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基幹システムにおける帳票業務をオープン化
印刷用紙コストを40分の1に削減

- 帳票設計・生成ソフトウェア「Interstage List Creator」 -

株式会社千代田テクノル様 導入事例


オフコンで構築した基幹システムで売上や受発注などを管理する千代田テクノル様は、全国の拠点で使用する紙帳票の印刷コスト削減に取り組みました。帳票業務をオープン化することで、印刷にかかるコストを大幅に削減した導入事例をご紹介します。

[ 2010年10月29日掲載 ]

【導入事例概要】
業種: 商社
製品: ソフトウェア
  • FUJITSU Software Interstage List Creator(帳票設計・生成)
【課題と効果】
1 専用紙で印刷していた帳票の紙コストを削減したい 必要な帳票のみ安価な普通紙で印刷。用紙代を40 分の1 に削減
2 帳票レイアウトの作成・変更をスピーディーに行いたい 帳票開発におけるプログラミングが不要となり、開発効率を向上
3 専用プリンタの維持・管理コストを削減したい 汎用的なプリンタを利用可能とし、維持・管理にかかるコストを削減

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導入の背景

帳票印刷のコスト増大を招いた専用プリンタと用紙

放射線の利用と防御にかかわる機器・用品の開発・製造・販売・サービスを事業展開する千代田テクノル。個人被ばく線量測定サービスは国内シェアNo.1を誇るなど、豊富な実績を持つ業界のリーディングカンパニーである。

同社の経営企画・管理本部 総務部 部長 馬場 一郎 氏は「帳票印刷には、独自のフォーマットを印刷した複写式の専用紙を使っていました。専用紙は単価が高く、多くのコストを費やしていました」と振り返る。

また、帳票の控えは紙のまま保管していたので、各営業拠点で多くの保管スペースを占有。各営業担当者が控えを自分の手元にも保管するために、わざわざコピーするケースもあった。

さらに、帳票の開発でも課題に直面していた。総務部 総務グループ長 小泉 和友 氏は「帳票のレイアウトなどは、すべて手作業によるプログラミングで作成していました。帳票の項目に追加・変更が生じた場合は、新たに伝票を作成し直す必要がありました」と打ち明ける。それゆえ、取引先独自の指定帳票フォーマットへの対応が困難であった。

その上、プリンタにも悩みを抱えていた。総務部 総務グループ 副長 岡澤 崇 氏は「複写専用紙を用いる必要があったため、高価な専用のドットインパクトプリンタを使用していました。しかも、老朽化に伴い維持管理コストも膨れ上がっていました」と語る。


馬場 一郎
株式会社千代田テクノル
経営企画・管理本部 総務部 部長


小泉 和友
株式会社千代田テクノル
総務部 総務グループ長


岡澤 崇
株式会社千代田テクノル
総務部 総務グループ副長

導入の経緯

帳票設計・生成ソフトで帳票システムを更改

千代田テクノルはこれら帳票にまつわる各種課題を解決するため、帳票システムの更改に取り組んだ。用紙コストや開発工数削減などに加え、経営層主導で環境貢献に全社をあげて注力している流れから、ペーパーレス化の推進も狙った。

更改に際して、よりコストと開発期間を抑えるため、「既存の基幹システム、および帳票のレイアウトをそのまま利用」(小泉氏)を大前提に掲げた。

同社の狙いを具現化できる製品として採用されたのが、富士通の帳票設計・生成ソフトウェア「Interstage List Creator」である。

「展示会で本製品を知りました。デモによる説明などを受けて検討したところ、課題解決が可能と判断して採用を決めました」(岡澤氏)。

システムの概要

安価なレーザープリンタと普通紙が使用可能に

2009年4月から帳票システムの更改に着手し、同年末にカットオーバー。Interstage List Creatorによって、基幹システムから受け取った帳票データをいったんPDFファイルとして生成し、必要に応じて印刷する運用形態に変更した。

帳票がPDFファイル化された結果、パソコンに対応したプリンタ/用紙なら、どの製品でも使用可能となるオープン化を果たしたのである。

「専用のプリンタや用紙に縛られずに、安価な汎用製品のプリンタや普通紙を選べるようになりました」と小泉氏は語る。

現在使用中のプリンタが故障、もしくは専用紙がなくなった拠点から随時、新システムに移行していく予定である。また、「富士通の営業・SEには、迅速かつ丁寧なフォローをしていただき、大変助かりました」と岡澤氏は一連の対応を評価する。

将来の展望

用紙やプリンタのコストを削減 帳票開発も効率化

千代田テクノルはInterstage List Creatorによる帳票システムの更改で、各種課題を解決できた。

帳票の印刷にあたり、専用紙ではなく普通紙が使用可能になったことと、帳票は最初にPDFとして生成し、必要な枚数だけ印刷すれば済むようになったことをあわせて、「年間350~400万円かかっていた紙コストが、約10万円に圧縮できました。同時に、ペーパーレス化により環境負荷軽減にも寄与できました」と馬場氏は強調する。

また、帳票のPDF化は保管スペースの削減にもつながった。さらに、PDF化した帳票を積極的に活用するなど、現場の業務改善意識が高まる契機にもなっている。

帳票の開発について小泉氏は、「工数のかかるプログラミングが不要となりました。また、既存の紙帳票をスキャナで読み込んで簡単に帳票レイアウトを作成できるなど、大幅に作業を効率化できました」と効果を語る。

汎用的で安価なレーザープリンタが利用可能となったため、「プリンタの維持・管理にかかっていたコストを、大幅に抑えることができました。老朽化した既存プリンタの修理などに要する月約20万円の維持費も、リプレース後はほぼ皆無になりました」(岡澤氏)という効果も得られた。

今後は更改した帳票システムをより活用し、業務最適化を進めていく。「自社の帳票業務のさらなる効率化や環境負荷低減とともに、取引先の指定伝票の追加・修正・送付に要する手間やコストの削減にも取り組みます」と構想を巡らす馬場氏。そして、基幹システム統合をはじめ、情報システム全体の最適化も意欲的に進めていく。

【株式会社千代田テクノル様 会社概要】
所在地 東京都文京区湯島1-7-12
代表取締役社長 細田 敏和
設立 1958年6月
資本金 3 億4,150 万円
従業員数 574名
事業内容 フィルムバッジによる放射線作業者の被ばく線量測定サービスを日本で初めて提供。民間で唯一の国際MRA 対応認定事業者であり、海外でも高い評価を受けている。また、本社ビルで定期的にチャリティーコンサートを行うなど、社会貢献にも力を入れている。
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