富士通

ミドルウェアのプロに聞く

Interstage 技術者
岡崎 友之 様



カテナ株式会社

会社名カテナ株式会社

所属 : 第三システム事業部 第一システム開発部

資格

  • Systemwalker Certified Professional ジョブ管理 V13
  • Systemwalker Certified Associate V13
  • Interstage Master Developer V6
  • Interstage Master Grade II

担当業務

金融系システムの開発/保守


1. Interstage認定資格を取得しようと思ったきっかけは何ですか。

業務でInterstageを使用していることと、弊社ではFMCP資格取得を推進しており、受験する機会をいただいたので、ぜひ資格を取得して自分自身の知識を深めたいと思いました。

2. Interstage認定資格を取得されたメリットについてお聞かせください。

資格取得のための学習時に以下のような発見をしました。

  • Interstageファミリー製品とその概要
    業務で使ったことがあるInterstageの一部の製品しか知りませんでしたが、Interstageファミリーの製品を全般的に知ることができ、今後のお客様への提案などに活用できると思います。

  • 現在業務で使用しているInterstageのバージョンと、資格取得のために学習した最新バージョンとの違いを知り、ぜひバージョンアップをお薦めしたいなど、次期案件の提案に繋げたいと思います。

3. ご担当された代表的なシステムの概要を教えてください。

金融系オンラインシステムの開発を担当しました。
本システムはクライアント端末(Java)からの勘定系オンライン取引や、ホストからの帳票出力など、様々なホストと連携した営業店基幹システムを実現し、全国の支店にて稼動しています。
また、一元管理可能な運用管理/監視機能、リモートメンテナンス機能(資源配付)も実現しました。 私が担当した範囲は、各支店設置のサーバおよびセンターサーバの業務アプリケーションの開発で、富士通の金融パッケージ製品(FBCパッケージ)を顧客要件に従い、カスタマイズしました。言語は、C、C++を使用しています。

営業店基幹システム構成図 顧客要件/効果

業務アプリケーションは、Interstage Application Serverのトランザクション処理を行うCORBAアプリケーションで設計し、分散オブジェクト環境下でトランザクション連携を実現しました。
他に、イベントチャネルを使用したメッセージ通知機能など、Interstageの各機能を利用した勘定系業務システムを構築し、印刷機能、業務監視、資源配付などの機能は、Systemwalkerの各製品を用いて実現しました。

4. システムを構築された背景はどのようなものだったのでしょうか。

システムの統合に伴い、また、従来のシステムは10年以上稼動していましたので、最新の技術を利用した新しいシステムに移行することになりました。

5. 導入されたシステムをお客様はどのように評価されていますか。

現行の業務に影響を与えず、既存環境から正常に移行できるかどうかに重点を置いていましたが、問題なく移行、稼動できたため、高く評価していただいています。
また、新規案件に対する信頼性も得ています。

6. 新たなシステムを提案/構築するうえで、特に重視された点をお聞かせください。

メンテナンスし易いコーディングを心掛け、チューニング作業やInterstage Application Serverの設定値の設定作業を行う際には、業務要件をよく考えて実施しています。設定してみて、動かしながら、その最適値を見つけていくことが重要だと思います。

7. 導入いただいたシステムの拡張計画など、今後の展開としてはどのようにお考えですか。

OSの移行、Interstageのバージョンアップ、サーバ集約、および、PRIMEQUEST導入の提案を考えております。

8. 岡崎様がお薦めする、Interstageの使用方法や機能をご紹介いただけますか。

便利だと思っているInterstageの機能は、以下のとおりです。

  • プロセスをワークユニットで管理できる点
    Interstage Application Serverの特徴である「ワークユニット」のすべてを多重化し、各々のワークユニットに値を設定しています。例えば、プロセスが固まったときなど、何秒経過したら再起動するなどの値を設定することができます。

  • ホストからの強制メッセージを画面に出力する場合に、Interstage Application Serverのイベントチャネルを使える点
    イベントチャネルを使用すると、端末からイベントチャネル(注1)に対して「メッセージ取得」の要求を送ります。また、サーバはイベントチャネルを作り、そこにメッセージを送ることで、容易にホストからの強制メッセージを端末画面に出力できます。

(注1)イベント通信を行う場合、サプライヤーとコンシューマーの間に存在するオブジェクトで、イベントデータの受け渡しの制御を行います。イべントチャネルはイベントサービスが提供するコマンド生成するオブジェクトと、利用者が作成するアプリケーションプログラム上で作成するオブジェクトがあります。

9. FMCP認定資格の今後の取得目標などはありますか。

Interstageの最新資格を取得し、顧客提案や開発に役立てたいと思います。


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