ページの先頭行へ戻る
Linkexpress Replication optionV5.0L17 DBミラーリングシステム連携導入運用ガイド
FUJITSU Software

1.2.1 Symfoware Server(Openインターフェース)のDBミラーリングシステム連携の場合

図1.5 Symfoware Server(Openインタフェース)のDBミラーリングシステム連携のシステム構成

ポイント

  • Symfoware Server(Openインターフェース)のDBミラーリングシステム連携では、DBミラーリングシステムを構成するデータベースサーバ以外のサーバにLinkexpress Replication optionを導入し、セットアップします。このサーバのことを連携サーバと呼びます。

  • 複写元システムにデータベースサーバと同じプラットフォームかつ同じビットアーキテクチャのアプリケーションサーバがある場合は、アプリケーションサーバにLinkexpress Replication option を導入することもできます。

  • DBミラーリングシステムを構成する各データサーバには、テーブルの更新差分を作成するために、Linkexpress Replication optionをインストールしておく必要があります。

  • Symfoware Serverの データベース多重化機能のサーバ切替えが発生すると、レプリケーションは、昇格してプライマリサーバとなったデータベースに再接続し、レプリケーション運用を継続することができます。

  • 連携サーバの故障などでレプリケーションサービスの停止した状態が続くと、更新差分のログが複写元データベースに蓄積されるようになるため、複写元データベースのテーブル空間の配置先ディスクが枯渇します。その結果、DBミラーリングシステムの可用性が損なわれる場合があります。また、レプリケーションが停止するため、複写先システムに最新のデータが反映されなくなります。
    DBミラーリングシステムの可用性を維持し、常に最新のデータを複写先システムに供給するために、連携サーバはクラスタ構成とすることを推奨します。

  • Symfoware Serverの データベース多重化機能のサーバ切替えを自動で行いたい場合は、Mirroring Controllerをご使用ください。