ミドルウェアのプロに聞く
Systemwalker技術者
木下 充史 様

会社名 : 株式会社富士通ソフトウェアテクノロジーズ
所属 : サービス事業部 Piサービス統括部 第ニPi部
資格
- Systemwalker Certified Professional ライフサイクル管理 V13
- Systemwalker Certified Professional サービス管理 V13
- Systemwalker Certified Associate V13
- Systemwalker Certified Professional ライフサイクル管理 V12
- Systemwalker Certified Professional ジョブ管理 V12
- Systemwalker Certified Professional サービス管理 V12
- Systemwalker Master Grade I ライフサイクル管理 V11
- Systemwalker Master Grade II
担当業務 : 企業インフラシステムのコンサルティング/設計/導入/構築/検証
1. Systemwalker認定資格を取得されたメリットについてお聞かせください。
やはり、お客様に安心感を与えられるということが一番だと思います。
また、資格を取得する際に、製品知識だけではなく、お客様のシステムそのものや運用管理システムを構築するための考え方(監視運用、バックアップ運用など)、および、費用や原価の考え方も身に付けることができました。
システム運用に関する全般的な知識レベルが向上でき、取得してよかったと思っています。
2. ご担当された代表的なシステムについて教えてください。
マルチベンダー環境でSystemwalker for R/3ジョブ連携、Systemwalker Centric Manager、およびSystemwalker Operation Managerを適用した、監視管理のシステム構築です。
Systemwalker Centric Managerでは、新たに導入したサーバおよび既存環境のサーバを監視対象としており、Systemwalker Operation ManagerとSystemwalker for R/3ジョブ連携では、既存環境から移行した大量のジョブネット(2,000以上)をスケジューリングしています。
Systemwalkerシリーズは、かゆいところに手が届く豊富な機能をもっていますが、機能が豊富な分、お客様要件を的確に運用管理システムへ反映するためのノウハウ、経験が非常に重要です。
当社は、年間数十件のSystemwalker系案件に対応させていただいていますが、最新のノウハウを蓄える努力を継続しており、Systemwalkerの適用スキルという面においては自信をもっています。
また、運用管理システムの構築後は、お客様自らがシステム運用されることとなりますが、お客様への導入教育や教材、および、わかり易い技術資料といった面にも力を入れており、ご好評をいただいています。


3. システムを構築された背景はどのようなものだったのでしょうか。
サーバのリプレースに伴い、既存環境で動作しているSystemwalker V5の環境をV12へバージョンアップする要件がありました。
そのため、既存環境で動作しているジョブネットの移行、および、既存業務に影響を与えないことを大前提とし、Systemwalkerのバージョンアップ移行作業を行ったのですが、上位移行に伴う非互換といった問題が生じることもなく、スムーズに移行することができました。
4. 導入されたシステムをお客様はどのように評価されていますか。
既存環境で使用していたデータが現行の業務に影響なく、正常に移行できるかどうかを懸念されていましたが、大きなトラブルもなく、迅速に移行できたため、高く評価していただいています。
5. 新たなシステムを提案/構築するうえで、特に重視された点をお聞かせください。
サーバおよびクラスタソフトが他のベンダーだったため、Systemwalkerでサポート可能か、お客様の要件を実現できるかがポイントでした。
特に、VERITAS Cluster Server(5対1運用待機)はSystemwalkerでは未サポートであることが大きな課題だったのですが、製品開発部門に個別対応していただき、導入にこぎつけることができました。
また、既存環境のジョブネットが動作してしまうと、お客様の業務に影響を与えてしまうため、ジョブネットが絶対動作しないような手順を製品開発部門と共同で確認し、その手順をもとに移行作業を行いました。
6. 導入いただいたシステムの拡張計画など、今後の展開としてはどのようにお考えですか。
ハードウェア監視(富士通機のServerViewなど)は、各ベンダー毎に監視ソフトが用意されていることが多いのですが、それらをSystemwalkerで監視するためには、ノウハウや経験が不可欠です。
今回、製品開発部門の協力を得て、マルチベンダー環境でのSystemwalker適用を実現しましたが、今後のシステム拡張に向けて、どのような新たな環境となるか、予想がつかない部分があります。
このような場合でも、今回の経験を活かし、場合によっては製品開発部門との連携を密にすることにより、お客様要件を的確に実現していきたいと考えています。
7. 「Systemwalker」の製品としての評価はいかがでしょうか。
Systemwalker製品は、運用管理や性能管理など様々な製品があり、お客様の要件に合わせて使い分けができること、お客様の要件に対応する製品を使用することにより、安価にお客様へ提供できることが大きなメリットです。
さらに、製品開発部門のサポート体制も充実しており、トラブル発生時にも迅速に対応していただけるため、安心感をもって構築作業を行うことができます。
また、お客様特有のシステム要件についても、状況に応じて、製品開発部門が柔軟に個別対応していただける点は、他ベンダー製品にはないメリットと言えます。
8. 木下様がお薦めする、Systemwalkerの使用方法や機能をご紹介いただけますか。
Systemwalker Centric Managerのノード管理の使用方法についてご紹介します。
Systemwalker Centric Managerでは、監視するノードを以下のツリー構成で管理することができます。
- ノード一覧ツリー
- ノード管理ツリー
- 業務管理ツリー
監視対象のシステムが大規模になるにしたがって、サーバ/ネットワーク機器が多数混在し、監視対象から通知されるメッセージがどの拠点の、どの機器からのものなのかが一目でわからなくなります。
このような場合に、ノード管理ツリーや業務管理ツリーを使用することにより、拠点単位でフォルダ分けするなど、お客様の環境に合わせたツリー構成を自由に作成することができます。
この方法を用いることにより、管理者の負担を大幅に軽減することができます。
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