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MeFt V11.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

9.16.6 BARFNC3(バーコードの'FNC3'指定)

[説 明]

EAN-128バーコード(コンビニエンスストア向けは除く)でバーコードデータとして指定可能なファンクションキャラクタ‘FNC3'をレコードデータ上、どのようなコードで指定するかを指定します。

コードは、利用者プログラムの文字コードに従った2桁の16進文字(0~9、A~F)で“01”~“FF”の範囲で指定できます。

[設定値]

nn

2桁の16進文字(0~9、A~F)

[省略値]

FD

[注意事項]

設定値が不当な場合(0~9以外、A~F以外、“00”、2桁以外)、MEFP_RC_ENVBAR(9K)のエラーになります。

設定されたコード(キーワード省略時に割り当たるコード含む)が他のファンクションキャラクタ 'FNC1'、'FNC2'、'FNC4' のコードと重複した場合は、そのコードを 'FNC1'→'FNC2'→'FNC3'→'FNC4' の優先順で割り当てます。割り当てられなかったファンクションキャラクタは、レコードデータで指定不可となります。例えば、'FNC1' と 'FNC3' に“FB”が設定された場合、レコードデータ上の FB(16進数)は、'FNC1' とみなします。

COBOLなどでレコードデータを設定する際、‘FNC3' をバイナリで指定します。COBOLでのレコードデータの設定例(‘FNC3'を“FD”とした場合)を以下に示します。

MOVE "1100090610A00010" & X"FD" & "15000913" TO RECORD.

※  利用者側の運用上、バーコードデータとして使用されない文字があれば、‘FNC3'にその文字コードを割り当てることで、レコードデータ設定の際、バイナリでなく文字で指定することができます。COBOLでのレコードデータの設定例(‘FNC3'を 文字‘%'とした場合)を以下に示します。

MOVE "1100090610A00010%15000913" TO RECORD.