ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編

6.1.3 接続および動作の設定をする

接続の詳細を設定する

  1. [通信環境定義詳細]ダイアログボックスを表示します。呼び出し方法は、“[信環境定義]呼び出し方法”を参照してください。

  2. [通信環境定義詳細]ダイアログボックスの[接続]タブを選択します。

  3. 項目を設定し、[OK]ボタンをクリックします。

  4. [通信環境定義]ダイアログボックスで[OK]ボタンをクリックし、ダイアログボックスを閉じます。

  5. クラスタ運用している部門管理サーバにおいて待機系の定義を変更した場合、運用系で以下のコマンドを実行します。

    opaconstat -a

部門管理サーバや業務サーバが、連携製品であるETERNUS SF Storage Cruiserと同居している場合で、かつ、ETERNUS SF Storage Cruiserが通知するイベントを運用管理サーバで監視対象にしている場合、[接続詳細]ウィンドウの[中継機能]の[中継する]のチェックボックスは、チェックを入れた(チェックされた)状態にしてください。

動作設定の詳細を設定する

  1. [通信環境定義詳細]ダイアログボックスを表示します。呼び出し方法は、“[通信環境定義]の呼び出し方法”を参照してください。

  2. [通信環境定義詳細]ダイアログボックスの[動作設定]タブを選択します。

  3. 項目を設定し、[OK]ボタンをクリックします。

  4. [通信環境定義]ダイアログボックスで[OK]ボタンをクリックし、ダイアログボックスを閉じます。

  5. クラスタ運用している部門管理サーバにおいて待機系の定義を変更した場合、運用系で以下のコマンドを実行します。

    opaconstat -a

【UNIX版の場合】

[動作設定詳細]ダイアログボックスの[コマンドシェル]には、UTF-8固有文字、または、全角文字を指定すると、以下の現象となります。

UTF-8固有文字、および全角文字を含まないシンボリックリンクを作成して、それを指定してください。

メッセージ抑止の設定

一定時間内に同一のメッセージが複数発生した場合に、2つ目以降のメッセージを破棄する機能です。あるメッセージが発生した場合、そのメッセージが直前に発生した時刻からの経過時間が、抑止時間以内の場合に抑止します。

メッセージ抑止機能では一定時間(初期値:60秒)内に発生した100種類までのメッセージについて抑止を行います。一定時間内に100種類を超えてメッセージが発生した場合は、最新の100種類のメッセージについてメッセージを抑止します。

メッセージ抑止を行う場合、破棄するメッセージに定義している自動アクションも実行されません。

自動アクションの実行を抑止する場合、アクション抑止機能を使用します。アクション抑止では、複数のイベントがイベント監視の条件定義の同一条件で一致した場合、同じ内容のアクションが実行しないように抑止できます。ただし、アクション抑止機能は、メッセージ監視アクションについては対象外です。

同一メッセージに対する自動アクションの多発を防止し、自動アクションが発行するメッセージに対して、再度自動アクションが実行されることを防止するためにも、メッセージ抑止機能、アクション抑止機能を使用してください。

アクション抑止機能を設定する手順を、以下に説明します。

  1. [アクション環境設定]ダイアログボックスを表示します。

  2. [動作設定]タブを選択します。

  3. [アクション抑止]についての項目を設定します。

  4. [OK]ボタンをクリックし、ダイアログボックスを閉じます。

  5. クラスタ運用している部門管理サーバにおいて待機系の定義を変更した場合、運用系で以下のコマンドを実行します。

    opaconstat -a

メッセージ抑止機能が無効の状態でも、サーバ間のメッセージ通知を行う際に同一メッセージが抑止されている場合があります。

メッセージ通知では、[メッセージ送信先システム]の定義がループ構成の場合、通知されるメッセージがループしないように、メッセージを破棄する場合があります。下記の条件に一致するメッセージを下位サーバから受信した場合、システム間でループしているメッセージと判断し、受信サーバにて同一メッセージの始めのメッセージだけ監視します。そのため、通常の環境でも条件に一致するメッセージが発生した場合、同一メッセージは破棄されます。

[エラー種類未設定イベントの扱い]

種類が“なし”のイベントの場合、Systemwalker Centric Managerのバージョンレベルによって表のようにエラー種別から重要度が決定されます。

Systemwalker Centric Manager

[エラー種別]

[重要度]

V11.0L10以前

[エラー]

[最重要]

V12.0L10以降

[情報]

[一般]

また、Systemwalker Centric Manager V12.0L10以降の場合、種類が“なし”のイベントに対して、[エラー種別]、および[重要度]を変更することができます。