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Symfoware Server V10.0.0 セットアップガイド

1.3.3 環境変数の設定

RDBコマンドおよびmanコマンドを使用するのに必要な環境変数を設定します。

参照

クラスタシステムでの運用を行う場合は、“クラスタ導入運用ガイド”を参照し、環境変数の設定を行ってください。

SolarisSolarisの場合

  • 環境変数LANGに、以下のSymfoware/RDBのロケール(OSのデフォルトロケール)を設定します。

    • ja

    • ja_JP.PCK

    • ja_JP.UTF-8

    • C

    OSのデフォルトロケールと異なるロケールをLANGに指定した場合、RDBコマンドはエラーになります。なお、Symfoware/RDBやRDBコマンドが出力するqdgメッセージを英語で出力するには、環境変数LANGにCを指定してください。

  • ロケールを指定する環境変数には、LANGのほかに、LC_ALL、LC_MESSAGES があります。これらの環境変数が複数設定されている場合、LC_ALL、LC_MESSAGES、LANGの順で有効となります。

  • 環境変数PATHに/opt/FSUNrdb2b/binを追加します。

  • 環境変数LD_LIBRARY_PATH_64に/opt/FSUNrdb2b/libを追加します。

  • 環境変数LD_LIBRARY_PATHに/opt/FSUNrdb2b/libを追加します。

  • 環境変数RDBNAMEにRDBシステム名を設定します。ただし、RDBシステム名を付けない運用の場合は、本設定は不要です。

  • 環境変数MANPATHに/opt/FSUNrdb2b/manを設定します。

参照

アプリケーションを実行するのに必要な環境変数については、“アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編)”および“アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)”を参照してください。

LinuxLinuxの場合

  • 環境変数LANGに、以下のSymfoware/RDBのロケール(OSのデフォルトロケール)を設定します。

    • ja_JP.UTF-8

    • C

    OSのデフォルトロケールと異なるロケールをLANGに指定した場合、RDBコマンドはエラーになります。なお、Symfoware/RDBやRDBコマンドが出力するqdgメッセージを英語で出力するには、環境変数LANGにCを指定してください。

  • Cロケールを使用する場合は、環境変数LESSCHARSETに“utf-8”を設定します。

  • ロケールを指定する環境変数には、LANGのほかに、LC_ALL、LC_MESSAGES があります。これらの環境変数が複数設定されている場合、LC_ALL、LC_MESSAGES、LANGの順で有効となります。

  • 環境変数PATHに/opt/FJSVrdb2b/binを追加します。

  • 環境変数LD_LIBRARY_PATHに/opt/FJSVrdb2b/libを追加します。

  • 環境変数RDBNAMEにRDBシステム名を設定します。ただし、RDBシステム名を付けない運用の場合は、本設定は不要です。

  • 環境変数MANPATHに/opt/FJSVrdb2b/manを設定します。

参照

アプリケーションを実行するのに必要な環境変数については、“アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編)”および“アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)”を参照してください。


環境変数の設定例

以下にRDBコマンド使用時の環境変数の設定例を示します。

SolarisSolarisの場合
例1

bash、BシェルおよびKシェルの場合

$ LANG=ja ; export LANG   (注1)
$ PATH=/opt/FSUNrdb2b/bin:$PATH ; export PATH 
$ LD_LIBRARY_PATH_64=/opt/FSUNrdb2b/lib:$LD_LIBRARY_PATH_64 ;export LD_LIBRARY_PATH_64
$ LD_LIBRARY_PATH=/opt/FSUNrdb2b/lib:$LD_LIBRARY_PATH ; export LD_LIBRARY_PATH
$ RDBNAME=rdbsys1 ; export RDBNAME   (注2)
$ MANPATH=/opt/FSUNrdb2b/man:$MANPATH ; export MANPATH

注1) ここでは、Symfoware/RDBのロケールとして“ja”を設定しています。実際に設定するときは、対象となる環境に合わせて設定してください。

注2) ここでは、RDBシステム名として“rdbsys1”を設定しています。実際に設定するときは、対象となるRDBシステムのRDBシステム名を設定してください。

例2

Cシェルの場合

% setenv LANG ja   (注1)
% setenv PATH /opt/FSUNrdb2b/bin:$PATH
% setenv LD_LIBRARY_PATH_64 /opt/FSUNrdb2b/lib:$LD_LIBRARY_PATH_64
% setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FSUNrdb2b/lib:$LD_LIBRARY_PATH
% setenv RDBNAME rdbsys1   (注2)
% setenv MANPATH /opt/FSUNrdb2b/man:$MANPATH

注1) ここでは、Symfoware/RDBのロケールとして“ja”を設定しています。実際に設定するときは、対象となる環境に合わせて設定してください。

注2) ここでは、RDBシステム名として“rdbsys1”を設定しています。実際に設定するときは、対象となるRDBシステムのRDBシステム名を設定してください。

LinuxLinuxの場合
例1

bashの場合

$ LANG=ja_JP.UTF-8 ; export LANG   (注1)
$ PATH=/opt/FJSVrdb2b/bin:$PATH ; export PATH
$ LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVrdb2b/lib:$LD_LIBRARY_PATH ; export LD_LIBRARY_PATH
$ RDBNAME=rdbsys1 ; export RDBNAME   (注2)
$ MANPATH=/opt/FJSVrdb2b/man:$MANPATH ; export MANPATH

注1) ここでは、Symfoware/RDBのロケールとして“ja_JP.UTF-8”を設定しています。実際に設定するときは、対象となる環境に合わせて設定してください。

注2) ここでは、RDBシステム名として“rdbsys1”を設定しています。実際に設定するときは、対象となるRDBシステムのRDBシステム名を設定してください。

例2

TCシェルの場合

% setenv LANG ja_JP.UTF-8   (注1)
% setenv PATH /opt/FJSVrdb2b/bin:$PATH
% setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FJSVrdb2b/lib:$LD_LIBRARY_PATH
% setenv RDBNAME rdbsys1   (注2)
% setenv MANPATH /opt/FJSVrdb2b/man:$MANPATH

注1) ここでは、Symfoware/RDBのロケールとして“ja_JP.UTF-8”を設定しています。実際に設定するときは、対象となる環境に合わせて設定してください。

注2) ここでは、RDBシステム名として“rdbsys1”を設定しています。実際に設定するときは、対象となるRDBシステムのRDBシステム名を設定してください。