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Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編

6.2 イベント監視の条件を設定する

サーバに直接接続して環境定義を行う場合

  1. [スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager]-[環境設定]-[システム監視設定]を選択します。

    →[システム監視設定[接続先設定]]ダイアログボックスが表示されます。

  2. 接続先のサーバの[ホスト名]、[ユーザ名]、[パスワード]を入力し、[OK]ボタンをクリックします。

    →[システム監視設定]ダイアログボックスが表示されます。

  3. [イベント監視の条件定義]ボタンをクリックします。

    →[イベント監視の条件定義]ウィンドウが表示されます。

  4. 定義情報を設定します。

注意

Server Core環境の場合

[イベント監視の条件定義]で以下のアクションを使用する場合、宛先にインストールオプションで[アクション実行]を選択した運用管理クライアント、またはクライアントを設定してください。

アクション

宛先を指定する項目

ポップアップメッセージで通報する

宛先リスト

音声で通知する

音声通知を実行するホスト

ポップアップメッセージ通知の設定方法については、“ポップアップメッセージで通報する”を参照してください。

音声通知の設定方法については、“音声で通知する”を参照してください。

クライアントで直接環境定義を行う場合

クライアントにイベント監視機能を選択インストールし、クライアントで発生するイベントを監視する場合は、以下の方法でイベント監視の定義を行います。

  1. Administratorsグループに所属するローカルユーザで、定義を行うクライアントにログインします。

  2. [スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager]-[環境設定]-[システム監視クライアント設定]を選択します。

    →[システム監視クライアント設定]ダイアログボックスが表示されます。

  3. [イベント監視の条件定義]ボタンをクリックします。

    →[イベント監視の条件定義]ウィンドウが表示されます。

  4. 定義情報を設定します。

UTF-8環境(UNIXシステム)でイベント監視の条件定義を行う場合の注意事項

イベント監視の条件定義のパターン

パターンごとに、イベント定義およびアクション定義を、どのサーバで何を定義するのかを表に示します。

  1. 業務サーバのメッセージを、運用管理サーバに直接通知して監視する

  2. 業務サーバのメッセージを、部門管理サーバを経由して運用管理サーバで監視する

  3. 運用管理サーバ自身のメッセージを監視する

  4. 運用管理サーバで受けたメッセージのアクションを、運用管理クライアントで実行する(UNIXの場合)

イベント定義のパターン

(a)

(b)

(c)

(d)

参照先

業務サーバ

ログの定義

×

-

監視ログファイルの

メッセージの定義

×

-

イベト監視の条件定義

アクション定義

×

×

×

-

アクョンを定義する

部門管理サーバ

ログの定義

×

×

-

監視ログファイルの設定

メッセージの定義

×

×

-

イベント監視の条件定義

アクション定義

×

×

-

アクションを定義す

運用管理サーバ

ログの定義

×

×

-

監視ログファイルの設定

メッセージの定義

イベント監視の条件定義

アクション定義

アクョンを定義する

運用管理クライアント

ログの定義

×

×

×

×

監視ログファイルの設定

メッセージの定義

×

×

×

×

イベント監視の条件定義

アクション環境

×

×

×

アクョンを定義する

○: 設定する(必須) △: 設定する(選択) ×: 設定しない
-: 関係しない

イベント定義のパターンの初期値については、“初期一覧”を参照してください。

監視するメッセージが同じであれば、運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバでのメッセージ定義は、同じ定義を設定します。

Systemwalker Operation Managerと同時に運用する場合

Systemwalker Centric ManagerをSystemwalker Operation Managerと同時に運用する場合、イベント/アクションの定義やアクション環境の定義は、[システム監視設定]ダイアログボックスから[イベント監視の条件定義]ウィンドウ、または[アクション環境設定]ダイアログボックスを表示して行います。

イベント監視の条件にアクション定義を行う場合

[イベント監視の条件定義]ウィンドウには、定義した内容が“メッセージを特定する条件”単位に一覧表示されます。

定義した内容は、イベント監視の条件定義一覧の上から下に順番に処理されます。

以下を考慮して、定義の順番を検討してください。

なお、[メッセージ監視アクション]の場合は、必ず、[上位優先]となり、上から順に“メッセージを特定する条件”を比較し、初めて一致した場合にアクションが実行されます。以降の定義は実行されません。