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SystemwalkerRunbook Automation V14g 運用ガイド

5.7 承認した伝票を確認する

ここでは、過去に承認した伝票の確認方法について説明します。

操作

  1. グローバルナビゲーション[案件管理]をクリックします。

  2. 見出しエリアに表示されている案件管理各機能から、[検索]をクリックします。コンテンツエリアに検索条件が表示されます。

    ⇒コンテンツエリアに各種検索条件入力ボックスが表示されます。

    各エリアの概要は以下のとおりです。

    種別

    項目名

    説明

    検索条件

    伝票名

    プルダウンメニューより、現在登録されている伝票名を表示します。

    • 全て

    • 各伝票名

    伝票状態

    プルダウンメニューより選択します。

    • 全て

    • 確定

    • 保存

    • 回覧中

    • 保留

    • 破棄

    • エラー

    期間

    範囲指定または単位指定(*ヶ月前~本日まで)を指定します。

    詳細条件

    フリーワード検索

    • 文字列を指定し、伝票項目を検索します。

    • 複数の文字列を指定したい場合は、カンマ区切りで指定します。

    • 複数の文字列を指定した場合は、各項目のAND検索となります。

    • 各指定文字列の前後の半角空白は取り除かれます。

    • 半角空白やカンマを条件に指定したい場合は、ダブルクォーテーション("")で括ってください。}

    • 検索対象となる項目の値に、指定された文字列が一部でも含まれていれば、条件一致とみなされます。項目の値が数値や日時の場合でも、文字列として条件検索します。

    構成情報検索

    構成情報検索の指定方法については、以下の[構成情報検索]を参照してください。

    起案者ID

    起案者IDを指定します。
    直接、起案者IDを入力するか、[参照]ボタンを押下し、検索結果からの指定が可能です。

    承認者ID

    承認者IDを指定します。
    直接、承認者IDを入力するか、[参照]ボタンを押下し、検索結果からの指定が可能です。

    [構成情報検索条件]

    項目

    指定内容

    検索条件

    条件種別

    選択したい構成アイテムの条件を指定します。
    以下の構成アイテム種別を選択することができます。

    • サーバ (LogicalServer)

    • サービス (Service)

    • ユーザー (User)

    • インストールソフトウェア (InstalledSoftware)

    • インストールパッチ (InstalledPatch)

    また、詳細な検索条件を指定したい場合は、以下の項目を選択します。

    • 条件式指定

    条件式

    条件種別が構成アイテム種別の場合は、条件式が表示されます。変更はできません。
    条件種別が条件式指定の場合は、条件式を指定できます。

    [表示名の絞り込み条件]チェックボックス

    検索結果をキーワードで絞り込む場合にチェックをオンにします。

    キーワード

    [表示名の絞り込み条件]チェックボックスがオンの場合に有効です。
    キーワードを入力します。大文字/小文字、半角/全角は区別されます。

    [キーワード一致条件]ラジオボタン

    [表示名の絞り込み条件]チェックボックスがオンの場合に有効です。
    キーワードの一致条件を選択します。初期状態では全体一致が選択されています。

    • 全体一致

    • 前方一致

    • 後方一致

    • 部分一致

    構成アイテム一覧

    ラジオボタン

    構成アイテムを選択する場合に、クリックします。

    表示名

    構成アイテムの表示名(nickname)を表示します。
    クリックすると、"6.2.4 詳細表示"を表示します。

    [決定]ボタン

    構成アイテム一覧の選択された構成アイテムを[検索条件指定]画面に設定して、画面を閉じます。

    [閉じる]ボタン

    構成アイテム一覧の選択状態を破棄して、画面を閉じます。

  3. 検索条件を入力し、[検索]ボタンをクリックします。
    ⇒コンテンツエリアに検索条件によって絞り込まれた検索結果一覧が表示されます。確認対象となる伝票の[履歴]の欄を選択します。

  4. 以下の画面が表示されますので、[現在位置]タブを選択します。

    なお、この画面では、実行が終了したUIアクティビティの一覧が表示されます。

  5. [現在位置]タブを選択すると、以下の画面が表示されます。

    [現在位置]に、運用フローが現在実行しているアクティビティ名が表示されます。現在実行中のアクティビティが運用操作アクティビティである場合、UIアクティビティとUIアクティビティの間にある矢印が青く表示されます。

    下図の例では、UIアクティビティ「申請を承認」と「作業結果確認」の間に配置されている運用操作アクティビティが現在実行中であることを表しています。

    伝票状態が「エラー」になっている場合は、以下の画面が表示されます。

    [現在位置]に、エラーになったアクティビティ名が示されます。運用操作アクティビティでエラーが発生している場合は、UIアクティビティとUIアクティビティの間にある矢印が赤く表示されます。

    下図の例では、UIアクティビティ「申請を承認」と「作業結果確認」の間に配置されている運用操作アクティビティの実行でエラーが発生したことを表しています。

    注意

    運用フローの状態がエラーになった場合、イベントログに異常の内容を表すメッセージが出力されている可能性があります。メッセージの内容を基に運用フローがエラーになった原因を取り除き、状況への対処を行ってください。

    イベントログに出力されるメッセージについての詳細は、“Systemwalker Runbook Automation メッセージ集”を参照してください。

    伝票状態が「破棄」になっている場合は、以下の画面が表示されます。

    注意

    運用フローの実行に失敗している場合に、伝票の状態が「破棄」となることがあります。

    イベントログに異常の内容を表すメッセージが出力されている可能性があります。メッセージの内容を基に運用フローの実行が失敗した原因を取り除き、状況への対処を行ってください。

    イベントログに出力されるメッセージについての詳細は、“Systemwalker Runbook Automation メッセージ集”を参照してください。

    注意

    運用フロー実行中に運用自動化サーバがダウンしたり、Systemwalker Runbook Automationの同梱製品が停止するなど、運用自動化サーバの環境にトラブルが発生した場合、運用フローの状態が異常になっている場合があります。

      例.運用フローの伝票状態が「回覧中」だが、運用フローの実行に失敗している

    このような状態になった場合には、運用フローの伝票状態を確認し、異常状態の運用フローを中止することで異常状態からの復旧を行ってください。運用フローの状態の確認および運用フローの中止の詳細については、“Systemwalker Runbook Automation 管理ガイド”の“伝票の処理状態確認”および“運用フローセットのテストでのトラブルシューティング”を参照してください。