富士通

ミドルウェアのプロに聞く

Systemwalker技術者
石橋 一磨 様


会社名株式会社富士通エフサス

会社概要

全国規模でITシステムにおけるシステムの企画/設計、導入/構築、運用/保守まで、ライフサイクルすべてに対応したビジネス展開を行っております。主要な事業内容は、以下のとおりです。

  • 情報システムの企画・設計、導入・設置、運用・保守までの総合的なサービス
  • 情報システムの安全性と効率性を追求するアウトソーシング
  • 情報システム向け機器・ソフトウェアの販売
  • 情報システムのメンテナンスサービス

所属 : 西日本本部 ビジネス推進統括部 ソリューション技術部

資格 ≪FMCPカンファレンス2006 Systemwalker技術者資格パーフェクト賞受賞
        ≪第1回FMCPカンファレンス Systemwalker技術者資格パーフェクト賞受賞

  • Systemwalker Certified Professional ライフサイクル管理 V13
  • Systemwalker Certified Professional ジョブ管理 V13
  • Systemwalker Certified Professional Desktop V13
  • Systemwalker Certified Professional サービス管理 V13
  • Systemwalker Certified Professional リソース管理 V13
  • Systemwalker Certified Associate V13
  • Systemwalker Certified Professional ライフサイクル管理 V12
  • Systemwalker Certified Professional ジョブ管理 V12
  • Systemwalker Certified Professional Desktop V12
  • Systemwalker Certified Professional サービス管理 V12
  • Systemwalker Certified Professional リソース管理 V12
  • Systemwalker Certified Associate
  • Systemwalker Master Grade I ライフサイクル管理 V11
  • Systemwalker Master Grade I ジョブ管理 V11
  • Systemwalker Master Grade I 資産管理 V11
  • Systemwalker Master Grade II

担当業務 : 企業インフラシステムのコンサルティング/設計/導入/構築


1. Systemwalker認定資格を取得されたメリットについてお聞かせください。

富士通のミドルウェア製品の技術者として高い信頼をお客様や富士通営業の方から得ることができたことが大きなメリットです。
また、資格取得のための学習の過程で、Systemwalkerについての復習と普段利用することが少ない機能などについての知識を広めることができました。
資格取得は、お客様の信頼獲得やお客様の満足度向上に繋がるだけでなく、プロとしての自信にも繋がります。ただ資格を取得すればいいというものではなく、「FMCP」資格取得者としてのプロ意識をもち、日々の努力を積み重ねることが本当に大切なことだと思います。

2. ご担当された代表的なシステムの概要を教えてください。

Systemwalker Centric Managerを使用した統合管理システムです。各地に分散するサーバ、ネットワーク機器などを1箇所で集中監視するもので、システム管理・業務管理・ネットワーク管理・性能情報管理・ヘルプデスク管理・構成情報管理の各機能を用いた大規模統合運用管理システムと言えます。

地域ごとに異なるベンダーのシステムが採用されており、統合管理システムを構築するためには、真の意味でマルチベンダーに対応した(対応できる)運用管理ツールが必要でした。
運用管理ツールは一般にマルチベンダーに対応していますが、ベンダーや世代が異なる顧客先に存在するシステムすべてに対応するのは事実上非常に困難と言えます。
今回、Systemwalker Centric Managerを適用する場合においても、Systemwalkerを使用した監視事例が少ないベンダー/世代システムが存在したのですが、製品開発元へ個別対応をお願いすることで、既存マルチベンダーシステムそのままの統合監視環境を構築することができました。

四国内拠点に分散するサーバとネットワーク機器のシステム監視
顧客要件、運用管理内容および導入効果の説明

3. システムを構築された背景はどのようなものだったのでしょうか。

従来のシステムではシステム監視環境が不十分であったために、動作異常、レスポンス異常といった障害を発見するのに非常に時間がかかっていました。
また、システム管理者が不足していたために、遠隔地からサーバ環境の復旧を実現したいといった要件をお客様がおもちでした。
すでに導入済のシステムは、世代の異なるマルチベンダー環境でしたので、このような要件を満たすシステムの構築に不安をもたれていました。

4. 導入されたシステムをお客様はどのように評価されていますか。

集中監視の導入効果で何台ものサーバのイベントログを見て回る必要がなくなり、運用にかかる時間を大幅に削減できた点を最も評価いただいています。
システム管理者が不在な拠点のサーバもエラーなどの情報が手に取るようにわかります。また、リモート機能により、現地に行かなくても運用管理者の机上のPCから問題のサーバの操作ができ、移動時間やトラブルの復旧時間の削減に大きく貢献しています。

5. 新たなシステムを提案/構築するうえで、特に重視された点をお聞かせください。

システム運用監視をどのように実現していくか、お客様に合った最適な運用管理システムとは何かをお客様の視点で考えながら提案、構築することを重視しました。
最近は、システムのオープン化に伴い、マルチベンダーでシステムが構成されることも珍しくありません。
他ベンダーのサーバや各種の機器をSystemwalker Centric Managerで監視する際は、ヒアリングを重ね、各機器の特色を理解した上で導入、監視設定を行うよう努めています。
OSや機器により、監視するポイントが異なる場合もありますので、特にその点を注意しています。

6. 導入いただいたシステムの拡張計画など、今後の展開としてはどのようにお考えですか。

まず、ネットワークやサーバも仮想化が進み、その監視には高度なノウハウが必要になってきていることを最近強く感じています。今までは、ネットワーク機器やサーバを中心としたシステム運用管理が多く見られましたが、最近は、各クライアントの管理の方にも関心をもたれるお客様も増えています。
また、徐々にではありますが、お客様側で、今まで運用されてきた運用管理自体を大きな枠組みで捉え直し、ITILの導入を検討されている例も増えてきています。
もちろん、2~3台のサーバを導入して、新たにシステム運用管理を考えてみようとされているお客様もいらっしゃいます。

7. 「Systemwalker」の製品としての評価はいかがでしょうか。

まず、国産製品なので当然ではありますが、基本的に操作メニューを含め、ヘルプやマニュアルなどが日本語化されていることで、設計/構築するインテグレーターも、実際に日々の運用で使用されるシステム管理者の方も助かります(海外ベンダー製品では日本語化が不十分なものがあります)。
Web公開されているSystemwalker技術情報のページでは、監視対象機器に対応した導入テンプレートやアラームのフィルタリングパターンなど、Systemwalker製品を利用した高度な運用ノウハウの情報が無償で公開されていることも魅力です。
また、運用開始後のトラブルやQ&AについてもSupportDeskをはじめとしたサポートサービスが充実しており、製品のスペシャリストによる24時間365日の対応体制でのスピーディーな問題解決を実現していることからも、安心してお客様に提案/導入できると考えています。

8. 石橋様がお薦めする、Systemwalkerの使用方法や機能をご紹介いただけますか。

「Systemwalker Centric Manager Enterprise Edition」の運用管理システムサーバの冗長二重化機能をご紹介します。

エンタープライズ環境で、システムを24時間365日、安心・安定・安全に運用しているかどうかを見守っている統合運用管理サーバは、監視業務には欠くことのできないものですが、もちろん、その運用管理サーバ自体にも、高信頼性が求められます。

サーバの高信頼運用の代表的なものとしては、クラスタ製品を用いたクラスタリング技術がありますが、「Systemwalker Centric Manager Enterprise Edition」ではクラスタ製品を使用することなく、運用管理サーバを監視の範囲で二重化することが可能です。
運用管理サーバを主系サーバと従系サーバで構成することにより、主系の運用管理サーバが何らかの障害でダウンした場合でも、従系の運用管理サーバで監視を継続することができます。管理業務を2台のサーバで互いに連携させることで高信頼化を実現しています。

クラスタリング技術は、高信頼技術としては高い評価を受けていますが、その導入にあたって、クラスタソフトの導入や設定に高度な技術が必要なため、手間やコストがかかります。Systemwalker Centric Managerの冗長二重化機能を用いることにより、比較的手軽に高信頼な運用管理システムを構築することができます。

高信頼な運用管理システムを要求される場合は、一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。


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