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アプリケーションの互換性を確保して移行リスクを低減
コストと時間をかけずに安定稼働と性能向上を実現

- 高信頼・高性能のアプリケーションサーバ「Interstage Application Server」 -

明治安田生命保険相互会社様 導入事例


明治安田生命様は、従来システムと互換性の高いJava環境を利用することで、アプリケーション資産をほとんど改修せずに最新のJava環境へ移行し、コストと時間をかけずに安定稼動と性能向上を実現。

[ 2010年12月24日掲載 ]

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【導入事例概要】
業種: 金融・保険証券
製品: ソフトウェア
  • FUJITSU Software Interstage Application Server(アプリケーションサーバ)
ハードウェア
  • FUJITSU Server PRIMERGY(PCサーバ)
【課題と効果】
1 Java アプリケーションを改修せずに移行したい 互換性の高いJava 環境の選択によりプログラム改修を極小化
2 システム基盤を低コストで更改したい 総予算の約3 分の2 のコストで更改
3 メモリリークの解消とパフォーマンスを向上したい 安定稼働と最大6 倍の高速レスポンスを実現

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導入の背景

最新環境へのアプリケーション移行は移行リスクの低減が鍵

「確かな安心と豊かな暮らしを提供する社会的インフラとして、国民生活の安定に貢献」を生命保険の使命に掲げ、財務の健全性を強みに事業展開する明治安田生命保険。ICTを経営戦略を支える重要なインフラと位置づけ、関連会社の明治安田システム・テクノロジーとの二人三脚で、システムを構築・運用している。

同社の資産運用部門では、顧客から預かった保険料をトレーダーが株式、債券などに投資して運用している。
トレーダーの業務を支える「証券フロントシステム」は、決済リスク・事務負荷の軽減を目的として証券売買に関する業務プロセスの自動化のために、2002年に自社開発した。同システムは2009年12月に機器の保守切れを控え、基盤更改の必要性に迫られていた。

明治安田生命保険相互会社 情報システム部 資産運用システムグループ グループマネジャー 小堀 正一 氏の写真
小堀 正一
明治安田生命保険相互会社
情報システム部 資産運用システムグループ グループマネジャー

明治安田生命保険 情報システム部 資産運用システムグループ グループマネジャー 小堀 正一 氏は更改にあたって、システムの安定稼働、処理性能の向上、セキュリティの強化、開発・運用コストの低減の4点を指示。
安定稼働のためには、既存資産の移行リスクを抑えることが重要とし、旧バージョンのJavaアプリケーション資源をなるべく手を加えずに移行できるよい方法がないか悩んだという。

安定稼働に求められる可用性の面でも検討を要した。
明治安田システム・テクノロジー ホールセール・システム開発部 有価証券システムグループ 中村 一寿 氏は「クラスタ構成は可用性向上に有効ですが、システム規模を考慮するとコストがかかり過ぎるためベストではありません。クラスタ以外による解決を模索しました」と話す。

明治安田システム・テクノロジー株式会社 ホールセール・システム開発部 有価証券システムグループ 中村 一寿 氏の写真
中村 一寿
明治安田システム・テクノロジー株式会社
ホールセール・システム開発部 有価証券システムグループ

明治安田システム・テクノロジー株式会社 ホールセール・システム開発部 有価証券システムグループ 川崎 智史 氏の写真
川崎 智史
明治安田システム・テクノロジー株式会社 ホールセール・システム開発部 有価証券システムグループ

また、従来使用していたA社製アプリケーションサーバシステムでは、アプリケーションサーバの使用可能なメモリ容量がだんだん減っていく、いわゆるメモリリークのために性能劣化の恐れがあり、毎週サーバをリブートする必要があった。
アプリケーションサーバを変更するにあたって「機能は拡充しないため、プログラムを新しくする必要はないが、アプリケーションサーバを変えるなら、安定稼働と同時に処理性能も向上したいと考えていました」と明治安田システム・テクノロジー ホールセール・システム開発部 有価証券システムグループ 川崎 智史 氏は振り返る。

導入のポイント

複数バージョンのJava環境に対応したInterstageを採用

小堀氏らはそれらの要件に応えられるアプリケーションサーバの選定に取りかかった。
3社のアプリケーションサーバ製品を比較検討した末、富士通の「Interstage Application Server」(以下、Interstage)を採用した。中村氏は「複数バージョンのJava環境を利用できる製品は富士通だけでした。従来システムと互換性の高いバージョンのJava環境を利用できるため、既存のアプリケーションに対して大幅な改修や新規開発を行う必要がなく、手間を軽減できると思いました」と語る。

加えて、開発効率の高さを実際にデモで確認できたことと、長期サポートや問い合わせなどの対応の早さもポイントになった。
Interstageは、資源の有効利用や異常発生時に業務を自動復旧させるワークユニット管理機構を基本機能として備えている。アプリケーションの異常を早期に検知し、再起動などにより自動的に業務を復旧でき、復旧中も業務リクエストを受け付けて業務の停止や遅延を回避できる。
また、シングル・サインオンが可能。セキュリティ面だけでなく、利用者の利便性向上と運用コストの削減にも有効だ。

サーバには富士通のPCサーバPRIMERGYの高可用モデルを採用。
「InterstageとPRIMERGY高可用モデルの組み合わせで可用性が担保され、アプリケーション上でサーバ切り替えに対応する手間がかかりませんでした」と川崎氏は語る。

システムの概要

Java環境の段階的なバージョンアップでより確実に更新

2009年3月にInterstageの採用を決定、4月から構築を始め、同年12月にカットオーバーした。
中村氏はシステムをスムーズに構築できたことを顧みて、「InterstageはJavaアプリケーション資源の互換性が高く、初期設定のまま移行できたので、コストも時間も抑制できました」と語る。基盤更改に際し、Java環境は従来と互換性の高いバージョンを採用したが、その後処理性能のさらなる向上を狙い、最新バージョンに更新した。

「Interstageのおかげで、互換性の高いバージョンのJava環境で一度動作確認した後、最新版に上げるという段階的なバージョンアップが可能となり、より確実に更新できました。バージョンアップの過程で、万が一問題が起きても、元のJava環境に戻せるので安心でした」(川崎氏)

証券フロントシステム構成イメージ画像

導入効果と今後の展開

互換性の高いJava環境によって移行工数を大幅に削減

明治安田生命保険はInterstageの採用によって、当初の要件を満たした証券フロントシステムの基盤更改に成功した。アプリケーション移行については、大幅な工数削減を達成。Javaプログラムは合計70万ステップ以上にのぼり、最新バージョンへの移行には、大規模な改修が必要と予測していた。

中村氏は「互換性の高いバージョンのJava環境を使えたことで、修正箇所は文字化けや指数表現等のみにとどまり、プログラム改修は約1000ステップで済みました」と振り返る。

さらに基盤更改に要するコストを最小化できた。
「ハード / ソフト、開発・運用を含めた総コストは、当初試算の約3分の2に抑制。運用コストだけを見ると、従来比で70%以上削減できました」と小堀氏。しかも、システムダウンは一度もなく、週次のリブートも不要になるなど安定稼働を実現。その上、「処理速度は2倍を目標にしていましたが、チューニングなしで最大6倍の処理速度になり、バックグラウンドのバッチ処理時間も大幅に短縮できました」(川崎氏)といった効果も得られた。

財務の健全性を強みに、さらなる顧客満足度の向上を目指す明治安田生命保険。今回のシステム基盤の更改を起点に、より質の高いサービスの提供に向けて着実に取り組んでいく。

【明治安田生命保険相互会社様 会社概要】
本社所在地 東京都千代田区丸の内2-1-1
取締役
代表執行役社長
松尾 憲治
創業 1881年7月9日
総資産 25兆124億円(2010年3月末現在)
従業員数 40,388名(2010年3月末現在)
事業内容 「ライフアカウントL.A.医療費リンクシリーズ」をはじめとする商品・サービスを軸に生命保険事業を展開。明治生命保険相互会社と安田生命保険相互会社が2004年1月に合併し発足。2008年4月より「明治安田チャレンジプログラム」をスタートし、お客さま満足度向上の徹底追求に3カ年計画で取り組んでいる。
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