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PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 4.3  導入運用手引書
FUJITSU Software

2.2.2 Oracle ソフトウェアのインストール/設定

Oracle ソフトウェアのインストールおよび設定について説明します。

注意

  • ここでは、Oracle ソフトウェアのインストールだけを実施し、データベースは作成しないでください。データベースは「2.2.6 データベースの作成/設定」で作成します。

  • Oracle ソフトウェアを共用ディスクに配置する環境では、ASM は未サポートです。ASM を使用する場合は、Oracle ソフトウェアを各ノードのローカルディスクにインストールしてください。

  • 1台のサーバーに複数の ORACLE_HOME を作成する場合 (複数の Oracle ソフトウェアをインストールする場合) は、それぞれ異なる Oracle ユーザーを準備してください。1つの Oracle ユーザーが複数の ORACLE_HOME を持つことはできません。

  • Oracle 11g R2/12c R1でASMを使用するためにOracle Grid Infrastructureをインストールする場合は、OracleユーザーとGrid ユーザーを分割してインストールしてください。この構成でのインストール手順については、「2.3.2 ASM(Automatic Storage Management)を使用する場合」を参照してください。

  • 第5章 留意事項」に関連情報を記載していますので、事前にご確認ください。

初期設定

インストール

Oracle ソフトウェアをローカルディスクに配置する環境の場合、Oracle ソフトウェアを各ノードのローカルディスクにインストールしてください。Oracle ソフトウェアのインストール手順は Oracle のマニュアルを参照してください。
Oracle ソフトウェアを共用ディスクに配置する環境の場合、“付録D Oracle ソフトウェアを共用ディスク上で使用する場合”を参照して Oracle ソフトウェアを共用ディスクにインストールしてください。

データベースは共用ディスク上に作成する必要があるので、インストール時には作成せず、共用ディスクのクラスタ設定が完了した後に作成してください (「2.2.6 データベースの作成/設定」で説明します)。

参照

詳しくは Oracle のマニュアル を参照してください。