ミドルウェアのプロに聞く
Symfoware技術者
石川 浩章 様、中井 祐介 様、堀 洋人 様
インタビュー記事 | 融資支援システム事例 | データベースシステム事例 |
株式会社北陸銀行様融資支援システム事例
1. システムの概要を教えてください。
融資支援システムは、融資業務を支援するための取引先情報のデータベースを中心にしたシステムです。日々の取引先との関係から生まれる情報を蓄積しながら、取引方針やリスク管理、稟議、格付/自己査定を行っていくことにより、融資関連の業務をサポートすることを目的としています。
システム構成は、アプリケーションサーバにInterstage Application Serverを用いて3台のクラスタ構成、データベースサーバにはSymfoware Serverを用いて2台のDBサーバを運用、待機として構成しています。この構成によって途切れることのないシステムを提供しています。
また、当システムは総合的なデータベースを構築するため、汎用機上の基盤系システムなどと、MessageQueueDirector(MQD)およびLinkexpressにより、データを連携しています。

2. システムを構築された背景はどのようなものだったのでしょうか。
以下の問題点を解決するために本システムを構築することになりました。
融資業務は、これまでは個人技中心であり、情報やノウハウの組織的な共有化が難しい。
作業と仕事の区分が不明確であり、無駄が多い。
3. システムを導入された結果、お客様にとってはどのような効果がありましたか。
本システムを導入することにより、以下の効果を得ることができました。
転記やコピーの排除による作業の効率化
査定基準の標準化
お客様の実態把握強化
また、システム導入によって、2~3割程度の業務時間の短縮が図られました。お客様の拠点が北陸三県を主として、東京、大阪、北海道と広い範囲に点在しており、稟議書を郵送していたものが電子データで送れるようになったのも大きなメリットです。
4. システムを提案/構築するうえで、特に重視された点をお聞かせください。
以下の3点を特に重視し、誰もが使いたくなるようなシステムを目指して構築しました。
あくまでシステムは判断の材料で、行動まではシステムに頼らない
目的の情報にスムーズにアクセスすることが可能
1つの情報は、原則として1箇所に表示可能
ユーザビリティを高くするために当時の主流だったJSP/Servletではなく、Appletでの開発をInterstage Apworks Enterprise Editionを用いて行い、Web技術をベースとしながらも、リッチクライアントを実現したシステムとなっています。
データの通信も取引先情報や担保管理情報といった与信判定に関わるものは、ACM-MQDの連携機能によって素早く反映し、企業の財務情報などの頻繁に変更されないものについては、Linkexpressを用いての日次/月次バッチ連携といった、状況に合わせたデータ連携を行っています。
5. 導入いただいたシステムの拡張計画など、今後の展開としてはどのようにお考えですか。
お客様の要望に応じて、より使い易いシステムとなるよう機能改善を行っていきたいと考えています。
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