCP |
OASIS |
OGF |
OMG |
W3C |
WS-I |
XBRL International
1992 年設立
IT機器の運用管理のための標準モデル (Common Information Model、CIM) と、機器管理のための APIおよびプロトコル (Web Based Enterprise Management、WBEM)、システム仮想化技術の標準化を進めている団体
1996年より参加し、現在はボードメンバ。
統合構成管理データベースワーキンググループ (Configuration Management Database Working Group) では立ち上げに貢献し、2008年1月のワーキンググループ発足時からのメンバ。2009年7月21日にリリースされた標準仕様は、当社を含めた運用管理ベンダ6社の検討グループ (CMDBf Workgroup, http://cmdbf.org/) で検討した仕様をベースに、統合構成管理データベースワーキンググループで標準化したもの。
DMTFの標準仕様に準拠したCMDB を「Systemwalker IT Change Manager V14g」 で製品化しました。
2000 年設立
旧ebXML Asia Committee
アジア太平洋地域のeビジネスを普及・促進するため、ebXMLの相互接続テスト等を実施
設立当初より参画。相互運用性タスクグループの共同議長として活動しています。
「Interstage Application Server」は、eAC相互接続テストで最高レベルであるレベル2の認定を受けました。
JCP2.0開始時の2000年より、アジアベンダー唯一のSE/EE Executive Committee(注)メンバとして、JCPの全体方針の決定、JCP標準の承認等の活動に貢献しています。
(注) Executive Committee: JCPの最高決定機関。策定対象仕様によりSE/EEとJ2MEの2つのグループにわかれている。
1993 年設立
Webサービスなどのオープン標準の開発、統合および採用を推進する標準化団体
2001年より参加。積極的に仕様策定作業に関わるとともに、理事(2004年~) および技術諮問委員(2004年~)として OASISの 重要な役割を担っています。OASISには様々な技術委員会がありますが、富士通は、OASIS Test Assertions Guidelines (TAG) 技術委員会、OASIS Testing and Monitoring Internet Exchange (TaMIE) 技術委員会の議長として活動しています。また富士通は、OASISの日本語ホームページのスポンサーとしても貢献しています。
2006 年設立
EGA (Enterprise Grid Alliance) と GGF (Global Grid Forum) が合併して設立したグリッド コンピューティングの技術開発と普及促進を目指す団体
2004年(GGF)より参加し、現在はボードメンバ。OGFの運営委員および、OGFのワーキンググループの中で、Open Grid Services Architecture(OGSA)、Job Submission Description Language(JSDL)、および Reference Model(RM) ワーキンググループの共同議長を務めるなど、重要な役割を担っています。
1989年設立
CORBA、MDA、UMLといった異機種分散環境において相互運用可能なアプリケーションを開発するために必要となるインフラ技術を標準化
1991年より参加し、理事(1999年~)、アーキテクチャボード(2002年~)として、OMGの全体戦略の立案、方針の決定、OMG標準の承認等に関わっています。
1995年のW3C発足時より参加。W3C内の作業部会である、Efficient XML Interchange Working Group (EXI WG) の共同議長を担当しています。
2002 年設立
Webサービスの相互接続性確保のため、利用すべき仕様を標準化団体が策定した標準仕様から選択し、それらの仕様のより詳細な解釈を定めた仕様をプロファイルとして公開
WS-I を共同で設立。設立時よりアジアで唯一の理事として、WS-Iの全体戦略の立案、方針の決定、仕様の承認などに関わっています。
財務諸表をはじめ、さまざまなビジネス報告をグローバルに作成・流通・利用できるように標準化されたXMLベースの言語であるXBRL(Extensible Business Reporting Language)の仕様策定・普及を行う活動
国際統括団体 XBRL International, Inc. | http://www.xbrl.org |
日本地域団体 XBRL Japan | http://www.xbrl-jp.org |
米国地域団体 XBRL US | http://www.xbrl.us |
2001年より日本、米国をはじめとしてグローバルにXBRLの標準化活動に参加。国際仕様ワーキンググループの議長を努めるなどXBRL仕様そのものの開発をリード。世界で初めてXBRL仕様の実装を実現するなど、実現性の検証を行っています。XBRL 2.1仕様、応用仕様(FRTA, FRIS, LRR, XBRL Dimensions, Formula, Rendering Linkbase, Versioning など) の策定への貢献および仕様準拠性確認テストセット開発への貢献。コンソーシアム活動支援のためのXBRL作成・応用のためのツールを無償提供してXBRLの普及を支援 (世界60ヶ国以上でダウンロード)。
また、XBRLビジネス適用支援のため早期にXBRL対応ミドルウェア提供を行うことで、XBRL標準化のメリットをいち早くグローバルなビジネスシーンにお届けする活動を続けています。
最先進のXBRL仕様に対応したミドルウェア製品として「Interstage XWand」を製品化し、世界24カ国でご利用頂いています。
本ページの掲載内容は、2009年10月時点の情報です。