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連載 富士通のBI Interstage Navigatorによる即戦力BI

第2回 日本企業のこだわり帳票に対応したBIツール、使いやすさの秘密にせまる

[2007年8月30日掲載]

前回では、企業力を強化するには、社内に蓄積されている情報を分析・活用することが不可欠であり、そのために最適なBIツールとして、「簡単に導入して簡単に使える」Interstage Navigatorの概要を解説しました。

Interstage Navigatorの特長は、まず、既存の業務システムにアドオンして構築できるので、既存システムの変更を最小限に抑えられるため短期導入が可能なことです。次に、データ蓄積用のRDB(DWH)の設計を大幅に簡略化できること。これを実現したのが日米特許を取得している「分析視点の仮想化技術」です。加えて、RDBを使わずにCSVデータをそのまま分析することです。

今回は、Interstage Navigatorの具体的な機能を紹介します。Interstage Navigatorは、日本独特の会計年度に対応したり、日本企業がこだわる見やすい帳票を追究するなど、日本企業を満足させる国産の情報分析ツールであることをご説明します。

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ビジネスインテグレーションプラットフォーム Interstage

直感的で簡単なレポート作成

ビジネス状況の把握や分析には、さまざまな切り口でデータを集計した各種レポートが不可欠です。しかし、このレポート作成(定義)にデータベース知識が必要となるようでは、情報分析ツールとしての価値が半減してしまいます。ハードルが高すぎて、エンドユーザーが自在に利用できないからです。

そこで、Interstage Navigatorでは、エンドユーザーが手軽にレポート作成できるレポート作成クライアントを用意しました。

ユーザーは、業務用語で一覧された項目(前回紹介した管理ポイント)をマウスでドラッグして、帳票上に配置します。データベース内では「S001A001」のような管理のための名前で保存されている項目名も、一覧ではわかりやすい「商品名」「店舗名」や「販売金額」など業務用語に変換され、しかもエンドユーザーごとに業務用語を変更できるなど、痒いところに手の届く親切な操作性となっています。

項目名を配置したら実行ボタンを押すだけでレポートが完成。作成したレポートデータはExcelに簡単に出力(エクスポート)できますので、使い慣れたツールで企画書や報告書に再加工できます。

【レポートのイメージ通りに項目を配置するだけの直感的なレポート作成操作】

多彩なレポート作成に対応

レポート作成クライアントにより、項目の配置だけで基本的な明細表、時系列集計表やクロス集計表を簡単に作成できます。

このほか、高度な集計手法を用いた応用的なレポートを簡単に作成できる機能も多数用意しています。例えばトップ・ワースト表、ABC分析表、予算実績比較表…など。他のツールでは演算項目の作成など複雑で難しい操作が要求されることもある高度な分析レポートも、エンドユーザー自らが簡単なマウス操作だけで作成できるのです。

トップ・ワースト表

集計結果のデータの大きい順または小さい順に、集計行を並べ替えて順位を付け、上位または下位の10行だけを表示する(トップ10・ワースト10)ような集計表。販売管理などで、売れ筋・死に筋商品を明らかにする場合などに利用。

予算実績比較表

予算や計画値のテーブルと実績値などの異なるテーブルを別々に集計し、その集計値を並べて1つの集計表として作成。予算達成状況などを明らかにする場合などに利用。


ABC分析表

集計結果のデータを、累積構成比に対する境界値を設定して、A,B,Cの3つにランク分けをして表示する集計表。在庫管理や販売管理などで要素項目の重要度や優先度を明らかにする場合などに利用。

明細表

検索したデータを集計しないで、そのまま一覧表として表示するレポート。個々の取引内容や注文データの詳細を確認する場合などに利用。


【ビジネスの現場で利用される多彩な形式のレポートを簡単に作成】

Interstage Navigatorには、レポート作成クライアントを2種類用意しており、用途に応じて選択できます。マウスによる簡単操作がWebブラウザ上で利用できるWebクライアントと、エキスパート向けの機能を利用できるクライアント・サーバ形式のWindowsクライアントです。

エキスパート向けの機能としては、マルチクロスレポート(注1)やRFS分析レポート(注2)などの高度な分析レポートを作成することもできます。

このように、使えば使うほど活用範囲の拡がる奥の深い機能が、レポート作成クライアントには搭載されています。「情報システム部門も舌を巻くほど高度な技術を駆使しているエンドユーザーもいる」と、驚いている導入企業があるほどです。

(注1)マルチクロスレポート:
ある時点での値を表すストック型データ(初期在庫や期末在庫など)と、ある範囲を持つ期間の合計値を表すフロー型のデータ(出荷数、売上額など)とを、並べて1つの集計表として作成。特定期間での商品の在庫量の流れを見る場合などに利用。

(注2)RFS分析レポート:
顧客の購買履歴のデータを、R:Recency=前回来店日からの期間、F:Frequency=来店頻度、S:Sales=売上金額 の観点で、順位付けをしてからセグメント化を行い表示する集計表。各顧客が全顧客の中でどういう位置付けにあるのかなど、顧客の購買動向を把握し、経営戦略を支援するCRM( Customer Relationship Management: 顧客関係管理)向けの顧客分析レポートのひとつ。

時系列分析を強力に支援

Interstage Navigatorのレポート作成の中で、特に導入企業から支持されている機能に、多彩な時系列分析機能があります。

データベースに「2007/6/1,2007/6/2,2007/6/3…」のような基本的な日付データだけしかなくても、これを元に年ごと、半期ごと、四半期ごと、月ごと、日ごとといった集計を行うための時間の分類、すなわち時間軸が標準で用意されています。

【年、半期、四半期、月、日といった集計単位が標準で利用可能】

また、年度の4月開始あるいは月の20日締めなど、企業では独自の会計年度や月度が使用している場合がほとんどです。これに対応するため、企業独自のカレンダーに基づいた時間軸を自動的に計算できるようになっています。同じことを他のBIツールやExcelで実行しようとすると、そのための列を新たに挿入してから集計設定するなど、高度なテクニックが求められます。しかしInterstage Navigatorは、面倒な操作なしに、すぐに利用できます。

【開始日を指定するだけで、企業独自の会計年度がすぐに使用可能】

さらに、「当月」、「前月」、「3ヵ月前」、「前年同期」など、ビジネスで一般的に使用されている相対的な時間表現も選択できます。相対的な指定を使ってレポートを定義しておくことで、毎月の定型レポートは実行した月に合わせて自動的にレイアウトされます。

【標準で用意されている集計単位を利用して、簡単にレポートを作成】

【集計期間を任意に設定することも可能】

時系列レポートで多用される「前年比」や「前月比」などの演算を使用した集計機能も標準で用意しています。

【「1年前」と指定するだけで、簡単に前年度同月比レポートを作成】

Interstage Navigatorは富士通がお客様のノウハウに基づいて開発した国産のツールであり、日本のビジネス文化に適した情報分析ツールなのです。

CSVファイルで既存データを自在に活用

CSVファイルをダイレクトに利用できるようになったことで、情報分析の対象となるデータ範囲と精度を一気に向上できるようになりました。その設定も極めて容易です。

まず管理者はフォルダを用意し、CSVファイルを保存していきます。フォルダをInterstage Navigatorに登録することで、フォルダ配下のファイルが利用可能となります。集計対象のデータが増えたら、増えたデータのファイルをフォルダに追加すれば、そのデータがすぐに集計対象となります。

ユーザーはレポート作成の際にフォルダを指定して、一覧された項目名を配置するだけ。Excelに求められるような串刺し計算(3-D参照機能)操作なしに、複数のファイルからデータを抽出し、自在に集計できます。

さらに、これらCSVファイルとRDBに蓄積されているデータを組み合わせて、さまざまな角度から情報を分析することも可能です。

【CSVファイルを追加することで、すぐに利用できる】


蓄積データのビジネス価値を最大化し、競争力強化の武器にするため、Interstage Navigatorをぜひご検討ください。

連載 富士通のBI Interstage Navigatorによる即戦力BI

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