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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.0.0 導入ガイド

4.2.2 機器への設定情報の決定

決定したネットワーク環境で利用する機器に対して、本製品で管理を行うために必要な設定情報を決定します。

参考

各機器を運用するために必要な情報には、本製品で管理を行うために必要な設定情報以外にも情報があります。

例えば、以下のような設定情報があります。

  • 各機器が出力するログ情報の保存・参照するために必要な設定情報

  • 各機器からの情報の退避・復元するために必要な設定情報

それぞれの機器のマニュアルを参照して、運用に必要な情報を確認してください。


4.2.2.1 管理サーバへの設定情報

管理サーバへ設定する以下の情報を決定します。

4.2.2.2 管理クライアントへの設定情報

管理クライアントへ設定する以下の情報を決定します。

4.2.2.3 管理対象のネットワーク機器への設定情報

ネットワーク機器へ設定する以下の情報を決定します。


管理用の設定情報

管理用として必要な設定情報を決定します。

事前設定用の設定情報

事前設定用として必要な設定情報を決定します。

参考

設定できる文字の種類と文字数は、ネットワーク機器によって異なります。

個々の設定情報については、上記の文字の種類や文字数の範囲で、ネットワーク機器の仕様に従って決定してください。

また、業務LANと管理LANの接続構成によって設定すべき情報もネットワーク機器の仕様に依存します。

ネットワーク機器の仕様については、使用するネットワーク機器のマニュアルを参照してください。


4.2.2.4 管理対象外のネットワーク機器への設定情報

管理対象外のネットワーク機器へ設定する情報を決定します。

図4.12 管理対象外の機器への設定範囲例


業務LANの設定情報

業務LANでユーザーによる事前設定が必要な設定情報を決定します。

管理LANの設定情報

管理LANでユーザーによる事前設定が必要な設定情報を決定します。

図4.13 管理LANのネットワーク構成

図4.14 管理LANのネットワーク構成(サーバとVMホストの混在)

4.2.2.5 管理対象サーバへの設定情報

サーバ機器へ設定する以下の情報を決定します。

注意

  • iSCSIで使用するIPアドレスはDHCPを使用せず、静的IPアドレスを使用してください。

  • iSCSIでマルチパス接続を構成する場合、各ポートのネットワークを分離してください。

    なお、インターフェースのセグメントや仮想スイッチもそれぞれ分離する必要があります。

  • 設定するIPアドレスは同一サブネットのIPアドレスを使用してください。


4.2.2.6 管理対象のブレードシステムのLANスイッチブレードへの設定情報

ブレードサーバの場合、LANスイッチブレードへ設定する以下の情報も決定します。

4.2.2.7 管理対象のストレージ機器への設定情報

ストレージ機器へ設定する以下の情報を決定します。

注意

  • iSCSIで使用するIPアドレスはDHCPを使用せず、静的IPアドレスを使用してください。

  • マルチパス接続を構成する場合、各ポートのネットワークを分離してください。

  • 設定するIPアドレスは同一サブネットのIPアドレスを使用してください。


4.2.2.8 その他の管理対象のハードウェアへの設定情報

その他のハードウェアへ設定する以下の情報を決定します。

その他のハードウェアは、"サーバ管理装置"、"電力監視デバイス"などがあります。