このページの本文へ移動
  1. ホーム >
  2. ソフトウェア >
  3. 富士通のミドルウェア >
  4. 導入事例 >
  5. 塩野義製薬株式会社様

ITIL準拠による運用管理の品質向上や効率化を
「Systemwalker IT Service Management」で実現

塩野義製薬株式会社様 導入事例


早くからITILの導入に取り組んできた塩野義製薬株式会社様(以下、塩野義製薬。敬称略)は、ITIL準拠を軸にシステム運用管理のさらなる品質向上や効率化に継続的に取り組んでいる。管理ツールには、富士通の「Systemwalker IT Service Management」を導入。インシデント管理を皮切りにシステムを順次稼働させ、運用管理の品質向上や効率化を実現している。

[ 2006年6月掲載 ]

【導入事例概要】
製品: ソフトウェア
  • Systemwalker IT Service Management
    (作業効率化/高品質化を実現するインシデント管理)

入力フォーム 本事例に関するお問い合わせ

ITILへの先進的な取り組み アウトソース時のリスク軽減

オープン化の流れが加速する今日、塩野義製薬では、既存メインフレームのオープン化に伴い、大小あわせて250にも及ぶシステムが稼働する状態になり、運用管理の品質向上や効率化は逼迫した課題となっていた。
そこで、自社に最適な運用管理の姿を模索し、業務の現場で試行錯誤を重ねた末、たどり着いたのはITILだ。同社情報マネジメント部部長の小田建夫氏は「当社はハードウェアやソフトウェアのみならず、コンテンツも含めたシステム全体におけるリソースの運用管理を、マネジメントする体制の構築に注力しています。その実現のために運用管理の成熟を図るべく、ITILを導入しました」と語る。
同社ではオープン化と同時に、富士通へシステムのアウトソーシングを行ったが、その中でもITILがポイントとなった。同社情報マネジメント部 課長の多賀健二氏は「社内で運用・管理しているのであれば、関係者の暗黙の了解で済む部分もありますが、外部にアウトソーシングするとなるとそうはいきません。ITILに準拠すれば属人性を低められ、リスクが低減できます。ITILは我々ユーザにもアウトソース先にもメリットが大きいのです」と強調する。
同社はアウトソース先である富士通から、診断サービスやプロセス作成をはじめとする支援を受けつつ、ITIL導入を進めてきた。現在同社は、ITILの普及促進を目的とする非営利団体「itSMF Japan」の会員企業を務めるなど、ITILへの先駆的な取り組み、また、ITIL普及への貢献でも広く知られている。


小田 建夫
塩野義製薬株式会社
情報マネジメント部 部長


多賀 健二
塩野義製薬株式会社
情報マネジメント部 課長

塩野義製薬様 システム概要図。前述の内容を図で表しています。

管理ツールにSystemwalkerを採用 全社のインシデント管理を集約


上岡 正栄
塩野義製薬株式会社
情報マネジメント部 課長補佐

システムのオープン化とアウトソースを実現した一方で、インシデント発生件数が約2000件/月に上るようになり、システム利用者からの依頼事項も日々増えていた。従来は内製のCall Tracking System(CTS)を利用し、ITILに準拠しつつインシデント管理を行ってきたが、内製CTSの改修における担当者の負荷も高く、その運用も限界を迎えていた。
同社は2006年4月、オープン化によるクライアントPCの担う役割の重要性が増したことを受け、富士通の「PC-LCMサービス」(パソコンライフサイクル マネジメント)を利用してクライアントPCのリプレイスを実施した。それを契機に、内製CTSに取って代わる、管理ツールを含めたクライアントPC運用の見直しを図った。

そして新たな管理ツールに採用された製品が富士通の「Systemwalker IT Service Management」(以下Systemwalker ITSM)。この製品を選択した理由として多賀氏は、「当社システムをITIL準拠で運用管理するために必要な要件は、内製CTSの度重なる改修を通じて明確化されていました。Systemwalker ITSMはそれらの要件を最初からほぼ満たしており、ポテンシャルの高さを感じましたね」と評価する。
導入の第1段階として、Systemwalker ITSM上に全社のインシデント情報を集約・管理できる仕組みを構築した。その際、Systemwalker ITSMを一部カスタマイズした。同社ではシステム運用を富士通にアウトソーシングした後も、そのマネジメントは情報マネジメント部が、また業務アプリケーションのエンドユーザー・サポートは同部内の業務サポートセンターが担当し、さらに、PC利用のサポートはヘルプデスク部門が担当しているためだ。
同社情報マネジメント部課長補佐の上岡正栄氏は「同じSystemwalker ITSMの画面上で両部門がインシデント情報を入力できる仕組みを作り込みました。入力項目は両部門で当然異なるのですが、富士通には双方の要求を満たせるよう、柔軟に対応してもらいました」と振り返える。
Systemwalker ITSMは運用管理の可視化、ITIL準拠の運用管理、さらに情報マネジメント部とヘルプデスク部門という二つの組織による運用改善を実現し、エンドユーザーに対するサービス向上をもたらした。小田氏は「オープン化によってシステム全体が見えづらくなり、運用管理を困難にしています。可視化はITILと共に運用管理の重要なキーワードです」と話す。

インフラ整備から活用へ 運用管理の一元化を推進

2006年6月時点では、Systemwalker ITSMでインシデント管理と問題管理のみを行っているが、「Systemwalker ITSMによりITILに準拠した運用管理の基盤整備ができたので、これからは対象となる管理プロセスの拡大へ重心をシフトしていきます」と上岡氏が語るように、今後は構成管理などへ展開していく。
具体的には、富士通のIT資産管理システム「Systemwalker IT Asset Manager」やセキュリティ監査およびライセンス管理システム「Systemwalker Desktop Patrol」とSystemwalker ITSMの連携による構成管理データベース(CMDB:Configuration Management Database)構築と構成情報の一元管理を実現させる予定だ。さらに、人事DBとも連携させ、インシデント管理などに人事情報を活かす構想もある。
「将来的には、現在別々に行っているサーバ管理とクライアントPC管理、別部門で行っているインシデント情報収集などを、Systemwalkerを軸に一元化したいと考えています」(多賀氏)。
塩野義製薬は今後もSystemwalker を運用管理全体を俯瞰するツールとして活用し、ITIL導入を推進して、運用管理のさらなる品質向上や効率化を図っていく。小田氏は「戦略的アウトソースやビジネス継続性向上、コスト削減など、経営戦略の実践に、運用管理の面から貢献していきます」と力強く語る。
塩野義製薬のITILに準拠した運用管理を、Systemwalkerが支えていくのだ。(敬称略)

【塩野義製薬株式会社様 会社概要】
本社 大阪府大阪市中央区道修町3丁目1番8号
創業 1919(大正8)年6月5日(創業:1878(明治11)年3月17日)
資本金 212億7974万2717円
売上高 1963億88百万円(連結:2006年3月期)
従業員数 4997名(連結:2006年3月末日現在)
事業概要 医薬品および診断薬の研究開発、製造、販売、輸出入の事業を展開する研究開発型製薬企業。「常に人々の健康を守るために必要な最もよい薬を提供する」ことを基本方針に掲げている。
ホームページ 塩野義製薬株式会社 ホームページ新規ウィンドウが開きます

【ご紹介した製品】

【導入事例(PDF版)】

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

本コンテンツに関するお問い合わせ

Webでのお問い合わせ

入力フォーム

当社はセキュリティ保護の観点からSSL技術を使用しております。

お電話でのお問い合わせ

0120-933-200 富士通コンタクトライン(総合窓口)

受付時間 9時~17時30分
(土曜・日曜・祝日・当社指定の休業日を除く)