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DB利用者へのサービス向上と運用コスト削減を同時実現
「Interstage Shunsaku Data Manager」

独立行政法人 科学技術振興機構様 導入事例


独立行政法人 科学技術振興機構様ではInterstage Shunsaku Data Managerを使って、一般に公開している科学技術データベースにおいて「高速検索によるサービスレベルの向上」「短期構築」「運用コスト削減」などを同時に実現しました。

[ 2006年10月1日掲載 ]

【導入事例概要】
業種: 官公庁・自治体
製品: ソフトウェア
  • FUJITSU Software Interstage Shunsaku Data Manager(XMLデータベースエンジン)
【課題と効果】
1 検索のレスポンスが遅い 複雑な検索条件や多重アクセス時でも、レスポンスは高速かつ常に一定
2 データベースの運用・保守コストが高い データベースの運用・保守コストは従来の10分の1
3 データ更新に手間がかかる データ正規化やインデックス作成等が不要で、データ更新が容易に

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日本の科学技術の振興を図るため多彩な知識データベースを構築し公開

科学技術振興機構(以下JST)の使命は「技術シーズの創出を目指した基礎研究から企業化までの一貫した研究開発の推進」「科学技術情報の流通促進など科学技術の振興基盤の整備」だ。

例えば、東京・お台場の「日本科学未来館」もJSTの事業の一環。また、家族で楽しめる科学情報テレビ番組の「サイエンスチャンネル」を提供。高校生を対象にした「スーパーサイエンスハイスクール」では、科学技術コンテストの実施やモデル校の指定などでも話題を呼んだ。

さらに、多彩な知識データベースも公開している。
これらの中で、「失敗知識データベース」と「日本化学物質辞書Web」の2システムに採用されているのが、富士通のXML型データベースエンジン「Interstage Shunsaku Data Manager(以下Shunsaku)」だ。

独立行政法人 科学技術振興機構 システム構成図。前述の内容を図で表しています。

「失敗知識データベース」 レスポンス向上と同時に運用コスト削減

独立行政法人科学技術振興機構 研究基盤情報部 技術コンテンツ課 課長 矢倉 信之 氏の写真
矢倉 信之
独立行政法人科学技術振興機構
研究基盤情報部 技術コンテンツ課 課長

誰もが直視したくない、できれば忘れ去りたい失敗事例をあえて分析し、再発防止のための教訓も含めてデータベース化したのが、JSTの「失敗知識データベース」だ。
「失敗体験を共有し積極的に活かすために、分野やキーワードで検索できるようにしてあります。大変好評で、400 万件/年のアクセスがあります」と、研究基盤情報部 技術コンテンツ課 課長の矢倉 信之 氏は語る。

2003年3月から試験公開、2005年3月から一般公開している。
しかし試験公開直後から「結果が返ってくるまで時間がかかりすぎる」との利用者の指摘が多かったという。
一般公開時にはデータ量も大幅に増加する。しかし、ハードウェアの増設はコスト面からも設備面からも非効率だ。

そこでITベンダー各社の動向を調査し、採用されたのが富士通のShunsakuであった。
「Shunsakuは低コストでありながら、驚異的な検索スピードがあります。一般公開後、レスポンスが遅いという苦情は1件も来なくなりました」と矢倉氏は認める。
失敗事例の検索には、キーワードの組み合わせによる複雑な検索が多く使われるが、これがレスポンス低下の大きな要因となる。
ところが、Shunsakuの利用によって、従来のRDBによるシステムに比べ、複雑な検索条件指定や多重アクセス時でも常にレスポンスは一定で、検索の取りこぼしもなくなり、利用者に対してのサービスレベルは飛躍的に向上した。
これを実現しているのが、Shunsakuの「XMLデータの全文高速検索」を支える、「SIGMA検索技術」や「ハイトラフィック技術」だ。

「Shunsakuは構造がシンプルなのがいいですね。Excelで作成したテキストデータをXMLに変換してデータを更新するだけなので、従来ほど人手をかけずに運用可能です」と、技術コンテンツ課 課長代理 児山 圭 氏もShunsakuを高く評価する。
実際、試験公開時に使用していた従来のシステムと比較すると、DB改修や保守などにかかる運用コストは10分の1となった。

独立行政法人科学技術振興機構 研究基盤情報部 技術コンテンツ課 課長代理 児山 圭 氏の写真
児山 圭
独立行政法人科学技術振興機構
研究基盤情報部 技術コンテンツ課 課長代理

「日本化学物質辞書Web」 データベースのチューニングは不要に

独立行政法人科学技術振興機構 情報事業本部 文献情報部 辞書課 課長 梶 正憲 氏の写真
梶 正憲
独立行政法人科学技術振興機構
情報事業本部 文献情報部 辞書課 課長

「日本化学物質辞書Web」は、JSTが作成する有機化合物辞書データ230万件(2006年8月現在)の検索サービスである。
項目を選ばないトップ画面からの「簡易検索」、名称、分子式、分子量などの項目を選択して検索する「文字列検索」、化学構造図と分子式から検索する「化学構造検索」を用意している。
「現在のサービスに刷新したのは2005年3月ですが、情報は20年にわたりJSTが蓄積したものです。関連する文献や化学物質の審査および規制に関する法律(化審法)や安全衛生法、TSCAなど法律上の公示物質も収録しており、利用者からは大変喜ばれております」と、文献情報部 辞書課 課長 梶正 憲 氏は語る。

検索サービスをシステム化するにあたって、課題となったのが短期構築と運用のしやすさであった。
「職人的なチューニングが必要となるRDBでは、構築にも運用にも時間がかかります。その点Shunsakuは短期間で構築できますし、データ増加にともなう更新も非常に簡単です」と、同辞書課 係長 富川 弓子 氏はShunsaku採用の理由を語る。

構築期間は3ヵ月間。データは年間14万件ほど増加し、毎週更新作業が発生するわけだが、RDBのデータ構造設計では不可欠となるデータ正規化がShunsakuでは不要だ。
高速検索のためのインデックスも使用しないから、開発後の項目追加やデータ構造も変更しやすい。
構築に費やした時間のほとんどは「化学構造検索」にかかり、Shunsakuが提供する「文字列検索」は数週間で構築できた。

独立行政法人科学技術振興機構 情報事業本部 文献情報部 辞書課 化合物辞書係 係長 富川 弓子 氏の写真
富川 弓子
独立行政法人科学技術振興機構
情報事業本部 文献情報部 辞書課 化合物辞書係 係長

「2005年12月、データ量の増加にともない、検索のスピードアップが必要になりましたが、それも極めて簡単でした」(梶氏)。
Shunsakuはデータ量が増加してもサーバを追加するだけで検索性能を上げることができるため、効率的な運用が可能となった。

社会的使命が高いデータベースで活躍が期待されるShunsaku

JSTでは、科学技術に関する情報を総合的に案内する「SciencePortal」の充実など、科学技術における基盤となるデータベースの整備を進めている。
このような社会的使命の高いデータベースに「高速かつ確実な検索」や「容易な構築」など、高機能性を望む声は多く、こうした要望に対してShunsakuの活躍が期待される。

【独立行政法人 科学技術振興機構様 法人概要】
本部 〒332-0012 埼玉県川口市本町4-1-8 川口センタービル
設立 1957(昭和32)年(日本科学技術情報センター設立)
職員数 471人
研究者等 約3,000人
事業概要 1957年設立の日本科学技術情報センターと1961年設立の新技術事業団が、1996年に科学技術振興事業団として統合。2003年10月には独立行政法人科学技術振興機構として活動を開始。科学技術情報の整備・提供(JDreamII、J-STAGE 他)、創造的・独創的研究プロジェクトへの助成、科学技術理解増進(サイエンスチャンネル、日本科学未来館他)等の事業を行っている。
独立行政法人 科学技術振興機構のロゴマーク
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