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Symfoware Server V12.0.0  導入ガイド(サーバ編)
FUJITSU Software

4.2.5 イベントログに出力するための準備

イベントログにエラーログを出力する場合の準備操作について説明します。

イベントログにエラーログを出力する場合、前もってイベントソース名の登録を行ってください。

イベントソース名の登録を行わない場合、イベントログに出力されるメッセージの内容が不完全になることがあります。

以下のコマンドでは、イベントログが“Symfoware Server Open Interface”というデフォルトのイベントソース名で出力される場合があるため、あらかじめ、このデフォルトのイベントソース名を登録してください。

以下はデフォルトのイベントソース名で64ビット製品のDLLを登録する例です。

regsvr32  "c:\Program Files\Fujitsu\symfoserver64\lib\pgevent.dll"

マルチバージョンインストールの場合

同じマシン上にSymfoware Serverがすでにインストールされている場合は、レジストリエディタより以下のキーを検索し、登録されているDLLのパスを控え、その上で新たにデフォルトのイベントソース名でDLLを登録してください。

ここで控えたDLLのパスは、アンインストール時にデフォルトのイベントソース名を再登録する際に使用します。

Symfoware Server Open Interface

マルチインスタンスの場合

イベントログに出力するメッセージをインスタンスごとに識別できるように、ユーザが命名した任意のイベントソース名に対してメッセージを出力することができます。

以下はイベントソース名を“Symfoware Server inst1”として64ビット製品のDLLを登録する例です。

regsvr32 /n /i:"Symfoware Server inst1" "c:\Program Files\Fujitsu\symfoserver64\lib\pgevent.dll"

インスタンスごとにパラメタの編集が必要ですので、インスタンスを作成してから、“4.5.1 エラーログの設定”を参照して、設定を行ってください。

なお、WebAdminを使用した運用を行う場合には、本操作は不要です。

参照

イベントソース名の登録方法の詳細については、“PostgreSQL文書”の“サーバの管理”の“Windows における Event Log の登録”を参照してください。