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Systemwalker Centric Manager API・スクリプトガイド

7.2.8 発生イベントしきい値監視

機能説明

イベントを発生頻度で監視します。

通知イベントの発生頻度が単位時間と発生イベント数で監視しているしきい値に達しない間は、イベント通知を行いません。

サンプルスクリプトファイル

OS種別

格納場所とファイル名

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpsc\sample\scEventThreshold.swt

Solaris

/etc/opt/FJSVssc/sample/scEventThreshold.swt

Linux

/etc/opt/FJSVssc/sample/scEventThreshold.swt

HP-UX

提供なし

AIX

提供なし

編集可能な項目

プロシジャ名

プロシジャ名の規約に従い編集します。
必ずプロシジャ名の先頭文字は“Usr”にします。

単位時間

動作定義パート[単独定義型]の規約に従い編集します。
対象イベントの発生数のカウントを継続する時間を定義します。

発生イベント数

動作定義パート[単独定義型]の規約に従い編集します。
イベントの発生頻度のしきい値となる単位時間内で発生するイベント数を定義します。

しきい値超え通知イベントテキスト

動作定義パート[単独定義型]の規約に従い編集します。
イベントの発生頻度がしきい値に達したときに発行するイベントのテキストを定義します。イベントのテキストには、しきい値超えの状態が継続している時間とその間に発生したイベント総数を埋め込むことができます。

使用例

異常通知メッセージの中には、ネットワークの通信量のように一時的な負荷による通知メッセージは無視して、それがある程度継続して発生するようなときにだけ通知させたい場合があります。

下記の通知イベントが15分間に5回に満たない場合は、何も通知を行いません。

" ネットワークの送信伝送路使用率が、70 % を超えました。ノード=10.90.xxx.xxx)"

編集内容

[プロシジャ名]

set ProcName UsrNetBusy

[単位時間(分)の定義]

set Timer 15

[発生イベント数]

set EventCount 5

[しきい値超えイベントテキスト]

set OutText {ネットワークの伝送経路使用率超えが規定の回数を超えています。継続時間(発生イベント総数):%s}

※ %sは、しきい値超えの継続時間とその間の発生イベント総数に置き換わります。(hh:mm:ss (nnnnn))