富士通

ミドルウェアのプロに聞く

Interstage技術者
守谷 幸雄 様


会社名株式会社富士通岡山システムエンジニアリング

会社概要

地場企業として、さまざまな分野のお客様にトータルなITソリューションを提供しています。その一方で、居宅介護システム「介護の森」など、長年の経営システム構築の経験から得たノウハウをもとに独自開発したパッケージソフトを全国に向けて販売しています。
また、富士通グループの一員として富士通の広域ビジネスにも参画し、特に、特許庁のペーパーレス化に対応し、発明届出や中間書類のワークフローから、パソコン出願、そして特許管理、包袋ファイリング、特許調査までの全ての業務をサポートするシステム「ATMSシリーズ」など、富士通グループの中でも弊社にしかできない分野をもち、お客様の経営や事業システムを効率的かつスピーディーに実現するお手伝いをしています。

所属 : システム事業部 特許ソリューション部

資格

  • Interstage Master Grade I V6
  • Interstage Master Grade II

担当業務

ATMSシリーズの調査系システムの設計/開発/運用


1. Interstage認定資格を取得しようと思ったきっかけは何ですか。

「Interstage Master Grade II」は、Interstageの基盤となる知識を身に付けることができるため、全員取得を目標とした全社的な資格取得が推進され、受験する機会を得ました。
また、「Interstage Master Grade I V6」は、Interstageに関わってきた経験から、専門的な知識を習得しておく必要があると思い、受験しました。

2. Interstage認定資格を取得されたメリットについてお聞かせください。

Interstageには色々な機能がありますが、調査系システムの開発業務ではInterstageの一部の機能を使用しているに過ぎません。Interstage認定資格を取得し、Interstage全体の知識を深めることができました。Interstage全体を理解することにより、今後の開発業務に活かせることが一番のメリットだと思います。
また、システムの設計・開発上での問題発生時には、関連部門と一緒に問題解決に向けての検討をしますが、資格取得により、Interstageをわかっていることがその際に役立っています。

3. あなたの得意分野を教えてください。

入社以来、ATMSシリーズの調査系システムに特化して開発を担当し、特許の業務、特に検索系の知識については自信があります。

4. ご担当された代表的なシステムの概要を教えてください。

ATMSシリーズの特許調査パッケージの開発を担当しました。
ATMSシリーズとは、企業の知財業務を効率よく行うための製品群であり、出願~管理~特許調査~特許分析まで、幅広い製品群で構成されています。

  • パソコン出願支援 : ATMS/PPW for Internet
  • 特許管理 : ATMS/PM2000、PMeX、PMcompactII、ATMS/EF2000
  • 特許調査 : ATMS/IR.net、ATMS/IR.eX、ATMS/IR.net-US
  • 特許分析サービス、知財戦略コンサルティングサービス

特許調査パッケージは、弊社の特許調査システムとしても採用され、日々知財担当部門や発明部門などで利用されています。

特許検索システム(ATMS/IR.net)構成図

なお、企業内での運用においても、上記アプリ構成で複数サーバを1台に統合したり、多重度の設定を変えて同様の運用を行っています。

5. システムを構築された背景はどのようなものだったのでしょうか。

特許のデータが大量であるため、従来のクラサバのシステムでは、運用も含めて限界があり、新システムを構築することになりました。
また、検索的な部分の弱い面も見えてきていましたので、検索エンジンをAccela BizSearchに変更し、新しいサービスができることを考慮してInterstageを使って開発しました。

6. 導入されたシステムをお客様はどのように評価されていますか。

既存システムの機能をそのまま新システムに引き継ぎ、現行の業務に影響なく、正常に移行できるかどうかが一番のポイントになりましたが、上手くInterstageに載せることができ、問題なく移行できたため、高く評価していただいています。

7. 新たなシステムを提案/構築するうえで、特に重視された点をお聞かせください。

先にお話しましたが、まずは、既存システムの機能をいかにそのまま新システムに移行できるかどうかに注力しました。
また、今までのクラサバのシステムは1社ごとに導入する形態でしたが、現状は1つのシステムに複数企業がインターネット経由で繋いでいただくという形態でIDC(インターネットデータセンター)が特許サービスを提供しています。この運用をいかに実現していくかをお客様の視点で考え、システム構成設計、アプリケーションのロジックの検討を行う点を重視しました。

8. 導入いただいたシステムの拡張計画など、今後の展開としてはどのようにお考えですか。

Interstageのバージョンアップを計画中です。
また、富士通と連携して、サービス面での機能追加を検討する予定です。

9. 「Interstage」の製品としての評価はいかがでしょうか。

開発中においても、運用中に発生する問題においても、開発元の方に相談し、アドバイスをいただいたことにより、迅速に調査や対応が進むといったことが何度もありました。他社製品を採用した場合は、こうはうまくいかず、もっと苦労しただろうと思いますので、このようなサービス面の充実、レスポンスの早さは、大変ありがたく思っています。

10. 守谷様がお薦めする、Interstageの使用方法や機能をご紹介いただけますか。

担当しているシステムでは、Javaのサーブレット、Cのワークユニットの構成をとっています。
Interstage Application Serverの特徴であるワークユニットは、多重度やタイムアウトの制御を行ってくれるため、開発においては、これらの制御機構を考えずに業務ロジックに専念でき、効率よく開発を進めることができます。
また、新規構築やシステムの拡張においても、Interstageはシステムパラメタの設定だけで顧客要求に満足できるシステムを構築することができますので、大変便利な機能だと思います。

11. ミドルウェアマスター認定資格の今後の取得目標などはありますか。

アプリケーションサーバ、Developerの知識は開発で必要となりますので、それらの最新バージョンの資格を取得したいと思います。

12. これからミドルウェアマスター認定資格の取得を目指す方へのアドバイスなどがありましたらお願いします。

資格取得に向けては、Interstageには様々な分野があり、機能も豊富なため、自分の担当業務以外の知識も必要となります。対策教材はわかり易く、内容も充実していますので、試験対策として、じっくりと理解しながら読むことが重要だと思います。


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