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MeFt V11.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

7.3.9 通知コードの獲得

【提供インタフェース】

  

【機能説明】

  Cの場合、本関数によって、直前に行った処理の通知コードを獲得します。

  COBOLの場合、実行後のFILE STATUS句に通知コードが格納されます。

  通知コードの詳細については通知コードを参照してください。

[形式]

PSUSHORT PSFUNCTION ps_get_return_code (
    PSFILE psfile);

[パラメタ]

psfile

:

オープン処理で獲得した表示ファイル識別子を指定します。

[使用例]

画面への出力が異常終了となった場合に、通知コードの獲得関数を呼び出して異常の原因を求め、システムのエラーとそれ以外のエラーとで処理を分けます。

PSFILE psfile;
SAMPLE samp;
PSUSHORT Return;
PSUSHORT Error;
psfile = ps_open("DSPFILE", PS_OPEN_DSP, &Error, 0);
ps_set_formatsize(psfile, "SAMPLE", s_SAMPLE);
~ レコードデータ領域 samp へのデータ設定 ~
if(ps_write(psfile, PS_WRITE_NORMAL, "SCREEN", &samp, 0)){
    if((Return = ps_get_return_code(psfile)) == MEFD_RC_SYS)
        ~ システムエラーの処理 ~
    else
        ~ プログラムエラー処理 ~
}
[診断]

  正常終了時には通知コードが返されます。psfileの指定に誤りがあるとエラーになり、2が返されます。

[形式]

実行後のFILE STATUS句を調査する。

[パラメタ]

特にありません。

[使用例]

画面入力時にシステムエラーが発生していないかどうか確認します。

MOVE "SAMP" TO DSP-FORMAT.
MOVE "  " TO DSP-MODE.
MOVE "@ALLF" TO DSP-GROUP.
READ ディスプレイファイル.
IF DSP-STATUS = "CX" THEN
    ~ 入力項目R001にエラーがあったときの処理 ~
END-IF.